はじめにー成蹊中学について

成蹊中学校(以後、成蹊中学)は、57年間帰国生を受け入れ続けている学校です。

個性の尊重、自立と自律を大事にする共学の中高一貫校であり、帰国生や留学生を今もなお、大勢受け入れています。

成蹊では、長い間の受け入れから、帰国生に対して様々なサポートをする国際学級ができているのは不思議ではありませんね。

今回はその国際学級についてより詳しく説明し、

成蹊中学

  1. 国際プログラム
  2. 大学進学実績
  3. 入試情報

についてまとめて紹介していきます!

成蹊中学の国際プログラム-国際学級とその4つの特徴

まずは、成蹊中学国際プログラムから詳しくみていきましょう。

1964年に設置された成蹊中学国際学級の制度では、帰国生の受け入れとして、生徒がはじめの中学1年の1年間、国際学級で学びます。中学2年生になると、一般クラスになります。

国際学級にいても、中学1年から学校の行事などは一般学級と同じなので、学級関係なく、中学2年生になってもすぐに仲良くできるようになっています。

国際学級には大きく4つ特徴があり、帰国生にとって、たいへん魅力的なものだと思うので、 どのようなものか、より詳しくみてみましょう。

日本の学習への適応教育

帰国生として心配なことは多くあると思いますが、 日本の教育についていけるのか、という不安は大きな心配の一つだと思います。

成蹊中学ではそのような生徒のために、 15人といった少人数で、安心して学校生活を送れるようにしています。 少人数で学ぶことによって、クラスに置いていかれることのなく、 一人ひとりの学習にしっかりと目をむけてくれるような教育になっています。

特に、十分に海外で学べなかったであろう国語科目はより丁寧に深く学び、中学2年では一般生とあまり差ができないようにしているのではないかと思います。

他の帰国生とのコミュニティ

帰国生としての経験や不安やモヤモヤは一人で抱えていると、場合によってはとてもストレスが多くなります。

成蹊中学は帰国生が多いからこそ、コミュニティでそのような体験を共有できます。

また、多様な国から帰国した生徒がいるため、自分が住んでいた国以外についても知ることができ、国際性豊かな環境で学ぶことができます。

英語特設クラス

国際学級は中学1年で終わりますが、中学2年と3年では、国際学級出身者

  • 「帰国生英語特設クラス」

で英語の授業を受けられます。

希望生のみの受講になりますが、英語をより上達したいと思う方は、このクラスを受けると良いですね。日本にいながらも他の帰国生と英語を学べるのはとても大事なことだと思います。

なお、一般学級にいる帰国生がこのクラスに入りたい場合は、テストで判定されます。

高校では、この「帰国生英語特設クラス」は無くなりますが、英語の授業(数学も)は習熟度別に分けられているので、自分にあったレベルで英語を維持・向上できます。

再度受け入れ

最後の特徴として、成蹊中学は帰国生のご家庭の事情を充分理解しているため、もしも日本に帰国し入学後、また親の仕事などによって海外に行くことが可能性としてあり得ることを想定し、再度受け入れ制度(テストあり)を設けています。

このような制度があると、安心して受験できると思います。

成蹊中学の豊富な国際交流プログラム

次に、成蹊中学豊富な国際交流プログラムを確認していきましょう。

成蹊中学は、国際交流プログラム専用のパンフレットが設けられるほど、多くの海外研修留学制度が整っています。

10種類ほどあるため、今回はその中の3つを紹介します。

セント・ポールズ・
スクール長期留学
アメリカのニューハンプシャー州のパブリックスクールに1年間通います。全寮制のため、アメリカでの寮生活を味わいながら、多くの友達を作ります。
ケンブリッジ大学夏期短期留学3週間、高校1年〜3年は、ケンブリッジ大学のサマースクールで英語を学びながら文化や社会についても学習します。大学生と交流し、講義、作品鑑賞など、多くのアクティビティを通してイギリスでの大学生活が体験できます。
カリフォルニア大学
デービス校春期短期留学
2週間、アメリカでホームステイをし、「英語でキャリア」といったプログラムを体験します。UCDに通い、高校生と交流、プレゼンテーション、企業訪問などをする機会があります。

他にも、国内のイングリッシュシャワープログラムや、スウェーデンやデンマークへの短期留学などもありますので、ぜひパンフレットをご覧ください。

成蹊中学1年間留学生の受け入れや、ホーストファミリー募集、短期留学生の受け入れなどもしているため、学校に通っていると、多くの国際的な人と交流することができます!

パンフレットは、こちらからアクセスできます。

成蹊中学の大学進学実績

では、成蹊中学大学進学実績を確認してみましょう。

偏差値が52-57の大学合格実績は以下の通りでした。

2020年の卒業生数は317名でした。

()内は現役

成蹊大学内部推薦114名
東京大学4名(2)
国公立大学36名(18)
早慶上理ICU145名(110)
GMARCH112名(81)
医学部医学科27名(15)
歯・薬・獣医学部20名(12)
看護・医療・養護教諭系11名(7)
海外大学4名

内部推薦として、多くの生徒が成蹊大学に行きます。

成蹊大学への推薦入試の条件として、成績と出席の基準を満たすことです。

80-85%の生徒がこの基準を超えているらしく、もし成蹊大学に進学したい方は、成蹊中学から通うととても有利ですね。

東大に合格している生徒もいますし、早慶上理ICUに145名も合格しており、 とても高い大学合格実績となっています。

海外の大学アメリカだけではなく、ドイツなどの大学にも合格しています。

具体的には、

  • ハンガリー医科大学
  • ドレスデン工科大学
  • バイロイト大学
  • アマースト大学

に合格した生徒らがいます。

海外大学にも興味がある方はもちろん、興味のない方も選択肢が広がったのではないかと思います。

成蹊中学の受験情報

最後に、成蹊中学の帰国生の受験情報を確認しておきます。

成蹊中学は、帰国生が受けられる入試が3種類ほどあります。

一般入試の帰国生枠国際学級入試、そして9月編入の国際学級入試です。

一般入試「帰国生枠」

資格:海外(現地校、日本人学校、またはインター)在住1年以上

試験科目

試験科目国語(50分)
算数(50分)
面接(本人のみ)

国際学級入試 4月入学

資格:海外(現地校またはインター)在住2年以上

試験科目

試験科目国語(50分)
算数(50分)
英語(50分)
面接(本人のみ)

国際学級入試 9月編入

資格:海外(現地校またはインター)在住2年以上

試験科目

試験科目国語(50分)
算数(50分)
英語(50分)
面接(本人のみ)

資格についてより詳しくは募集要項をご確認ください。 成蹊中学に限らず、帰国生資格では基本的には、帰国後2〜3年と設定している学校が多いです。

一般入試と国際学級入試の違いは、海外での学校が現地校、インター、日本人学校かです。 日本人学校に通った方は、一般入試の帰国生枠の資格があるため、受験できますが、 国際学級入試インターか現地校に通った生徒のみの募集なため、ご注意ください。

国際学級に入りたい方は、国際学級入試の4月か9月を受験する必要がありますね。 英語はできるとしても、国語と算数も同じ100点分しっかりと出題されるため、対策が必要です。

成蹊中学のまとめ

成蹊中学はいかがでしたか?

今回は成蹊中学国際学級、国際理解プログラム、大学合格実績、そして入試情報について紹介しました。

成蹊中学を受験したいと思っている方は、どの入試方式を選んでも問われる国語と算数の対策がとても大事になってきます。