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はじめにー英検準1級ライティング対策

英検準1級の出題では、お子様にとってはとても難しい、もしくは触れたことの少ないトピックが多く、それはライティングでも同様です。

ライティングでは、文章に入れるべき「ポイント」としてのキーワードが与えられるだけで、他に概念の説明などはもちろんありません。ですので、本番で自分の力だけでライティングに取り組めるよう、なるべく沢山の過去問を用いて様々なトピックの背景知識やアイディアに触れ、慣れながら学んでいきましょう。

今回は英検準1級ライティング対策として、2019年6月に行われた2019年度 第1回 英検準1級のライティングのTOPIC(トピック)の確認と、その回答の仕方を考えていきます。

2019年第1回 英検準1級ライティングTOPIC

早速ですが、以下の質問にどのように答えますか。

  • TOPIC : Do you think that Japanese consumers will buy more imported products in the future?
    POINTS: Globalization, Government policies, Price, Quality

どのように回答を考えるのか?

この回では「「日本の消費者は将来、さらに輸入品を購入すると思うか」という質問に上記の4つのポイントのうち2つを用いて意見を述べます。

Globalizationについて

ここ数十年でますますグローバル化が進み、人だけでなく物がまたいで国を移動するようになってきました。

それにともなって

  • 国際的な輸送費(transportation costs / shipping expenses)

が低下してきています。海外から物を買う場合には高額な輸送費がかかるのが大きな問題でしたが、これによって海外の商品が買いやすくなったと考えることができそうです。

また、個人レベルでもインターネットやメディア経由で海外の情報が入り、日本で売っていない海外の物を買いたい人も増えてきてるようです。

Priceについて

とはいうものの、輸入製品は以前から多くありました。それはどんなものかというと、日本で買うより安い物です。

日本はまだまだ働いている人に支払うお金である

  • 人件費(labor costs / personnel expenses)が高い

ということです。

それに対して、東南アジアなどには日本より人件費がかなり安く済む国があるので、その国で作った製品は日本製の物より安くなることが多いです。雑貨や洋服にアジアの国で製造されたと書いてあるのはこれに関係することが多いです。

また、食品でも日本より安価に生産されているものがあります。

例えば、アメリカ産の食品は安いことが多いですが、これは広大な土地で機械を使い、大量生産しているからです。一人当たりの生産量が多いので、人件費は安く済みますね。

Government policiesについて

このように海外から安い製品がたくさん入ってくるのは消費者にとってよいことである一方、よくない面もあります。

例えば、日本の物が売れなくなる可能性があるということです。

先ほど述べたアメリカの安い食品が無制限に日本に入ってきたら、日本の農家の方々は自分たちの商品が売れず、農業を続けて行けなくなります。

そこで政府はこのように自国の生産者の生活が守られるよう政策を打ちます。もっとも一般的な政策の一つは

  • 関税(tariff)

をかけることです。こうすることで、輸入するときに高い税金を支払う必要があり、海外の製品が入りにくくなります。

これによって、日本の生産者は利益がある一方で、この関税制度には批判も伴います。

まず、日本の消費者が高い商品を買うことになるということです。海外から安い商品が入ってこれば、進んでそれを選択したい消費者もいると思われますが、国内の生産者保護のためにその高い費用を消費者が負担するのは本当によいことなのかという批判はよく聞かれます。

Qualityについて

このように少し割高であることの多い日本製品ですが、たとえ海外の安い製品があったとしても日本製品を買いたいという人も多くいます。

このような人たちがあげるわけで最もよく聞かれるのが「日本製品は質がよい」ということです。

昔から日本製品の質のよさには定評があり、少しぐらい値段が高いのは当然と思っている人も多くいます。

ですので、輸入品が多く入ってきても、これからも日本製品を買い続けたいという人は多くいるでしょう。

しかし、最近は海外製品でも国外の高い質を求める消費者のためによい質のものも多く生産されているということも考えられます。

プロ講師の回答案を紹介!

さて、関連するトピックやキーワードに分けて詳しく説明していきました。 「プロ講師である私であれば、こういう風に回答案を考える!」という構成案を紹介します。

Agreeの場合の構成

Agreeの場合は、以下のような要点があげられます。

  • グローバル化が進み海外の製品が欲しいと思う人が多いので、これから輸入品は増える。
  • 海外製品は日本製品より安いことが多く、費用を安く済ませたいという人は海外製品を選ぶ。
  • 日本国内の生産者を守るという政策のもと消費者が高い料金を支払うことには批判があるので、日本政府は政策を変えるだろう。
  • 最近の海外の製品はどんどん質が高くなっているので日本の製品でなくてもよいという人は多くなっていく。

Disagreeの場合の構成

Disagreeの場合は、以下のような要点があげられます。

  • グローバル化が進み海外の製品が入ってきてことで、より日本の製品の良さを実感する人が多くなっているので、これからも日本製品を買う人が減らない。
  • 最近は日本の製品も安くなってきている。
  • 日本には国内の生産者を守るための政策があり、海外の製品は入ってきにくくなっている。
  • 日本の製品の質の良さは昔から定評があり、これからも値段が高くても買い続ける人は多い。

英検準1級ライティング対策(2019年第1回)のまとめ

英検準1級のライティング対策として、2019年第1回のトピックとその回答の構成案などを取り上げていきましたが、いかがでしたか?

英検の資格は、日本に帰ってきたときに英検準1級を受けるためにも、早めの準備をしていきましょう。2級や準2級から順を踏んで挑戦していくことも、問題や形式慣れのためにも大切です。

早めに英検の資格取得しておくことで、

  • 急な帰国になった場合でも焦らずに対策できる!
  • 対策のウェイトが大きくなる数学・国語に勉強時間を使える!

といったように、効率の良い受験対策を進められるようになります。

ただし、英検の内容は、2級以上にもなってくると大人でも慣れていないと難しいトピックも多いので、小学生や中学生には答えづらいものが多く、やはりご家庭だけで対策することは易しいことではありません。

私たちTCK Workshopでは、プロ講師が、小中学生のお子様を数多く英検合格に導いてきました。

わかりやすい例で、わかりやすい言葉で、日本語が苦手であってもお子様一人ひとりに合わせた指導で、お子様の帰国受験・英検対策をサポートいたします。

TCK Workshopでは、インターネットとコンピューターさえあれば、帰国生にぴったりな個別指導が可能になります。

  • どのような受験対策がいいのか。
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