TCK Workshop通信 Vol.5

2016年9月11日 田中 隆介
算数, 数学, 受験, 勉強

こんにちは、TCK Workshopの田中です。日ごろ、帰国されて受験を目指す生徒さんの算数や数学の指導を担当しております。

「算数が苦手だ、嫌いだ」というお子さんのほとんど全員が「計算ができない、あるいは遅い」ということにも悩んでいます。逆に「計算は得意だけれど、算数が苦手」だというお子様にはほとんど出会ったことがありません。

計算力は算数・数学に取り組む上での「言語」のようなものですので、計算力をおろそかにしたままだと、算数・数学に対する苦手意識はとれず、苦手意識が取れないままだと、いつまでも苦手は克服できません。

算数・数学が苦手だというお子さんは、まずは計算練習を徹底的に実践する必要があります。計算力は語学力と同じで、一朝一夕には身につくものではありません。練習量を積むことによってしか、数字の感覚や加減乗除の感覚はつかめません。

逆に練習量を積むことで小数や分数の掛け算、割り算の感覚も知らず知らずのうちにイメージとして理解できるようになるのです。

算数の勉強に関しては、何をおいてもまずは計算の練習から始めるのが得策です。「計算をいくらやっても、受験には通用しないのでは?」と思われるかもしれません。しかし、計算力は文章題の基礎にもなります。計算が少しでも弱ければ、文章題も結局は解けるようになりません。

言葉がわからず、文章が読めるようにならないのと同様です。算数が苦手教科であればとにかく計算を磨くところからはじめるしかないのです。

短い限られた時間の中で正答率を高く保たなければならない厳しい入試において受験特有のスキルや考え方は必要になってきます。

日々の授業ではこういった内容ももちろん扱いますが、計算力を重視しながら、そして何より算数・数学は楽しいな、と思ってもらえる瞬間を少しでも持ってもらえるように世界中で頑張る生徒さんたちと授業を続けていければと思います。