知らなかった…海外在住でも英検は受けられるの?
海外在住中の英語学習生活を過ごす小中高生の方々、そしてご家族の皆様にとって、「帰国子女枠で受験したいけれど、英検はどこでどう受けるの?」という疑問は、次第に大きくなる不安ではないでしょうか。たとえば、こんな声を耳にすることがあります。

日本に一時帰国しないと受験できない

海外では選べる会場が限られているらしい

受験料が変わると聞いて、不安
というように、情報が交錯して混乱しがちです。特に駐在生活中の多忙なスケジュールでは、「いつ日本に帰れるか分からない」「せっかく英検準1級を狙っていても後回しになりがち」と感じるご家庭も多いことでしょう。
さらに、英検が英語力の証明として帰国子女枠の出願条件に組み込まれている中学校や高校もある中、適切な回でスムーズに受験できるかは非常に大切です。現地校の課題やクラブ活動と並行して準備するには、日程や会場について確かな情報が欠かせません。
また、帰国後すぐに結果が出るのか、面接を日本で受けられるのかといった疑問も多く、「このままでは、入試に間に合わないかもしれない」と焦るご家族もいらっしゃるのではないでしょうか。英検の受験機会を逃さず、安全に申し込み、確実に受験対策をしたい。そんな声に応える形で、この記事がお役に立てましたら幸いです。
「私も同じだった…」帰国子女ママのリアルな不安
実際にTCK Workshopに寄せられたご相談からも、多くのご家庭が同じ悩みを抱えています。たとえば、インター校に通う中学1年のAさん(仮名)のママは、「日本に帰るたびに慌ただしく英検の申込や面接日程を調整していた」と振り返ります。
また、高校1年生のBくん(仮名)は、帰国後すぐ英検CBTを受験しましたが、「日程が合わずにエッセイ練習ができなかった」と苦笑い。その一方で、「CBT方式で土日に完結できたおかげで、夏休み明けの入試準備にもすぐ取りかかれた」と成果を実感したとの声もいただいています。このように、帰国スケジュールと英検受験のタイミングのマッチングは、多くのご家庭にとって悩ましい問題でした。
さらに、複数級の受験を望むご家庭では、「現地では1~3級しか対応していない会場しかなく、準2級で手間取った」という具体的なエピソードもあります。同時に、共通して感じられたのは「英検合格への決意」と「情報不足による不安感」です。
これらの体験からも、海外在住の帰国子女が英検をスムーズに受験するためには、会場選び、CBT方式の活用、日程調整などのスケジュール計画が不可欠であると私たちは強く感じています。
【まずは知っておきたい】海外在住でも安心!帰国子女の英検受験完全ガイド
この記事の中心となる解決策をご紹介します。海外在住でも安心して英検を受験できる方法を、次の3つのポイントで詳しく解説します。
- 受験形式を選べば日程や面接の心配が激減
まず、英検には「従来型」と「S-CBT(Computer-Based Test)」の2種類の方式があります。従来型は一次と二次(面接)が別日程・別会場で行われ、帰国日程が合わないこともありますが、S‑CBTは土日に4技能すべてを1日で受験できるため、渡航や帰国スケジュールとの調整がしやすいのが最大のメリットです。さらに、S‑CBTでは同一回内で最大3回受験できるチャンスもあり、慌ただしい中でも再挑戦の安心感があります。
【深掘り解説】
S‑CBTのメリット・デメリットを整理
S‑CBTは「1日完結」「PC慣れしている子ならスムーズ」「週末受験可能」というメリットがある一方、PC画面に慣れていないと長文読解やマーク操作に苦戦することもあるため、慣れる練習が重要です。 - 海外には公式&準会場が複数あり
海外ではニューヨークやロサンゼルス、ホノルルなどの本会場に加え、現地の日本人学校や塾が主催する「準会場」もあります。準会場は、団体申し込みにより会場代が抑えられるため、受験料も1,000~2,000円ほど安くなる傾向があります。また、ニューヨークなど主要都市では1~3級が受験可能で、準2級や2級を目指す帰国子女にとっても選択肢が広がります。
【深掘り解説】
会場選びと受験料の工夫
個人申込の場合本会場が基本ですが、学校や塾、日本人学校が団体申し込みをする準会場の場合、料金が抑えられるケースがあります。また、アメリカでは、日本会場での受験より5,000〜7,000円高い傾向があります。そのため、受験日・受験場所も予め想定した英検スケジュールを立てられるとよいでしょう。 - 申し込みから面接まで、手続きの流れを把握して安心!
2025年度第1回検定の海外一次試験日は5月31日(土)で、本会場・準会場ともに同日程で実施されます。申し込みは3月24日から個人・団体ともに開始され、CBT方式の場合は「申込みの3週間後に結果がわかる」ケースもあるためスケジュールに余裕が持てます。面接(二次試験)もA日程として帰国後すぐの7月6日(日)に設定されており、帰国スケジュールとの相性が良いのも魅力です。
【深掘り解説】
申込手順とスケジュール管理
日本英語検定協会の海外用申込ページで、必要事項を記入しクレジットカードで支払い、受験票を入手します。帰国タイミングに合わせて面接日程(A日程・B日程)を設定し、帰国後二次試験を受ける流れが一般的です。TCK Workshopの無料相談では、帰国日程をお気軽にご相談くだされば、最適な受験回を一緒に考えることも可能です。
【TCK Workshopだからできる】オンライン英検対策&サポート体制
TCK Workshopでは、帰国子女の英検受験に特化した指導を行っております。
一次試験対策:リーディング・リスニング・ライティングにおいては、英検公式ガイドラインに基づいた出題形式の分析と合格に必要な読解・語彙パターンを絞り込み、読解問題やエッセイライティングの演習を中心に学習を進めます。
さらに、二次試験対策:面接スピーキングでは、実際の面接と同じ形式で練習を行い、録音・録画してフィードバック。過去の帰国子女合格者からのフィードバックや定型質問の対策をもとに、英検面接官が見たいスピーキング強化を支援いたします。
TCK WORKSHOPでは、帰国子女経験者またはネイティブ同等の英語力を持つ講師が多数在籍し、豊富な指導経験があります。常に最新の英検変更情報に対応し、課題分析から本番まで一貫したサポート体制を提供しています。
こんなご家庭に特におすすめ
特に効果を実感しやすいのは、次のようなご家庭です。
まず、海外で長期滞在していて帰国日程が未定のご家庭には、S‑CBT形式が合っています。土日で1日完結でき、何度かチャレンジできますから、スケジュールの柔軟性が魅力です。次に、2級以上を狙う帰国子女の受験生には、リーディング・エッセイ・面接まで全スキルを網羅したTCK Workshopの一貫指導が有効です。
また、日本帰国直前に英検を受けなければならない状況のご家庭では、「申し込み方法や面接調整が分からない」「帰国後すぐ対策したい」といった悩みが多いです。TCKでは無料相談で「帰国直前でも確実に受けられるプラン」を提案し、安心感を提供いたします。
【今がチャンス】無料相談・体験授業・特別講座で一歩踏み出そう
まずは、TCK Workshopの無料学習相談にお越しください。オンラインで現在のお子様の英語力・受験予定・帰国スケジュールなどを伺い、最適な英検回や受験地、S‑CBTか従来型かなどを一緒に考えます。不安な細かな点も丁寧にお話させていただきますので、「このままでは合格に間に合わないかも…」と感じている方にこそおすすめです。
次に、無料体験授業では実際に模擬問題を解いた上で授業を受けていただき、お子様一人ひとりの強みと弱みを的確に分析し、英検日に併せた残り期間で弱点強化などの集中対策をご提案することが可能です。
さらに、特別講座としては「英検ライティング添削講座」もおすすめです。こちらは、英検エッセイパートを集中強化する講座で、生徒さまが書いたものをコメント付きでフィードバックし、実践的な演習ができる内容となっています。対象は2級以上を目指す小中高生で、論理的な文章力を身につけることができるため、海外在住でライティングに自信を持ちたい方には特におすすめです。