プロフィール

岡留 智史/Satoshi Okadome 代表取締役社長

特別講師

受験対策(数学,物理,化学,英語)

Math, Further Math, Physics, Chemistry (IB, AP, IGCSE, A level)

自己紹介をお願いします。

小学校5年生から4年間半をアメリカで過ごし高校受験の時に帰国しました。アルファベットも分からないまま現地校に通いはじめた自分にとってアメリカでの学校生活は正直辛いことだらけでした。最初の2年はまさに地獄。英語を必死に習得しましたが、決して好きにはなりませんでした。3年目に入りESLを卒業したあと、帰国に向けて学習塾に通い始めました。そこで出会った先生や友達と過ごす時間が何よりも楽しみでした。お世話になった恩師は勉強以外でもメンターのような存在で、自分もそのような先生になりたいと日々授業に取り組んでいます。帰国して振り返ると、良いことと嫌なことが同じくらいあった海外滞在でしたが、その期間の経験や出会いは今の自分にとっては財産です。それらが今の自分の原動力となっています。

 大学生時代の家庭教師のアルバイトで、日本のインターナショナルスクールに通う生徒に数学と理科を教えたことをきっかけに、英語を使って数学と理科を教えるということが「必要とされている!」と強くやりがいを感じ、これを仕事にしようと決意しました。大学院を卒業して小さなベンチャー企業で家庭教師派遣会社に勤め、その後独立して「塾の置いてきぼりを救うための塾」というコンセプトで小さな個別指導塾を開業し受験対策や学習相談に没頭していました。それらの経験すべてが今のTCK Workshopへと繋がっています。

 お子様の海外滞在経験を将来の財産に。そんな会社のミッションに共感してくれる仲間を集め会社を成長させます!そんな2児のパパです。

仕事に対する考え方や信条を教えてください。

「好きこそものの上手なれ」と「十人十色」という言葉が子供のころから大好きです。

好きであれば上手になるし、上手であればさらに好きになっていくというのは、遊びも仕事も全てに通ずるものだと思います。誰にでもできるようなことでも、長く続けることで誰にも負けないくらいの技術とパッションが持てる。プロフェッショナルになるためには絶対に必要な要素だと思います。

 「十人十色」を生徒に置き換えていうと、バックグラウンドも言語レベルも一人一人全然違うから教え方もちがって当たり前だよね、と。だからその子一人一人と向き合いながら言語までも合わせられる教育サービスがあったらいいな、という思いがTCK Workshopの根本にあります。このTCK Workshopのサービスは社会的にもずっと続けていくべきだと思っています。

会社としてのやりがいや苦労を感じた場面、エピソードはありますか?

苦労したエピソードは数えきれないくらいあります。若かったころからは特に自分に子供もいなかったので親御様との付き合い方で苦労しました。様々なご家庭の意図や真意を汲み取って顧客対応をするということに難しさを感じつつも、それが解決できたときにとても大きなやりがいを感じます。

個人として「ありがとうございます」と言われることは勿論嬉しいですが、それ以上に会社の他誰かが同じ様に生徒から「先生ありがとうございます!」と言われてる姿を見るのは…感動ですね。「○○先生のおかげです。一生忘れませんって子供が言ってます」というようなコメントをいただくときには会社としてすごいやりがいを感じます。

ズバリ、どんな人材が欲しいですか?

講師なので基本的に人に教えることが好きな人ですが、ただ淡々と授業をする人じゃなくて、それに加えて「気が利く」という事はとても大事だと思います。授業っていうのはあくまで触れ合う時間やきっかけであって、そこからお子様や親御様に「困ってること他にないですか?」とか「最近他の科目はどうですか?」とか「最近、〇〇ちゃん元気ないんですが、何かありましたか?」といった声がけができるかできないか、がGreatな先生とOkayの先生の分かれ道です。いただいた相談から別の問題を拾ってきて、それをまた解決する。そういうことができる人は大いに活躍できると思います。何よりも可愛げや愛嬌という人柄もとても重要だと思います。

TCK Workshopに入るとどのようなスキルが身につきますか?

問題解決能力っていうものはものすごく高度なレベルで身につくと思います。なので日頃の授業 1本取ってみても、授業するだけではなく問題の本質はどこにあるかを探ることが大事になります。一つ一つの授業が全て異なりますから、観察力や洞察力も身につきます。伝える力も必要です。親御様に向けて提案や助言をしなければならないので、当然知識も学力も教える技術もそれらをプレゼンするアウトプットの力も必要なので、結構この仕事は多方面にわたるスキルがバランスよく身につくと思います。

TCK Workshopのこれまでの道のりそして今後の展望を教えてください

今までは極少人数で個の能力でなんとか踏ん張って歯をギシギシいわせながら頑張ってきました。今では上場を目指し組織の力を強くしていくために必要な人たちを集めてチーム全体で頑張っていきたいと考えています。既に年間通して1,000名ほどの子供に出会えています。単月で利用いただいている生徒数を現状300〜400名。これを1000名に伸ばしたいです。1,000名とはTCK Workshopで40名8クラスの高校を1つ持ってるぐらいの規模です。そのためにも同じマインドをもち「お子様の海外滞在経験を将来の財産に」という理念に共感してもらえる先生達をいっぱい集めて育てていこうと思っています。

就活生へのメッセージをお願いいたします。

Do what you love!ドゥーワッチャラブ!

仕事でも自分のキャラクターやパッションをしっかりと前面に出した方が良い。

私は28歳までバンドマンでした。夢を追いかけながら食い扶持を稼ぐために教える仕事をしていました。朝から練習、昼間から夜遅くまで営業や授業。夜は練習やステージ。こんなことを365日間、大学生から数えると10年以上続けながら生きていました。体力的にやばい!シンドイ!もう無理!って思ったことは数え切れないくらいありますが、一度もバンドも仕事も嫌になったことはありません。

教える仕事は本当に好きで始めた仕事なので、当然抱えるプレッシャーや商売上の浮き沈みなどはあるものの、仕事に対して大きなストレスを感じたことはありません。やりたいことをやらせてもらっている以上、それを守りたいから頑張る。稼げなくなっちゃうと自分の好きじゃないことを沢山やらなきゃいけなくなる。だから好きなことをやり続けるためにも絶対に成長し続けなきゃいけないんだ、と思っています。

好きなことをみつけてください。それを全力でやりましょう。そして、仕事にも全力でぶつかってください。仕事内容も自分の好きなことにすることができれば、もう最強です。