帰国子女中学受験・高校受験をこれから考えるご家庭にとって、「今年の受験はどうだったのか」はとても重要な判断材料になります。2026年度入試を振り返ると、英語力を活かせる学校の人気は引き続き高く、その一方で国語・算数や面接まで含めた総合力がより問われる傾向が見えてきました。

松竹先生
学習相談員

講師:松竹 桃太郎

TCK Workshopプレミアム講師
。高校2年生2学期まで日本で育ち、その後はカナダのバンクーバーに6ヶ月間語学学校に通い、第二言語として英語を習得しました。
その後、アメリカのコミカレ(短期大学)で2年間勉強し、3年次にUCLAに転入してBusiness Economicsを専攻しました!
先生として日本の中学~大学受験の英語や数学の試験対策を帰国子女や国際生の生徒様へ行った経験や、自らの大学受験準備や語学資格の習得経験、海外での学習経験を活かして、
あなただけの目標達成に向けて、現状を踏まえた提案を丁寧に行わせていただきます。

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    2026年度 中学受験の人気校と特徴

    松竹先生

    人気校の共通点は、「英語を活かせる」だけでなく、「その先の進路が見える」ことです。海外大学進学やIBなど、将来を意識した学校選びが増えています。

    2026年度の中学受験では、例年通り王道の人気校が安定して志望されていました。特に英語で学べる環境を持つ学校や、国際教育に力を入れている学校が中心となっています。

    学校名特徴
    広尾学園AGコースが人気。英語で主要科目を学べる
    広尾学園小石川広尾学園と同様の教育方針で人気
    三田国際科学学園科学・探究型教育に強み
    学芸国際国立+IB教育で安定した人気
    サレジアン国際英語教育と国際志向が特徴

    これらの学校に共通しているのは、「英語を使って学ぶ環境」が整っている点です。単なる英語力ではなく、英語で思考し学ぶ力が求められる傾向が続いています。

    また、試験日程の早い回は特に倍率が高くなりやすく、早期に合格を確保したい受験生が集中する傾向も見られました。


    2026年度 高校受験の人気校と傾向

    松竹先生

    高校受験では、「入試方式の選択」が戦略に直結します。どの方式で受けるかによって合格可能性は大きく変わります

    高校受験では、ICU高校を中心に人気が集まりました。帰国生受験では、英語力を評価する仕組みが整っている学校が引き続き注目されています。

    学校名特徴
    ICU高校複数の入試方式があり人気が高い
    同志社国際高校エッセイ・推薦型入試が特徴
    学芸国際(編入)国立+IBで安定人気
    茗溪学園IB・国際教育と環境の良さ

    特にICU高校は、推薦・書類・学力試験など複数の方式があり、自分に合った受験方法を選びやすい点が魅力です。

    また、高校受験では制度変更の影響も大きく、学校ごとの募集形態や条件を毎年確認する必要があります。

    入試情報は変更される可能性があるため、出願前には必ず各校の公式サイトで最新の募集要項をご確認ください。


    2026年度入試で見えた重要な変化

    松竹先生

    「試験が難しくなった」というより、「受験生のレベルが上がった」という印象が強い一年でした。

    今年の入試では、いくつか大きな変化が見られました。

    受験生全体のレベル上昇

    三田国際などでは、試験自体の難易度は大きく変わっていない一方で、受験生の英語力が全体的に上がっている傾向が見られました。その結果、従来の対策だけでは合格が難しくなるケースも増えています。

    英語試験の形式変化

    一部の学校では、英語試験の形式が変化しました。従来の記述中心から、語彙・文法などの選択式が増えるなど、より幅広い英語力が問われる傾向が見られます。

    エッセイの難化と具体性の重視

    エッセイでは、単なる意見ではなく「具体的な経験」を求める問題が増えました。短い時間で自分の経験を引き出し、論理的に書く力がより重要になっています。

    入試制度の変化

    試験方式の統合や変更により、合格のチャンスが広がる一方で、対策の方向性が読みづらくなるケースも見られました。


    これからの帰国子女受験対策の進め方

    英語+国語+算数の3軸で考える

    帰国子女受験は英語だけでは完結しません
    国語や算数の対策をすることで、受験できる学校の選択肢が大きく広がります

    英語試験の中でも算数的思考が求められる問題や、日本語作文での表現力が問われるケースも増えているため、バランスよく準備していくことが大切です。

    英語資格でアドバンテージを作る

    英語資格は、受験において英語力を証明する重要な判断材料なります。
    英検やTOEFLなどを早めに取得しておくことで、試験免除や優遇措置を受けられる可能性があり、精神的にも余裕が生まれます。

    受験校は少し多めに設定する

    特に編入試験では、倍率や募集人数の変動が大きいため、想定より難しくなることもあります。

    本命校だけでなく、安全校も含めて複数受験することで、リスクを分散することができます。

    面接対策は早めに始める

    帰国子女受験では面接の比重が高い傾向があります。
    結果だけでなく、経験のプロセスを説明できるようにしておくことが重要です。

    日常的に自分の考えを話す機会を増やしておくことで、本番でも落ち着いて対応しやすくなります。

    読書習慣がすべての土台になる

    読書は、読解力・語彙力・思考力を同時に伸ばすことができます。
    特に低学年のうちから習慣化しておくと、受験期の伸びが大きく変わります。

    TCK Workshopで帰国受験対策!

    帰国子女受験は、情報を知るだけでなく、それをどう戦略に落とし込むかが結果に直結します。

    TCK Workshopの無料学習相談では、お子さまの状況に合わせた受験プランを具体的に整理できます。早めに方向性を確認しておくことで、安心して準備を進めることができます。

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    まとめ

    2026年度の帰国子女受験を振り返ると、英語で学べる環境を持つ学校は中学・高校ともに引き続き高い人気を集めていました。その一方で、受験生全体のレベルが上がっており、これまで以上に競争が激しくなっている傾向が見られます。

    また、英語試験においては形式の変化が進み、単なる知識ではなく、具体的な経験をもとに考えを表現する力が求められる場面が増えています。こうした流れの中で、英語だけに頼るのではなく、国語や算数も含めたバランスの取れた準備が、受験の選択肢を広げるポイントになっています。

    さらに、面接やエッセイでは、結果だけでなく、その背景にある経験や考えをどれだけ言語化できるかが評価に直結します。全体として、帰国子女受験は「英語力」だけでなく、「思考力」や「表現力」を総合的に問う入試へと進んでいるといえます。

    参照

    TCK 海外・帰国子女のためのオンラインウェビナー

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