はじめにー都立立川国際について

都立立川国際中等教育学校(以後、都立立川国際)は創立13年目で、都立中高一貫校の中では、比較的新しい学校です。開校以来「国際社会で貢献できるリーダーとなるために必要な学業を修め、人格を陶冶する」を教育目標に掲げ、学業だけでなく、英語や心身の鍛錬を以って真の教養人を養います。

今回は、都立立川国際

  1. 学校生活
  2. 進学実績
  3. 受験情報

についてまとめて紹介していきます!

都立立川国際の学校生活

まずは、都立立川国際学校生活からみていきましょう。

都立立川国際では6年間の一貫教育が行われています。6年間を通して強い絆を築くことはもちろん、前期課程生と後期課程生の交流温かく素晴らしい学習環境を作り出します。

幅広い年代の生徒同士での学びを通し、国際社会でも役立つ協働力を身につけることも期待できるでしょう。

都立立川国際の日常の国際教育

都立立川国際では、日本や世界についての知識を日々の学校生活の中で身につけ考えることを大切にしており、特に海外帰国・在京外国人生徒が学年の約2割を占めているこの学校では、授業や行事、部活動などの時間を通し、日常から国際感覚を養っています。

また、海外姉妹校や留学生との交流、希望者にはホストファミリーとして留学生の受け入れをしてもらうなど、英語力と異文化理解を尊重しています。

都立立川国際の英語教育

都立立川国際は東京都教育委員会の「東京グローバル10」の指定校です。多様性のあるこの学校で、先進的な英語教育によって実践的なコミュニケーション能力を身につけることができます。

英語関連行事も多く、

  • 英語発表会(1年~3年)
  • イングリッシュ・サマー・セミナー(前期課程希望者)
  • 英語村(1年)
  • 英語合宿(2年)
  • 米国エンパワーメント・プログラム(3・4年希望者)
  • 海外研修旅行(5年)

があります。

都立立川国際の大学進学実績

次に、都立立川国際大学進学実績をチェックしてみましょう。

都立立川国際で世界的な視野を持ち、思考・判断・表現・行動できるようになった卒業生たちは、この後どんな道へ進んでいったのでしょうか?

2020年度の大学進学実績・進路状況を見てみましょう。

大学卒業生(148名)進学実績数
国公立41名
上智早慶75名
GMARCH171名
関関同立14名
その他市立237名

2019年度・2020年度ともに海外大への進学者はいませんが、卒業生の3割近くが国公立大学に合格しており、また私立大学の合格者数も卒業者数のおよそ3倍と、可能性が大きく開かれていることがわかりますね。

都立立川国際の受験情報

最後に、都立立川国際受験情報を確認しておきましょう。

都立立川国際海外帰国・在京外国人生徒枠の検査内容を受験情報として、以下の表にまとめてみました。

面接(20分程度)志望の動機や意欲を総合的に審査、その一部としてパーソナル・プレゼンテーションもある。
作文(45分)与えられたテーマに基づき自分の考えを表現する力を審査。

面接・作文のどちらも日本語・英語どちらで受験するかは出願時に選べるため、どちらも使える場合は受験するお子様と相談して決めることが大切ですね。

帰国生は一般枠との併願も可能ですが、一般枠では2種類の適性検査を受けなければならず、都立の独特な適性検査には対策が必要です。

帰国生枠の作文問題一般枠の適性検査問題・解答例は過去のものがウェブサイトに上がっているため、練習は可能です。

しかし、受験までに受験レベルの日本語や英語を意識的に使っていなかったり、グローバルな視点で社会課題を意識して対策していなければ、当日つまづいてしまう可能性も考えられます。

TCK Workshopでは、帰国生受験経験者やバイリンガル講師がお子様の学力や状況に合わせて対策をお手伝いしていきます。

都立立川国際の帰国生受験を考えていて対策に不安などある方は、是非下の無料相談ボタンからお気軽にご相談ください!

都立立川国際のまとめ

都立立川国際はいかがでしたか?

都内でも珍しい、まさにグローバルを第一にした中高一貫校都立立川国際帰国後も英語で学ぶ機会を作りたい方にはぴったりですね!