プロフィール
奥野大輝/Daiki Okuno
入社4年目
トッププロ講師 管理担当
小・中学生:英語・国語・算数/数学
高校生:英語・現代文
英検・TOEIC・TOEFL
入社までの経緯について教えてください
僕は生まれも育ちもずっと日本だったのですが、一度くらいは海外に行ってみようと思いアメリカの大学院へ進学しました。修士課程修了のタイミングでTCK Workshopとご縁があり、もうすぐで入社4年目となります。メインの業務は経理・人事業務など後ろ側で会社を支えるものです。講師として担当している科目は英語がメインで、志望理由書、現地校サポート、たまに国語を教えています。
僕はアメリカから帰ってきてから就活を始めたのですが、ちょうど帰国した時期がコロナ真っ最中だったのでオンライン上で就活をする必要がありました。そのような中、Wantedlyで英語や留学といったキーワードで検索をかけ、TCK Workshopを見つけて僕から応募しました。僕自身は帰国子女ではないのでまさか雇われるとは思っていませんでしたが、代表の岡留や水田からは教えた経験や帰国子女など表面上のステータスは気にしておらず、会社を大きくする上でも大変な時期を一緒に過ごしていける人を探していると言われました。応募をしてから3週間くらいで入社が決まり、 最初は部屋も決まっていない状態で大阪のAirbnbから東京のAirbnbに引っ越しをしました。
TCK Workshopを選んだ決め手は何ですか?
決まったことをこなしていくのではなく、若い組織で試行錯誤していく方が自分にあっていると思ったからです。大きい会社は制度やシステムが充実していて、その環境を活かして仕事をできることはとても素晴らしいことだと思いますが、逆に決まりきったことをやらなければいけないことも多いのではないかと思い、僕は飽きやすい性格なのでそれを続けていくことはできないだろうと思いました。TCK Workshopは会社もスタッフも若く、一緒に新しいものを創っていこうという雰囲気があるので、それを気に入っています。
TCK Workshopの持つ魅力は何ですか?
まだ組織が若いこともあって自分の意見を反映させやすいことだと思います。もちろん組織なので守らなければいけないルールはあり、なんでも好きに自由にというわけにはいけません。それでも使いにくいシステムがあれば、「じゃあ新しいものを導入できるか考えようか」とすぐに検討に入ることができます。会社の効率性やスタッフの働きやすさのためにその場で提案を検討するというスピード感がTCK Workshopにはあります。
入社後苦労したことややりがいは何ですか?
組織が若いことは自由であり、それはとてもありがたいことなのですが、やはりシステムが整っていなくて、何か早急に対応しないといけない事案が発生して、なんとか期限に間に合わせるということが何度かありました。幸い僕は徹夜で仕事をしたことは一度もないのですが、それでもToDoリストの期限にヒヤヒヤすることはあり、これは大変なことだと思いました。システムを整えることはすぐに売り上げに直結するわけではないのですが、だからといって後回しにしてよいわけではないですし、その場で手をつければ、その先で会社やスタッフのためになるので、大切な仕事だと感じています。裏側の仕事は会社の外側の人への大きなアピールになるわけではないですが、会社の将来を見据え、長期的な目線で仕事をしていけるというやりがいがあります。
指導面では、個別指導なので集団授業より個別対応しないといけないことがいろいろあります。残念ながら教育だからといって、いつも穏やかな雰囲気で生徒と楽しくお話しているだけというわけにはいきません。TCK Workshopでは決まったカリキュラムはなく、自分で計画を作成して授業を行います。生徒の前ではいつも通りに振る舞っていても、裏側では何名もの生徒の進捗を管理し、進捗度に合わせて計画を変更したり、使う教材を検討したりと、取り組まなければいけないことはいろいろあります。オンラインとはいえ1対1の関係なので、そのあたりをいい加減にしておくとすぐに相手にばれてしまいます。授業カリキュラムなどにも自由さが現れていますが、自由でいられるということは自分で業務に取り組み、自分で改善していくことが求められるということなので、ただマニュアルに従っていれば1日を終えられるということがないという面では大変なことでもあります。
それでも個別なので集団では丁寧に教えられないことも根気強く教えられるというメリットがあります。僕の生徒様で小学生なのに時事トピックをしっかりおさえてとても内容の素晴らしいエッセイを書いてくれる子がいました。ですが、3人称単数のsをつけ忘れるというような基本的な文法ミスが直らないという時期が長く続き、僕もどうしようかと頭を抱えていたのですが、授業中に見直しをする習慣を一緒に身につけていき、最終的には文法ミスの壁を乗り越え、競争率の高い中学校に合格しました。この合格自体も嬉しいことですが、僕はその子があきらめることなく自分のミスに向き合い、成長した姿を(オンライン越しですが)間近でみられたことがより嬉しく感じました。
今後の課題や目標について教えてください。
管理部に配属になったのは2年目です。TCK Workshopはグループ会社の1つで、人事・経理業務を本社に大きく依存している現状があります。人事・経理業務はとても複雑で負担の大きい業務なので、このようなことを代わりにしてもらえることはとてもありがたいことだとは思いつつ、自社でこのような業務が完結できないことはこれからの成長を阻害することだと感じ、今後はTCK Workshopで完結するようにと計画を立て、業務を引き継いでいる段階です。これは大きな決断ですが、これも「これからの会社に必要なプロセスだから、あとに回さず今やろう」と社内で決定があり、すぐに実行に移されました。これから会社に関わるデータを自分たちで管理し、より身軽でスタッフが働きやすい環境にしていくことが僕の中長期の目標であり、課題です。
就活生へのメッセージをお願いいたします。
みなさんは自分の経験や将来を考慮して様々な可能性を探っていらっしゃると思います。そのような中でTCK Workshopのことを知ってくださってありがとうございます。実際に入社されるかを決めるのはみなさんですが、このような若く、規模としては小さい会社にも関わらず、ご縁があって知ってくださったことを嬉しく思います。TCK Workshopはまだシステムなど多方面で改善を試みている組織ですが、その改善も含めスタッフの意見を取り入れながら日々変化している会社です。すべてを手取り足取り教え、従っていれば仕事が完了できるマニュアルがあるわけではないですが、自分で学び、自分で判断しながら仕事を進めていきたい人にとっては検討リストに加えていただいてもよいかと個人的には思います。僕はこの会社で自由に働かせてもらっていることを感謝していて、これから会社の規模が大きくなろうとも、スタッフが面と向き合い話し合いながら、自由に働いていける環境は残したいと思っているので、そのような環境を一緒に創り上げてくださる方がTCK Workshopに参加してくださることを楽しみにしています!
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