TCK WORKSHOPではAvanced Placement(AP)の学科のサポートをしております。
アメリカ現地校をはじめ世界50カ国のインターナショナルスクール・ボーディングスクールに通う生徒達の指導実績があります。日本のインターナショナルスクールはもちろん、一条校に通う生徒達へのAP対策実績も豊富です。
TCK WORKSHOPの授業を受けるメリットとは
- 自分の状況と目標に合わせた授業が受けられ、科目1つからでも受講OK
- 英語による指導も可能
- AP指導経験が豊富なプロ講師の授業が受けられる
- 自分がAPを履修した現役大学生講師の授業が受けられる
- 履修選択、進路相談が常時オンラインで面談が受けられる
- 現役大学生講師が担当する場合も、プロ講師が教育相談担当として講師およびご家庭をサポートする体制
- 無料のトライアルレッスンがご受講できる
岡留 智史 先生
TCK Workshopで指導実績のある科目
- English Language and Composition
- English Literature and Composition
- Macro Economics
- Micro Economics
- Calculus AB
- Calculus BC
- Physics 1
- Physics 2
- Physics C
- Chemistry
- Biology
- Statistics など
APのサポートとは?
授業はどう進めるんですか?
基本的には学校でのAPの授業は手厚く行われていることがほとんどです。授業についていけていないのであれば、学校の授業のペースに合わせてキャッチアップを優先します。
学校の授業はついていけているのですが、テストでは点数が取れないみたい…
点数が取れていないのならば、「ついていけていない」と認識することが重要です。APのテスト形式になれていない、問題演習が足りていない、深く理解が出来ていないなど原因は様々ですが、テストやクイズでちゃんと点数が取れてこそ、ついていけている状態となります。APはそう簡単ではありません。早めの対策は重要です。
具体的なテスト対策は何をすればよいのでしょうか?
とにかくTheoryをまず丁寧に理解することです。Past Examsを重点的に練習することを推奨します。Collegeboardにも沢山のリソースがあります。APはWorkbookも豊富に存在しています。Youtubeでビデオも見つかります。重要なのは、「誰に」教わるかです。良い先生をつけてピンポイントでテスト対策をすることがscore 5の最短経路となります。
先生達はどんな先生ですか?
TCK Workshopでは、APを経験した先生もいれば、APの学科指導経験が豊富なプロ講師などもおります。いずれの場合もご予算やお子様のご都合に合わせて講師を紹介させて頂きます。
長期休暇中だけの利用なども可能ですか?
はい。もちろんです。特に夏休みは短期集中でAPの予習のご依頼を多くいただきます。夏休みの集中講座は混みあうため早めにご相談を頂ければと思います。
履修相談などもしてくださいますか?どの科目を取ったら良いのか本人が困っている様子です。
はい。履修相談は毎年多くのご家庭に対して実施しております。特に理数系科目をどれにするか、よくあるお悩みですね。学科の中身や難易度など、本人の適正に合わせて履修をどのようにするかなど、専門の相談員がつきますので、是非お問い合わせの上ご相談ください。
指導ケースを紹介!
弊社のプロ講師陣が実際に指導してきたケースを、お子様の状況と合わせてご紹介いたします!
Calculus AB の最終スコア 5!
プレミアム講師
岡留 智史
相談内容 | 最終試験の対策 |
開始時期 | Grade11 の3月ごろ |
提案 | 未学習トピックの先取り学習とPast Paperでの演習 |
授業頻度 | 週2回 60分(プレミアム講師) |
成果 | Calculus AB の最終スコア 5! |
Calculus ABの特徴はなんですか?
1年間の微積分に特化した数学で日本における理系数学にあたります。高度な計算力や数学力が求められる一方、トピックが微分と積分の2つしかないので、文系の生徒や数学が得意でない生徒からも広く履修されていて、APの理系科目のなかで一番受講されていると言われています。
Calculus AB対策を始めるにはどれくらいの数学力が必要ですか?
Precalculusで好成績をおさめていれば十分チャレンジできるレベルです。計算機をよく使いますが、試験では使えないところも4-5割あるので高い計算力が求められます。
Calculus ABの対策では、どんな指導をするのですか?
まずシラバスや学校の教科書に従って、1つずつのトピックについてレクチャー形式で解法を指導していきます。この科目は自分の手を動かしとにかくたくさん問題を解いておくことが重要なので、教科書の問題に加えPast Paperを授業中と自習で解いてもらいます。試験は選択式と記述式の2つのパートに分かれています。どちらかのパートが苦手であればそちらを重点的に対策します。記述式の問題はCollege Boardにたくさんありますが、選択式の問題が公開されていないので、ワークブックなど他の教材を用いてトレーニングしていきます。
こちらの生徒様が目標達成できたポイントは?
依頼があった時点で計算が得意でスムーズにCalculus対策に移れたことに加え、学校の成績も優良でした。このため、先取りの過去問演習に余裕をもって取り組むことができました。
English Language and Composition の最終スコア 5!
プレミアム講師
水田 早枝子
相談内容 | 日本の高校からアメリカの大学に出願するため、なるべくGPAを高くしたい。 学校ではAP Englishがなかったので自分で対策したい。 |
開始時期 | 5月のAP最終試験の1年半前 |
提案 | APの前にTOEFLで基礎固めをしてAP対策に移行 |
授業頻度 | 週2回 60分(プレミアム講師) |
成果 | 最終スコア 5! |
AP Englishの特徴はなんですか?
AP EnglishはLanguage and Composition(L&C)とLiteratureの2種類があり、L&Cは主にノンフィクション、Literatureはフィクションを扱っています。L&Cは受験者数が全AP科目(38科目)の中で最も多いと言われていて人気の科目ですが、非ネイティブが外国語として取り組むにはかなり難しい内容になっていて、日本から海外大学を目指すような英語の得意な生徒でも歯が立たないこともあります。このような場合は無理にEnglishを取らずに他の文科系科目であるEconomicsなどを取ることも検討するとよいと思います。ただ、AP Englishの内容に対応できないからといって、それだけで留学に行けないような英語力であるということは全くありません。
AP試験は日本でも受けられるのでしょうか?
AP試験は日本でも受けられますが、認定された高校でしか受験できません。受験できるのはアメリカ系カリキュラムを採用している学校が多いです。AP試験を実施している学校に受験のための席を確保してもらうよう依頼を出すことになりますが、この依頼はなるべく早い方がよく、公式のCollege Boaardの受験受付締め切りよりもそれぞれの学校の締め切りの方が早いことも多いので注意が必要です。
AP English対策を始めるにはどれくらいの英語力が必要ですか?
L&Cは英語における国語の扱いで、ネイティブが大学の国語で学ぶような内容になっています。成績は3/5以上が合格になり、試験では高度なノンフィクションの内容に対する選択肢と3つのエッセイの問題に取り組みます。このため、単なる生活のための英語ではなくより高度なものが要求され、対策を始めるには英検1級・TOEFL iBT 100・CEFRA1レベルの英語力が必要です。
AP Englishの対策ではどんな指導をするのですか?
内容は歴史上の特定の文脈で書かれたフィクション(出兵前の日記など)で、筆者の意図を考えたり、特定の感情を引き出すような表現や単語がどれかを指摘したりと、単に文学を味わうだけでは足りず、深く分析することが求められます。そして、この分析はポエムのように全てを言葉で表さない作品の欠落している部分を補完していくようなものともまたちがうということも意識しておく必要があります。
テクニック面では、読解における修辞表現(オノマトペ・比喩・婉曲表現など)をおさえて文中で見つけられるようにしていきます。このときに筆者がどのような意図を持ってそのようなものを使っているかを分析することも重要です。
エッセイ対策はどのように指導するのでしょうか?
エッセイはある特定のトピックに対して賛成・反対を述べたりする一般的なものも含まれますが、AP English以外のエッセイなら十分な内容でも、AP Englishにおいては分析があまりに一般的な立場であったり、特定の意見にただ賛成するだけであったりするとよい評価が受けられない傾向になるので、あえて一般的でない意見を議論に取り入れたりと工夫する戦略を取っていきます。
初めはこのようなことを自分一人で行うのは難しいと思うので、講師が手本となるようなものを提示することもあり、そのあとは一緒にどのように読者の関心や深い分析を引き出していけるかを考えていきます。
こちらの生徒様が目標達成できたポイントは?
海外の大学に進学したいという明確な目標があり、学校外で自分で取り組まないといけないという自己管理の重要性も理解していました。APの前にTOEFLを使って基礎力を高める時間があったのもよい影響を与えました。TOEFLのエッセイとAP Englishのエッセイはまったく同じではありませんが、基本的なエッセイスキルが抜けていると、どれだけ高度なものを学習しても身に付きにくいので、やはり、難しいことを学習するときは焦っていきなりそれに着手するのではなく、基礎固めからすることが大切で、このための時間を確保できるようなスケジュールを組むことが結果を左右すると思います。
APとは?
APとは「AP(Advanced Placement)」と呼ばれる北米の高大接続のための早期履修プログラムです。学校によって提供している科目はまちまちですが、一般的には広範囲に渡る科目をRegular(通常のクラス)、Honors(成績が良い生徒が履修するクラス)レベルよりさらに難しい大学入門レベルの授業を履修することになります。学校の授業として履修するため、一年を通した履修が通常で、一年間の学内のパフォーマンスはGPAに反映されます。その際に、GPAは1.5倍換算がされるため、APの授業で好成績を修めると全体のGPAを引き上げてくれる、所謂GPAブーストが可能となります。また、1年の最後に(8,9月始まりの学校であれば5月に)外部の試験を受験することになります。これはSATを主催するColleboardが同様にして統一試験として運営管理しています。ここでの成績は5段階で評価され、最上位成績であるScore 5が取れると大学の単位として認定されるため、大学の学費削減にもつながったり、大学出願時の学業の達成のアピール材料になる他、奨学金の申請時に有利に働くことがあります。このような理由でAPを履修する生徒の数は年間で世界で120万*にも上り、一人が3,4科目の履修をするため400万を超えるAP Examsが毎年行われています。
*https://newsroom.collegeboard.org/student-advanced-placement-participation-and-performance-increase-over-last-ten-years
APは高校生になってから早ければGrade 9から履修ができるものがあります。学校によってはAPの履修に制限をかけたりすることもありますが、特に北米のアメリカ大学進学を考えているinternational studentsは9年生~12年生までに3科目から多くて8科目といった科目を履修します。なるべく多くのAP科目にチャレンジしたい場合は履修選択が非常に重要になります。学校で決められたcurriculum path(学校によって決められた履修順路)やprerequisite class(APを取る前に終わらせていないといけない単位)があるため、それを見越して9年生から12年生までにどのような順番でどのようにAPを履修していくのか、を計画しなければなりません。また、大学進学において意味のあるAP科目なのか??についてもPersonal Statment(志望動機や将来のゴールを記す大事な出願書類の一つ)を意識して検討しなければなりません。安易に「成績が取りやすいから/簡単だから」だけで選んでも進学においては好材料にはならないことに注意をしましょう。
APをサポートする日系の塾は数は多くはありません。英語だけでなく、数学や理科もサポートできる塾はなおさら少ないです。また、海外滞在が中学生以降であったり、高校から留学を始めた、といった生徒であれば日本語優位である可能性が高いため、日本語、英語両言語で理解を深める必要があります。TCK Workshopはこのような生徒を創業来ずっとサポートし続けている実績と経験があります。履修相談や日常的な学習補習については是非一度ご相談ください。