• 「急に主人の帰任が決まって、本帰国することになりました。日本の学校に戻る準備は何もできていないけれどどうしよう…」
  • 「コロナの影響でずっとオンライン授業になり、まともに学校生活が送れていない。こんな状況なら日本に帰った方が良いのでは…」

など、事情は種々あれど、急に帰国が決まった際に、みなさんがお悩みになられる学期・学年途中からの編入学。

今回はもしもの時に備えた学習の進め方や、実際に中学・高校に編入学する際に必要となる手順や知っておきたい対策についてお話ししていこうと思います。

帰国子女編入試験で求められること

編入試験で求められる試験は基本的には「英語・数学・国語」の主要3科目と「面接」です。

帰国編入試験の科目
  1. 英語・数学・国語の3教科
  2. 面接(日本語か英語、もしくは両方)

もちろん試験スタイルは学校それぞれなので、受験を検討される学校の受験要項はよくご確認いただき、場合によっては学校の先生に直接お話をお伺いしながら、情報収拾には努めていただければと思いますが、編入試験で問われるのは「編入後、その学校の学習にきちんとついていけるかどうか」ということです。

そのため、多くの学校では英語、数学、国語の主要3科目の学科試験を課し、さらにその内容は入学したい学年の生徒たちが受ける中間試験や期末試験などの定期考査レベルが一つの目安となります。

あらかじめ学期・学年途中での帰国の予定がわかっており、かつ編入したい学校も明確な場合は、その学校のカリキュラムを確認しながら、どの程度まで学習しておくべきかを把握して学習を進めておくべきでしょう。中高一貫校の場合だと、中2編入でも中学3年生までの内容が問われたり、中3編入で高校生内容までが問われたり、と先取りして学習する必要がありますが、これも学校の進度で判断していきましょう。

また、どれくらい難しいことまでやるか、という点については普段その学校でどのような教科書や問題集を利用してお勉強しているかをリサーチすることで解決します。学校の先生にお伺いすれば基本的には教えていただけるので、「何で勉強すれば良い?」とお考えのかたは、その学校で利用している教科書やテキストをベースに考えてみてください。

上記のように、編入試験で求められることは「日本の学校にキャッチアップできるかどうか」ですので、いずれ日本に帰国して、日本の学校で学校生活を送ろうと考えている人はいずれは通らなければいけない学習になります。

実際に弊社では編入試験では不合格になってしまったけれども、編入試験で学んだことがそのまま活きて高校受験でその高校に合格できた、というような生徒さんもいます。

急に帰国が決まってしまった場合で、十分な準備ができていない場合は、期限が目前に迫った編入試験で求められているレベルまで学力が間に合わないこともあるでしょうが、そこで出来る限り、キャッチアップするつもりで取り組むことで、前述したような高校受験での逆転もありえます。

帰国編入試験のすすめ
  • 編入試験で求められていることは「学校の進度についていけるかどうか」
  • 中高一貫校の場合は通常よりもかなり早いペースで学習が進んでいることもある
  • 学校で利用している教科書や参考書を使って、カリキュラムに沿った学習を進めよう
  • 編入試験に向けた学習は高校受験のベースにもなる!

帰国子女編入試験の学校探し & 試験対策

まずは前提として、4月入学用の入試の方が受験の選択肢は広がります。ご帰国の時期をある程度のコントロール出来るのであれば、中学受験や高校受験に向けて準備することももちろんご検討ください。

受験校の選定

どうしても編入学の必要がある場合は、編入試験情報が一覧でまとまっているサイトを利用しつつ学校選びをしていくことも重要ですが、学校のHPに記載がない場合でも編入学が可能なケースも多々ありますので、編入試験の場合は、気になる学校には個別にアタックしていきましょう。

受験方式の決定

前述した通り、試験形式は「英語・数学・国語 +面接」で行われるのが主流ですが、中には「英語Essay + 面接」で受験できる学校もあります。日本の学習は間に合わないけれども、どうしても編入したい、というような場合には、そのよな試験方式を取り入れている学校の中から選びましょう。

試験対策

いざ受験校が決まったら、試験対策!となるのですが、編入試験は過去問題がほとんど手に入らないのが難しい問題です。前述した通り、試験では直前の定期テストの範囲から出題されることが一般的なので、学校の教科書や参考書を利用しながら対策を進めましょう。

学校探し&試験対策のポイント
  • 編入試験は受験と比べると選択肢が少なくなる!受験したい学校は直接問い合わせを!
  • 「英語・数学・国語 + 面接」が主流。学校の進度や難易度に合わせた対策を!

さいごに

さて、今回は編入試験をご検討されるにあたっての心構えをまとめてみました。とはいってもいつ帰国が決まるかわからないのが海外駐在されている皆様にとっては悩みの種かと思います。

  • いつ帰国が決まっても良いように今からどのような学習を進めておくべきか
  • 急な帰国が決まってしまった場合、どのような戦略で学習を進めていくべきか

など編入試験にまつわるお悩みやご相談は、数々の編入対策を手がけてきたTCKWorkshopの講師陣にぜひお任せください。

学校選びから学習サポート、試験対策まで一貫してサポートいたします。