日本国内の受験で有利に!気軽に受けられる英語試験!
TOEICは、就職活動において大学生が取得する、あるいは社会人になってビジネスにおける英語力を証明する資格というイメージがあると思います。
しかし、そのような場面ではなく、中学の帰国子女受験の英語力の証明として使用できる場面もあります。
英検やTOEFLほど潰しはきかないものの、リーディングとリスニングの2科で受けられ、結果も合否ではなく点数で出るため、比較的気軽に受けられる英語試験です。
英検2級程度の実力があれば、かなり有名な高校や大学の応募条件をクリアできる場合もあります。ただし、本来アジア圏のビジネスマンを主な対象としている試験なので、小中高のお子様が受験する場合にはコツが必要です。また、TOEICの勉強で覚えた単語がニュースによく出てくるのでおもしろいと喜んでくれる生徒さんもいらっしゃいます。駐在先のお仕事で英語を使うお父様が、お子様のモチベーションのためにTOEICのスコアで勝負を申し込み、競い合いながらスコアを伸ばしているというラッキーな生徒さんもいらっしゃいます。
高校から起業コンテストなどに参加する米国式の教育に比べ、日本の教育は、社会やビジネスについて知る機会が少なすぎるというのが現状です。そのような状況で、大学受験のためにTOEICを一人で勉強していても埒が明きません。どんどん暗闇に落ち込んでいってしまいます。
TCK WorkshopでのTOEIC指導は、「小売り」「請求書」「在庫」といったビジネス固有の概念をいかに楽しく、生徒さんの興味を引きながら教え、応用が利く知識として身に着けてもらえるかを大切にしています。
TOEICで良い点数を取るための勉強は、受験を有利にすすめるというところだけにフォーカスされません。試験というくくりの中だけでのテクニック・知識ではなく、アメリカの大学やオフィスで繰り広げられているディスカッションにも応用できます。
合否ではなくスコアが評価となるテストでは、Listening・Readingともに対策をして総合的な英語力をつけていくことがスコアアップへの近道となります。TOEICテストで対策が必要な「Reading」「Listening」の2技能の対策法を紹介します。
Reading対策のためには、まずは単語をきっちり覚える必要があります。というのも、TOEICでは日本の大学受験の試験などで出題される単語の意味とは違い、「ビジネスシーン」で使用される単語の意味が出題されるからです。
日本の高校3年生レベルの英単語が理解できていないのであれば、まず大学受験用の単語帳を覚えていきましょう。
また、TOEICテストは改変以降、長文問題が難化傾向にあります。以前から「時間が足りなくて最後まで答えられなかった」という声は多かったのですが、文章自体が長くなり、速読力をかなり求められる内容に変化しました。
しかし、逆に言えば、速読力を身につける、あるいは文章の流れを予測するという力を養い、時間内にすべてを読むことができれば、Readingパートで450点以上は確実に取れるということになります。
Listening対策は、まず上述のReading対策で覚えていく単語の意味や文章把握力が要になってきます。
単語の意味や文章の内容が理解できなければ、選択肢の意味を理解できず、既に十分ある(あるいはこれから鍛えていく)リスニング力も無意味となります。
そして、「英語を聞き取る力」をどう鍛えていくかですが、はっきり言うと「どれだけ英語を聞き込むか」以外に効率の良い方法なんてありません。
「当たり前のことを言うな」とお思いかもしれませんが、「継続して本物の英語を聞き続ける」という王道こそ、Listening対策の要です。