MENU
海外・帰国子女向けオンライン家庭教師 TCK Workshop TCK教育通信 TCK BLOG

指導を通して感じた想いやお役立ち情報を皆様にお届け致します。

はじめに

この記事を書いた人
岡留 智史 TCK Workshop プレミアム講師

大学生時代から始めた家庭教師が天職だと感じ、国内の受験指導に加えてインターナショナルスクールに通うお子様の理数専門家庭教師として十数年に渡り指導を続けている。

編入試験にはやむを得ない事情が付き物です

ほとんどの場合は突然決まった緊急帰国。本来はもう少し海外に残るはずだったのに、突然帰国しなければならない…。

そんな時に運が悪くもお子様の年齢が受験年次ではなかった場合は基本的には帰国先の学校への編入を余儀なくされます。

既に長く滞在されており日本の教育システムから長期間に渡り離れていて帰国をそもそも想定していなかった場合、日本語の危うさもある中で本当に受験の準備なんてできるのだろうか…と心配になってしまいます。

中学編入試験の準備は学校探しから

まずは、受け入れ校についてですが、こちらは例えば日本私学教育研究所が随時転編入情報を随時更新しています。東京だけでなく、全都道府県の各局ホームページへのリンクがありますので、帰国先の該当地域のものから転編入実施校の一覧などが確認できます

他にも、JOBAさんなどが学校情報についてはまとめています。

中学編入試験 試験内容は?

やはり一番気になるのが試験です

ほとんどの場合試験科目は英数国となります。

どんな内容でどんな難易度なのか。情報がない状態から対策なんてできるのか。

例年数多くの転編入試験対策をサポートしている我々がどのように対策を打っているのかをご紹介させていただきます。

情報については学校に直接問い合わせに尽きます。先輩やご友人で実際に転編入で受験されて合格された方などの話が聞くことができればベストですが、それを探している時間が勿体ないので、すぐに問い合わせです。

学校にまず絶対に確認すべきことは3つ!

  • まず、帰国時期に転編入の枠があるのか。
  • 事情を伝え自分の子供に受験資格があるのか。
  • 試験科目については、どの程度まで理解できていれば良いのか。

この3つは必ず確認しましょう。枠があり受験資格があることが最低条件です。 試験科目については、大体の学校が「中学〇〇年の〇学期までの内容がわかっていれば大丈夫です。」といったような答えが返ってきます。

ここからが重要です。

この時に、「学校で使用している教科書や副教材」と「学年学期ごとのカリキュラム」です。遠慮なく聞けるものは全部聞いてしっかりとメモをとっておきましょう

使用する教材で大体の難易度が想定でき、カリキュラムで試験範囲がほぼ確定します。また、中学校の場合は中学入試時のときの偏差値や試験問題で、入学後に求められるレベル感がおおよそ想定できるのです。

それがわかれば、具体的に国語や数学など問題集を使って必要な部分までひたすら演習をしておけば試験の準備ができます。

学校の成績はどれくらい重要?

目立った粗が無ければ問題ありません。正直、海外の知らない学校の成績表がいくつだとか日本の担当者の方が見ても何も得る情報はありません。目立った欠席日数や単位を落としているなど、そういったものがなければ特に合格を大きく左右するものではありません。志望理由や当日の試験そして面接でほぼ合否が決まるとお考え下さい。(合否を決める側の気持ちになってみれば当然ですよね。)

編入試験は帰国生入試より難しい!プロに頼もう!

突然の帰国に伴う編入であれば準備期間も短いことが普通ですから、一人で自宅で対策が少しでも心配であればすぐにプロにお願いすることをお勧めします。我々のようにある程度試験内容が想定できる人たちに尽くすべきかと思います。

突然来るかもしれない帰国に備えて

さて、「いつ来るかわからない帰国のために、どの程度日本の勉強は維持ししたほうが良いのか?」という質問はよく頂きます。これはお子様の個々の状況によって出すべきアドバイスが180度変わることもあります。

理想的には学年相応の学力と日本語力は付けておく必要があります。特に数学においては中学までの学習は日本語で学んでいても全く損にはなりません。国語でいえば中学校までの漢字は読み書きできていたいところです。

中学校の学習内容はびっくりするほど多くはありませんから、毎週少しずつ時間を作って補習を受けるだけでも積み重ねれば、それをしなかった子達と比べると全く出来上がりが異なります。

また、日本人として将来少しでも日本で生活をする、働くといった可能性があるのであれば、やはり日本語維持や日本語での教育はした分だけ必ず財産となって返ってきます。この恩恵は恐らく大学生、いや、社会人になってから実感することでしょう…

お問い合わせ