はじめに
広尾学園の算数対策、どのようにすれば良いかお悩みではないですか?広尾学園中学 国際生入試(インターAG) 2020年 算数の問題構成はこのようになっています。
大問1 | 大問2 | 大問3 | 大問4 |
---|---|---|---|
計算問題 8問 | 小問集合 8問 | 規則性 小問2問 | 速さ 小問2問 |
広尾学園の算数の出題は毎年傾向も似ているので、小学校の教科書レベルの算数力+中学受験の基礎力があれば、十分に合格点を取れるようになります。
それでは、今回は2020年の過去問の中から、年令算の問題をみていきましょう。
国際生入試(インターAG) 2020年 算数問題一部解説
年令算で注目すべきポイントは?
広尾学園では毎年、小問集合が8題出題され、2020年の場合は
- 線分図を利用する問題
- 消去算
- 年令算
- 比率を利用する問題
- 仕事算
- 通過算
- 円の面積
などが出題されています。
どれも決して難易度は高くないので、スムーズに問題をとく第一歩を踏み出せるかどうかが大切です。
今回、解説した問題は特殊算の中でも、年令算と呼ばれる問題です。
年令算を解けるようになるために必要なのは
- 時間軸の把握(過去→今→未来)
- 年令の差に注目(和の場合もあり)
- 比の利用
大きくこの3つです。ある程度まで問題が難しくなっても、この3つのポイントを意識しさせすれば、年
令算の問題はクリアすることができます。
考え方の方針通りに解く
算数が苦手なお子様にとっては、全ての問題が初見の問題に見えてしまっています。
毎回初見問題のように見えてしまっていると、難しく感じるのも(結果、嫌になってしまうのも)当然です。
算数は背景や考え方さえしっかりとおさえれば、毎回同じ解き方で解くことができるため、暗記量も非常に少ない科目です。
年令算に関しても前述した通り、必要なポイントは上記の3つだけです。
- 時間軸の把握→まずは4年前、今、8年後で表を整理。
- 年令の差に注目→それぞれ年令が比で表せている4年前、8年後の差を比で表す。
- 比の利用→「年齢差が同じ」ことを利用して、比合わせ。
年令算の問題を考えるときは、毎回この3つをこの手順で考えます。
こういった問題を解くためのパターンや型はある程度納得した上で、「暗記」していく必要がありますが、決してそのパターンも型も多くはないので、短期集中で理解してしまいましょう
パターン学習は「速く」「何度も」
中学受験の算数では、上記のような問題パターンが数多く存在します。
これらのパターン学習は1周通しただけで完璧になるものではなく、むしろ全体像を把握した上で、何度も繰り返し練習をする中で、徐々に完璧に近づいてくるものです。
1回目のパターン学習は多少理解度が落ちても構わないので、速く終わらせてしまって、その後何度も何度も復習する時間を設けましょう。
10個のパターンを覚えなければいけないとして、1日1個を毎日続けた生徒さんより、毎日10個を(たとえ完璧とは言わずとも)毎日練習した生徒さんの方が、確実に定着率も理解度も上がっているはずです。
とにかく覚えきりたい、定着させたい、ときはとにかく何度も何度も繰り返し触れるようにしてください。九九の表がわかりやすいと思います。何度も何度も口ざすむうちに自然に身についてましたよね。
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まとめ
いかがだったでしょうか?
広尾学園AGコースの算数の問題は決して難しくはありません。
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特別な才能は必要ありません。必要なのは実際の過去問を利用して、適切な教材で必要な回数反復練習することだけです。教材も学習の仕方も私たちがお伝えします。
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