「英語の成績はいいのにIGCSEではつまずく」そのギャップの正体
海外現地校やインター校に通うお子様をお持ちの保護者様から、よくいただくご相談の一つが

英語は得意なはずなのに、IGCSEの英語で点数が伸びないんです
という声です。
英語圏で暮らし、日常生活も英語。学校の成績表でも英語は高評価。しかし、いざCambridge IGCSE Englishを受けてみると、Readingの内容一致問題やWritingのエッセイ評価で「予想外の低評価」が返ってくる。これは決して珍しいことではありません。
さらに理系科目では、

数学や理科は得意だったのに、IGCSEでは記述式の減点が多い

記号で答えていたものが、論述に変わって対応できない
という声も。IGCSEが求めるのは“英語ができる”ではなく、“英語を使って論理的に思考・表現できる力”なのです。
保護者様としては、「今のままで大丈夫?」「帰国後の受験に使えるの?」という不安が募るばかり。特に英語科目は、First Language, Second Language, Literatureの違いも複雑で、「うちの子はどれを選べばいいの?」と悩む方が非常に多いのが実情です。
「英語圏で育ったのに…」親子で戸惑ったIGCSEの壁
アメリカ現地校に通っていたKさん(中学3年)は、英語でのコミュニケーションに全く問題がなく、校内成績でもオールAに近い評価を取っていました。しかし、Cambridge IGCSE English as a Second Languageを受験した際、「予想より2グレードも低い評価」に。
特にライティングとリーディングの論述問題で減点され、母語話者ではないにもかかわらず、ネイティブレベルの構成力や文法精度が求められていたことに戸惑いを隠せませんでした。
Kさんの保護者の方は「日常会話では困らないから安心していた。でもアカデミックな英語となると、使う力が全然違った」と振り返ります。実際、IGCSEは英語での“学術的な記述力”を要求しており、論理の組み立てやパラグラフの展開など、日本の中高生にも難易度が高いとされるスキルを中等教育段階で評価します。
IGCSE対策の鍵は「科目選択」「論理構成」「演習量」
- 自分に合った英語科目を選ぶ
Cambridge IGCSE Englishには、First Language English、English as a Second Language、Literature in Englishの3種があります。それぞれ目的と評価軸が異なるため、自身の英語力と将来の進路に照らし合わせて選ぶ必要があります。
First Languageは英語を母語とする生徒向けで、表現力・構成力・語彙力など非常に高い水準のスキルが問われます。一方、Second Languageは非母語話者向けですが、近年ではその難易度も上昇し、学術的なエッセイやレポート構成力が必須です。Literatureは詩や戯曲、小説を分析し、作者の意図を読み解く力を問うため、言語センスだけでなく「文芸的素養」も求められます。
- 論理的な構成力をトレーニングする
ReadingやWritingで求められるのは、単なる“答え”ではなく、根拠に基づいた論理展開です。たとえばエッセイでは、イントロダクション→ボディ→結論という明確な構造がなければ高評価は得られません。University of Cambridgeの教育ガイドラインによれば、IGCSEで高評価を得るためには“structured argument”が不可欠とされています。
このためには、「論点を一つに絞る」「理由と具体例を交える」「段落構成を明確にする」など、日本語でも難しい論理展開を、英語で行う訓練が必要です。
- 過去問演習と個別添削の徹底
Cambridge IGCSEは年に複数回実施されるため、過去問を活用することが非常に重要です。特にリーディングとライティングは設問パターンに慣れることがスコアアップへの近道。実際、Cambridge Assessment International Educationも、試験対策として”familiarity with assessment format”の重要性を強調しています。
さらに、自分の答案をプロに添削してもらうことで、「何が足りないのか」「なぜ点が伸びないのか」が具体的に分かります。これは独学では得にくい客観的な視点であり、成績向上には欠かせないステップです。
海外でも、日本でも。どこにいても繋がるIGCSEサポート
TCK Workshopでは、IGCSEに特化した個別指導を提供しています。生徒一人ひとりの英語背景や目標に応じて、First Language/Second Language/Literatureのどれが最適かをカウンセリングで明確化し、選択後はそれぞれの評価基準に沿って体系的に指導します。
特に注目したいのは、添削指導の質の高さです。TCK WorkshopではCambridgeの採点基準を熟知した講師陣が、「構成・語彙・文法・表現」の各項目に対して明確なフィードバックを返します。生徒は自分の課題点を可視化でき、短期間でのスコア向上を実現しています。
さらに、理系科目(Math, Scienceなど)のIGCSE指導にも対応しており、「英語だけでなく理数科目も英語で解くのが不安」という悩みをトータルでサポート可能です。すべてオンライン対応なので、どこにいても質の高い指導を受けられる点も、帰国生家庭には大きなメリットです。
こんな方にこそ、今すぐ始めてほしいIGCSE対策
特に、以下のようなお子様やご家庭にTCK WorkshopのIGCSE対策は効果的です。
- 英語での日常会話は得意なのに、IGCSEの英語ライティングでは点が伸びない
- First Languageを選んだけれど、思ったより難しくて失敗だったかも…と不安を感じている
- 理数科目も英語で解く形式に慣れていない
- 帰国受験にIGCSEを使いたいけど、今の成績で大丈夫か不安
海外滞在歴が長く、英語には自信があるはずなのに「試験となると点に繋がらない」—そんなギャップに悩んでいるご家庭にこそ、体系的な対策と客観的なフィードバックを得られる環境が必要です。
「今からでも間に合う」— 無料相談から始める安心の第一歩
「うちの子、今のままで大丈夫?」「First Languageを選んだけど合ってる?」「このまま帰国受験に進んでいいの?」そんな不安をお持ちの保護者様に、まずご活用いただきたいのがTCK Workshopの無料教育相談です。カリキュラムの選び方、科目変更のタイミング、成績の評価基準まで、IGCSE指導に精通したスタッフが丁寧にご相談を承ります。
また、体験授業では、実際の指導を通じて「今のレベルでどれくらい通用するのか」「どんな指導が合っているか」を確認することができます。
このまま見過ごしてしまえば、英語力はあっても「試験で結果が出ないまま帰国受験」というリスクも。しかし、今ならまだ間に合います。まずは無料相談で、お子様に合ったIGCSE対策の第一歩を踏み出してみませんか?