指導を通して感じた想いやお役立ち情報を皆様にお届け致します。
バイリンガル教育を実践しようとマレーシアへ移住した2児の母です。マレーシアで英国式インターナショナルスクールへ子供を通わせながら、バイリンガル教育に関連する記事をお届けしています。
横浜インターナショナルスクールは1924年に設立された横浜の外国人居住区の中心に位置する、国際バカロレア(IB)一貫教育が受けられる学校です。
現在は、新キャンパスの建設建設計画が進んでおり、2022年1月からは新キャンパスでの授業開始が予定されています。国際バカロレアと新キャンパスなど注目度の高いYISをご紹介します!
学校名 | 横浜インターナショナルスクール (YIS) |
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住所 | 神奈川県横浜市中区山手町258 |
TEL | 045-622-0084 |
HP | https://www.yis.ac.jp/ |
対象 | 3~18歳(Kinder-Grade12) |
カリキュラム | IB,NEASC,CIS |
学生数 | 700名 |
国際バカロレアのPYP(初等教育プログラム)、MYP(中等教育プログラム)、DP(ディプロマ資格課程プログラム)の全てのプログラムを受けられる学校の一つです!国際バカロレア一貫教育が受けられるのは、都内近郊では東京都内に2校とYISだけです。
また、YISでのカリキュラムにはスクールミッションであるLIVE、LEARN、LEADの3つを体得するための多様な機会が学生たち提供されています。
卒業生たちの進学実績も素晴らしいYISの学校生活についてご紹介します。
お子様が実際に通われるとなった場合、気にあるのはどんな学校生活を送っているのか、というところだと思います。詳しくご紹介していきます。
YISでの注目トピックスの一つは、2022年に控えている新キャンパス!
現キャンパスから2キロ程離れた横浜市中区小港町に位置します。2棟の建物には図書館、カフェテリア、パフォーミングアーツセンター、各教室、アーリーラーニングセンターと体育館、屋内プールなどが完備され、現キャンパスより約50%広くなります。その建物は横浜出身の一級建築家の隈研吾氏により手がけられます。
最新の設備と洗練されて様式の魅力的なキャンパスになる事間違いなしですね。
英語での学習が主軸でありながら、学生の母国語または家族語の維持が推奨されています。これは、学生の母国語での言語とリテラシースキルの継続的向上が、英語スキル向上のサポートになるためです。
英語サポートのEALは幼稚園からGrade9まで受けることができます。また中国語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、韓国語を母国語または家族語のプログラムが提供されています。
Grade6~12の学生のカリキュラムには第二言語としての外国語習得コースが含まれています。
スポーツや美術などに止まらず、ゲーム、ダンス、芸術、天文学、モデル国連、ロボティクス、奉仕活動、人権を考えるグループなど様々な視点を学ぶチャンスが用意されています。
それぞれの活動を発表する様々なイベントもあり、高校生の舞台やコンクール受賞する琴の演奏チームなどがあります。
Grade3~12の学生は、毎年野外教育プログラムの遠征へ参加します。国内でのキャンプ、雪山ハイク、ラフィテクング、学年によっては海外でのダイビング遠征などアウトドアのスキルや知識を充分に学ぶ機会があります。
首都圏に居住する学生にとっては、仲間たちと自然を冒険する事はとても貴重で素晴らしい体験になりますね。
YISでの課外活動の多くには、環境問題、日本の貧困とホームレス問題、特別支援学校との交流などがあり、これらは横浜の外部の団体がサポーターとして関与しています。
地域社会と繋がり学生たちが学び考え行動することで、学生たちが地域社会の一員として問題解決への思考を深める素晴らしい機会が用意されています。
YISにはスクールバスは用意されていませんのでご注意ください。学校は電車通学でアクセスの良い場所に位置しているので心配不要でしょう。
またランチ(¥550~790/一食)にはドラゴンダイニングと呼ばれるカフェテリアがあります。世界中の料理がメニューに用意されているようです。
学生と協力してキャンパスで栽培した野菜を使うこともあるそうです!
コネクテッドラーニングコミニュニティーとして、共通の学習プラットフォームを利用してコンピューターからネットワークにアクセスしての学習機会を提供しています。
幼稚園からGrade5までは個々のiPadを、Grade6以上はラップトップが学校から支給されます。幼少期からひとり一台のデバイスを利用しての学習方法はスタンダードになってきていますね。
大学への出願に向けて、学生は自分自身を知ることからはじめ自分の強みを知り、本当に大切にしていることを明らかにしていきます。
卒業生の90%以上が直接大学へ進学し、米国、カナダ、オーストラリア、日本、オランダ、その他の国の大学を選択します。10%程の学生はギャップイヤーの経験をするか就職しキャリア経験を選ぶようです。
2015〜2018年の大学進学実績は以下から確認できます。
さて、YISへ入学したいと検討される保護者・学生さんに確認していただきたいのが入学条件についてです。
外国人の学生だけでなく、英語での国際教育カリキュラムに取り組むあらゆる家庭の学生を受け入れています。
ただし、日本人の生徒へは入学条件があるので確認ください。また、入学希望する学年の空き状況に応じて、待機リストへ入る場合もあります。詳細については学校へお問い合わせください。
両親ともに日本人の場合:学生が外国のインターナショナルまたは外国の学校、もしくは英語が第一言語のインターナショナルスクールで主に教育を受けていた学生は入学資格があります。
学年度の初めに入学申請を行います。2020年8月からの新学期に向けてのエントリーは下記の通りです。
小中学校は通年を通してエントリー可能ですが、学年やクラスの空き状況に応じて入学可否の発表は4月中旬まで発表されない場合があります。詳細は直接学校へお問い合わせください。
学齢 | 要件 | 時期 |
---|---|---|
Early Learning Center | 申込期限 | 4月初旬 |
最初の通知 | 4月末 | |
面接 | 5月上旬 | |
最終通知 | 5月末 | |
小中学校 | 申請期限 | いつでも申請可能 |
高校 High School | インフォメーションセッション | 12月初旬 ※要予約 |
申込期限 | 2月末 | |
最終通知 | 4月下旬 |
年間を透して海外からの申請を受理し、審査します。学校へ対し必要書類(学校の記録、機密の推奨事項、申請料支払い)提出が完了すると、通常1〜2週間以内合否判定が出ます。
8月の学年初めからの入学を希望する場合には3月中旬(高校志願者は2月中旬)、1月入学希望の場合には11月中旬までに申請することをお勧めします。
入学学年 | 年齢 |
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Early Learning | 3歳(独立してトイレができること) |
Early Learning | 4歳 |
Kindergarten | 5歳 |
Grade1 | 6歳 |
Grade2 | 7歳 |
年齢による学年分けの基準日は9月1日です
YISのHPからオンラインで申請フォームを送信します。その後、学校を訪問し学長らと面談を実施します。学生によっては必要に応じて必要に応じて評価テストの実施を求められる場合もあります。
幼稚園と小学校では、学生は英語力のレベルに関係なく入学が可能です。しかし中学への進級を目前とするGrade5おいて、学年相当の英語力英語力がない場合には学期途中の編入はお勧めしません。
中学生(Grade6~8)に入学する生徒には、アカデミックプログラムを学ぶのに十分な英語力が必要です。英語力に不安がある場合には、テストを実施したり、試験的な通学などが学校から提案される場合もあります。 基本的には保護者が学校外で英語の補習授業を準備するようになります。
まではELLプログラムが提供されます。Grade8の学年末までにはアカデミック英語の全ての分野でネイティブレベルの能力を備えている必要があります。また学校と保護者との英語での口頭コミュニケーションに問題がないことを重視しています。
YISのポイントをおさらいすると、
幼稚園から18歳まで、横浜周辺に居住する恩恵を受けながらに国際バカロレアカリキュラムで学べる環境の学校です。充実した学生生活のイメージが伝わってきますね。
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