TCK Workshop通信 Vol.3

2016年8月28日 小山田 眞美
自己紹介, 帰国子女, 海外経験, 留学

初めまして! この度、初めてTCK Workshopのブログに投稿させて頂きます、小山田眞実です。7月1日付にて入社し、気がつけばあっという間に夏も終わりに近づいて参りました。最近日本では台風の影響で、連日雨の日が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

早速ではございますが、ぜひこの場をお借りして、私自身のこれまでの経歴や入社の経緯について、ご紹介させて頂ければと思います。

初投稿にも関わらず、自分をさらけ出す様で大変恐縮ではございますが、ぜひお読み頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

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これまでの経歴
大学:DePauw University (米国インディアナ州)2014年卒業
専攻:Anthropology(人類学)
出身高校:青山学院高等部
海外滞在歴:米国ミシガン州(4歳~小2)、テネシー州(小3~中3)

海外滞在中の経験について
アメリカには合わせて10年ほど滞在しましたが、中西部にあるミシガン州、南部にあるテネシー州、という二つの異なる環境下で暮らしました。

ミシガン州においては、多くの日系企業が進出しているデトロイト郊外ということもあり、現地校、補習校共に日本人と接する機会が多くありました。通っていた現地校のクラスには必ず4,5人は日本人がおり、土曜日に開催される補習校においても、一学年6組、一クラス20人編成の規模の大きい学校でした。日本人コミュニティーが生活の中枢にありつつも、文化的、経済的に多様な人々と交流し、日々楽しく過ごしていました。

その後引っ越したテネシー州は対照的で、日本人が圧倒的に少なく、日本語を使う機会が激減しました。家では日本語、家の一歩外に出れば英語、という日常が私の中では当たり前となり、「いずれは帰国する」ということさえあまり意識していませんでした。近くに補習校がなかったため、毎週土曜日に、通信教育教材を通して国語や数学の指導を母から受けていました。

特にテネシー時代は、自分が日本人であるという自覚が薄れ、また、中学に進んでから1年ほどいじめの対象となり、無意識のうちに「私はアメリカ人でもないし、日本人でもない。。いったい自分は何なんだろう」と感じていたように思います。

そのような大変なこともありましたが、ミシガン、テネシー、それぞれにおいて濃密な体験を重ねることが出来、やはり海外で過ごした子供時代は、私の人格形成の土台であり、財産です。

帰国後の経験について
アメリカの中学校を卒業後、日本にようやく帰国し、地元の公立中学校に編入しました。木造2階建ての校舎、制服や上履き、教室の掃除、合唱の練習や文化祭、、最初は自分が慣れ親しんでいた学校とのあまりの違いにショックを受け、毎日家に帰ってから大泣きしていたのを覚えています。ただ、周りのクラスメート達に恵まれたのか、1ヶ月も経てば毎日が楽しく、「まみちゃん、昔からいるみたいだよね」とクラスメートに言われるほど、かなり周りに馴染んでいたように思います。

高校受験においては、特に塾には通わず、帰国時から約半年間、帰国生入試に備えました。受験準備においては、現地校での成績や活動についての自己アピール、小論文と面接対策のみに集中しました。今思い返せば、当時TCK Workshopのような学習支援サービスがあればどんなに助かったか(特に筆記試験の準備や心構えなど)、、と身に染みて思いますが、結果的に現地の生活での頑張りが認められ、日本の高校に進学出来たのはよかったと思います。

その後、晴れ晴れ入学した高校ですが、勉強面において苦に思うことはあまりなかったものの、人間関係において悩むことが少なくありませんでした。特に文化祭の委員や運動部に所属していたとき、上下関係やけじめ、暗黙の了解がいまいち理解出来ず、周りに溶け込めないまま、大変苦労しました。当時は、よく音楽鑑賞やアメリカ時代の親友との週2、3回のメールのやり取りに逃げ場を求め、特に高1、高2の大部分は日々もがきながら学生生活を送っていました。

精神的にきついことが多かった高校時代ではありましたが、数少ない親友や、後にアメリカ大学進学の支援をして頂いた奨学基金との縁があり、あの頃があったからこそ、今の自分があるとしみじみ思います。

大学進学〜卒業後について
元々は日本の大学進学を目指しておりましたが、その傍らで受験した公益財団法人グルーバンクロフト基金の奨学生選抜試験に合格し、推薦されたデポー大学に進学しました。リベラルアーツ大学という部類の、学部教育に熱心な私立大学に通い、大学4年間においては、世界中からの学生や教授陣と同じ屋根の下で生活を共にし、親しい関係を築くことが出来ました。また、そのような国際色あふれる環境の中で、「自分」をしっかり確立し、初めて「自分は自分でいいんだ」という確信を得ることが出来ました。

大学卒業後は、日系メーカー企業で1年半働いた後、教育に携わりたいという学生時代の強い思いから、TCK Workshopにお世話になることになりました。今後は、これまでの学生時代と社会経験を生かし、異文化で育つ皆様と共に成長して行ければと思います。どうぞよろしくお願いいたします!

TCK Workshop入社の経緯
私自身、4歳から中学卒業まで、米国に滞在したTCKであり、日米双方において教育を受けてきました。その過程で、楽しいことはたくさんありましたが、時には険しく辛く感じる道のりでもありました。このような経緯から、似たような境遇で育ち、悩みを抱えているお子様に、少しでも学習面、精神面において支えられる存在になりたいと思い、TCK Workshopに入社いたしました。今後は、異文化の中で暮らす皆様の学習サポート(主に授業や教材開発)を通じ、より皆様の実体験への理解を深め、真のTCK教育者を目指すべく頑張ります!

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まだまだ入社してから日が浅く、学ぶことが山ほどありますが、ぜひ皆様と共に学び、成長して行ければと思います。

引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。