イギリス系インターで採用されている高難度の卒業資格!
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IGCSE対策コースを受講された生徒の声をご紹介。
初めてTCKで授業を受けたのはYear 10で IGCSE First Language Japanese を受験したときです。採点基準などが分からず不安があったため受講しましたが、毎週1時間の授業を3ヶ月受けた後無事A*を取ることができ、またTop in Chinaの賞も頂くことが出来ました。
学校の試験担当の先生からはFIRST LANGUAGEの難度が高いことを指摘され準備不足を懸念されたりもしましたが、そのことで一層先生と息子のモチベーションが上がり、後半は先生手作りのハイレベル問題にも取り組み、目標にしていたA+を取ることが出来ました。
「IGCSE」とは(International General Certificate of Secondary Education)の略で、イギリスのカリキュラム「GCSE」の国際基準のカリキュラムになります。よって、イギリスの学校で採用されている「GCSE」と似ている部分はありますが、微妙に違う点もあります。それを紹介してきたいと思います。
「GCSE」とは、イギリスの高校生のための資格で、「英国義務教育修了資格試験」と呼称されます。イギリスにおける11年間の義務教育を修了する全ての学生が取得する資格で、16歳の時、つまり学齢ではYear11(日本でいうところの高校1年生)に最終評価が決定します。
GCSE取得後は「GCSE A-Level」か「IBDP(国際バカロレアディプロマ)」を取得し、大学に出願しますが、大学進学へのルートは様々です。就職に強い学校に行くのか、名門といわれる大学にいって研究に勤しむのか、その選択は、実はこのGCSEの成績次第で決まってしまいます。
どんな成績をとっていても、大学受験時の試験をパスできればOKな日本の受験と比べると、かなり意識を高くもって学習をしていかねば、自分の希望の進路に進めなくなってしまう、かなり厳しい教育システムになっています。
日本の中学校の学習科目は両手で数えることができる数ですが、GCSEの科目数は、細かく分けるとかなりの数があります。その中から自由に選択できる科目もありますが、もちろん絶対に履修しなければならない必修科目もあります。
必修科目は「英語」「数学」「サイエンス」の3つで、その他のカテゴリから最低3科目を履修する必要があります。
選択科目についてですが、言語(フランス語、スペイン語、ドイツ語など)、歴史、地理、アート、写真、PE(体育)、音楽、ビジネス、フードテクノロジー、デザインテクノロジーなど多種多様です。このカテゴリーから選択したい科目を選んでいくのですが、学校によっては主要科目は取るように指示されることが多いので「言語」「歴史」「地理」から履修することが多いです。
さて、本題である「GCSE」と「IGCSE」の違いですが、「IGCSE」は「インターナショナル・スクール生を対象にした「英国の義務教育終了資格試験」なので、実技試験などを受けずに履修することが可能という点が「GCSE」との違いです。
たとえば、「英語」では、古典を履修しなくても良い構造になっており、数学に強いアジア人インター生にはハイスコアが取りやすくなっています。
そして、学習する内容は、英語を母国語としない生徒向けに作られており、さらに「GCSE」よりも高度である、という点も違いの一つです。
こういった背景もあり、イギリスの学校でも、進学実績を重視する学校では「IGCSE」が採用されており、アジア圏のインターナショナルスクールでも採用実績は高くなっています。
1〜9までのスコアで評価されます。9が最高スコアで、1が最低スコアです。下記は2015年から2018年までのスコア分布になります。
履修開始から試験まで2年間の勉強期間がありますが、GCSEは「Math」「Science」の科目に力を入れているので、難関名門大学を目指すなら文系でも理系科目の成績は重要視されます。
GCSEの評価分布(%) | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
年 | スコア | ||||||||
9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | |
2018 | 7.0 | 14.7 | 21.8 | 23.8 | 15.2 | 8.5 | 4.5 | 2.7 | 2.2 |
2017 | 7.1 | 14.2 | 20.6 | 23.5 | 16.8 | 9.3 | 4.7 | 2.3 | 1.5 |
2016 | 6.5 | 14.0 | 21.4 | 25.0 | 16.9 | 8.3 | 4.2 | 2.1 | 1.6 |
2015 | 6.6 | 14.6 | 22.1 | 25.7 | 16.4 | 7.6 | 3.7 | 1.9 | 1.4 |
数学やサイエンスのように最終試験でスコアが決まる科目もありますが、「コントロールドアセスメント」と呼ばれるコースワークや各モジュールが終わった時点での評価の一部が最終スコアに反映される評価方法をとっている科目もあります。英語やアートが「コントロールドアセスメント」に当てはまります。
近年は、コントロールドアセスメントでの評価よりは、最終スコアで評価するような傾向になってきているようです。
また、GCSEには、独自の再評価システムである「リマーク(Remark)」と「リシット(Resit)」があります。
リマーク(Remark)は「評価に納得がいきません。採点をもう一度やり直して下さい。」と採点者側に要求することです。
GCSEには、日本の正誤問題のような問題でなはく、記述問題が多いので、もう一度、採点のやり直しを要求することでスコアが上がることもあります。ただし、逆に下がることもあるので、リマークするかどうかの采配は難しいです。
リシット(Resit)は、IB(国際バカロレア)のリテイク(Retake)と似ている制度で「翌年試験を再度受けること」です。
試験結果が自分の予想よりも悪かった場合、もう一度試験を受けることができ、1回目と2回目のスコアを比べ、良いスコアを採用してくれます。SATのSuperScoreと似ています。必修科目である「英語」「数学」「サイエンス」のスコアが悪いのであれば、リシットしたほうが賢明です。