「毎回同じような問題でミスする…」焦りと不安が募るIGCSE数学

 IGCSE数学の授業を真面目に受けているのに、いざテストになると計算ミスや設問の読み違いで思うような結果が出ない。そんな悩みを抱えるご家庭は少なくありません。特に海外の現地校やインターナショナルスクールに通う日本人生徒にとって、IGCSEの数学は「簡単そうで難しい」独特の落とし穴があります。

保護者さま

「このままでは来年の試験に間に合わないかも」

保護者さま

「学校の成績も下がってきたし、家庭教師を探した方がいいのかも」

と、Grade 9(Year 10)の夏を迎えた今、焦りを感じ始めているご家庭も多いことでしょう。問題は、どこが苦手なのかが明確でないまま、毎回なんとなく問題を解き進めてしまうこと。過去問に手を出しても、どの単元を重点的に対策すべきかわからない…そんな状況では、成績アップは望めません。

特に注意したいのが、問題の出題パターンに慣れないまま試験に臨むこと。IGCSE数学は出題の形式に特徴があり、日本の中学数学とは異なる思考力や応用力が問われる場面が多々あります。つまり、ただ解法を暗記するだけでは対応できない問題が出てくるのです。

「うちの子もそうだった」先輩家庭のリアルな体験談

保護者さま

「Grade 9になっても、FractionやAlgebraで基本的な計算ミスが多く、毎回のテストで70点台をうろうろしていました。特にWord Problemになると急に手が止まってしまい、自信をなくしていたようです」

 ——これは、TCK Workshopの個別指導に参加されたKさん(ロンドン在住)の保護者様の言葉です。

お子様は現地校で授業を受けながらも、日本語での思考と英語での設問にギャップを感じており、特に『解く力はあるのに読み違えで失点』というケースが頻発していました。家庭でのサポートだけでは限界を感じ、帰国受験も見据えて個別指導を検討されたとのこと。

個別指導開始後は、過去問の出題傾向と頻出単元に特化したカリキュラムに切り替えた結果、最初の模試で78点だったスコアが、3ヶ月後には89点にアップ。特にFunctionsとGraphsの理解が深まり、応用問題にも挑戦できるようになったそうです。保護者様も「何より、子どもの表情が明るくなったのが嬉しい」と振り返っておられました。

頻出単元を押さえて“得点源”を作る!IGCSE数学対策の核心

 IGCSE数学対策で成果を出すためには、やみくもに問題集を解くのではなく、「頻出単元に絞って演習を重ねる」ことが何よりも重要です。ここでは特に出題頻度が高く、日本人が苦手としがちな単元について、具体的な対策と学習法を解説します。

1. Algebra(代数)は『式変形』と『方程式』に集中する

代数は全範囲で最も配点が高く、試験全体の40%以上を占めることもあります。特に、式の展開・因数分解・方程式・不等式の解法は頻出中の頻出。

University of Cambridgeの統計資料でも、Algebra単元の配点割合は年を追うごとに高まっている傾向が見られます。問題は、日本語で式変形を学んだ生徒が英語での表現に戸惑い、「何を求められているのか」が曖昧になる点です。

対策としては、まず問題文に出てくる用語や構文(”solve for x“, “expand“, “simplify” など)をしっかり理解し、毎回の演習で必ず英文→式の変換を意識すること。これはネイティブと比べて2倍近い読解負荷を抱える日本人にとって、絶対に必要なトレーニングです。

2. Geometry(幾何)は『Circle Geometry』と『Angle Properties』を強化

EdexcelやCambridgeの過去問分析によると、Circle Geometryはここ数年の必出項目です。中心角、弧の長さ、接線の性質などが問われ、「図を見て説明せよ」という記述問題もよく見られます。

この分野で多くの日本人生徒がつまずくのは、「図形が描かれていない」問題に慣れていないことです。つまり、自分で図を補完しないと答えが導けない問題に対応できないのです。対策としては、過去問を使った図の描き起こし練習を行うことが有効です。

また、Proof形式の問題にも注目すべきです。日本の中学数学にはない形式であるため、証明問題の論理構造や記述スタイルを事前に身につけておく必要があります。

3. Graphs(関数とグラフ)は『変域・交点・傾き』に注目

Graphsは代数と連動して出題されることが多く、y = mx + cの形を用いた直線グラフ、放物線の頂点、グラフ同士の交点などが頻出です。

この単元では、グラフの形を理解するだけでなく、「文脈の中でどのように変化するか」を読み解く力が求められます。特に”interpret the graph“や”estimate from the graph“など、読解力と数学的推論が融合する設問への対応力を養うことが重要です。

練習法としては、毎回の演習で「なぜこの点が交点になるのか」「この傾きは何を意味するのか」といった『意味づけ』を言語化する訓練を取り入れると、記憶が定着しやすくなります。

「あと5点足りない」生徒が劇的に伸びた理由

 TCK Workshopでは、帰国生・インター生に特化した個別指導を通じて、数多くのIGCSE数学対策を行ってきました。特に強みとなっているのが、「出題傾向に合わせた逆算型カリキュラム」と「英語での問題読解力の強化」にあります。

例えば、香港在住のMさん(Year 10)は、過去問を何度解いてもC判定止まりでしたが、TCK Workshopのサポートにより、頻出単元に絞った集中演習と週1回の問題読解指導を開始。2ヶ月後の模試ではB判定を獲得、さらに4ヶ月後にはAを達成しました。ご家庭からは「数学の指導なのに英語の読解力まで伸びた」とのお声もいただいています。

また、TCK Workshopの講師陣は、全員が海外経験者または国際教育の専門家で構成されており、生徒の弱点を見抜き、それぞれに合わせた学習プランを立てることができます。学校の進度に合わせながら、試験対策を1年かけて丁寧にサポートする点が大きな特徴です。

特に“今”必要としているのはどんな家庭か? 

 IGCSE数学の問題は、最初のつまずきがそのまま苦手意識になり、自己解決が難しくなるケースが多くあります。特に、以下のような生徒・ご家庭にとって、TCK Workshopのサポートは有効です。

・Year 10(Grade 9)になっても70点台を抜けられない生徒 ・学校の授業は真面目に受けているが、成績に結びつかないと感じているご家庭 ・将来的に日本の高校や大学への帰国受験を検討している家庭 ・問題の読み違えや設問の理解不足で毎回惜しい失点をしている生徒

特に、学校任せのサポートに不安を感じている保護者様にとって、「数学+英語」の視点でアプローチできる指導体制は、これからの進路に大きな差を生むと言えるでしょう。

「このままでいいのか?」迷っている今こそ、踏み出す一歩を

 もし、お子様のIGCSE数学の成績や理解度に少しでも不安を感じているのであれば、まずは一度、専門家と話してみませんか?TCK Workshopでは、無料教育相談を通じて、現在の学習状況を丁寧にヒアリングし、最適な対策プランをご提案しています。

さらに、実際の授業を体験できる「体験授業」もご用意しています。実際の指導の雰囲気を知ることで、お子様の理解度や相性も確認することができます。

悩みを抱え続けるのではなく、「まずは相談してみる」「まずは体験してみる」——その一歩が、お子様の可能性を大きく広げてくれるかもしれません。

ご相談・お申し込みは、TCK Workshopの公式サイトより受け付けております。今、このタイミングでのご決断が、来年の試験結果を左右するかもしれません。

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