早稲田大学や慶應義塾大学は、多くの受験生にとって憧れの存在です。特に近年は、学力試験一辺倒ではない「学校推薦型選抜」や「総合型選抜」での入学者が増えており、どの高校から合格者が出ているのかという情報は、志望校選びの重要な指針となります。本記事では、2026年度の最新データに基づき、早慶に推薦・総合型入試で多くの合格者を輩出している学校のランキングをご紹介します。また、帰国生やインターナショナルスクール出身者が、これらの難関大学の推薦・総合型選抜で合格を勝ち取るための具体的な戦略についても深掘りしていきます。

坂井先生

講師:坂井 治樹

 TCK Workshop プレミアム講師。獨協高等学校を経て、早稲田大学国際教養学部(SILS)卒業。 オーストリア・ドイツへの留学経験を持つ国際派でありながら、中学・高校入試の全科目(英・国・数・社・理)を指導できる稀有な「オールラウンダー」。 SILSで培った広い教養と論理的思考力を活かし、SAT対策や大学入試の小論文・志望理由書指導において、合格を引き寄せる「書く力・考える力」を徹底的に鍛え上げる。

    一部の学校が非公表のため、本ランキングは全学校を網羅したものではなく、回答のあった学校のみを集計しています。

    早稲田大学・慶應義塾大学の推薦・総合型選抜合格者ランキング2026

    坂井先生

    推薦や総合型選抜の結果は、単なる学力だけでなく、その学校がどれだけ大学側の求める「理想の生徒像」に合致した教育を行っているかを映し出しています。ランキング上位校の顔ぶれを見ると、大学がどのような資質を重視しているのかが鮮明に見えてくるのが興味深いですね。

    2026年度の入試結果(2月時点の速報値)によると、早稲田大学と慶應義塾大学では合格者が多い高校の傾向に明確な違いが見られました。以下の表は、各大学における合格者数の上位校をまとめたものです。

    早稲田大学 合格者数上位校(推薦・総合型)

    順位学校名所在地合格者数
    1位早稲田東京都155人
    2位早稲田大阪大阪府21人
    3位三田国際学園東京都16人

    慶應義塾大学 合格者数上位校(推薦・総合型)

    順位学校名所在地合格者数
    1位東洋英和女学院東京都18人
    2位聖心女子学院東京都14人
    2位立教女学院東京都14人
    2位横浜共立学園神奈川県14人
    5位横浜雙葉神奈川県13人
    6位雙葉東京都12人

    早稲田大学では、系属校である早稲田高校や早稲田大阪高校が圧倒的な数字を誇っています。それに続く三田国際学園は、海外大学への進学者が多いことで知られる国際色の強い学校です。一方、慶應義塾大学では伝統ある女子校が上位を独占しているのが特徴です。これは、慶應が求める「品格」や「リーダーシップ」、そして多角的な視点を持つ生徒が、こうした環境で育まれていることを示唆しているのかもしれません。

    推薦入試や総合型選抜を考える上で、志望校の特性を知ることは非常に有益です。特に帰国生入試については、各学校の募集要項を精査し、どのような準備が必要かを確認しておくことが合格への第一歩となります。

    推薦・総合型選抜で合格を勝ち取るための戦略的アプローチ

    坂井先生

    一般入試のランキングとは異なる顔ぶれが並ぶのは、推薦・総合型選抜が「公平ではない」からではなく、大学が「自校の理念に合う生徒」を主体的に選んでいる証拠です。海外での経験を持つ皆さんは、その独自のバックグラウンドをいかに大学のニーズに繋げるかが鍵となります。

    早慶の推薦・総合型選抜で合格を手にするためには、単に成績が良いだけでなく、大学側が掲げるアドミッション・ポリシーを深く理解し、自分がいかにその基準に合致しているかを証明する必要があります。ここでは、具体的な対策のステップについて詳しく解説します。

    1. 自身のアイデンティティと大学の理念を接続する

    早稲田大学は「グローバルな視野」を、慶應義塾大学は「独立自尊の精神」を重んじる傾向があります。ランキング上位に三田国際学園のような国際系スクールや、伝統的な教育を行う女子校が入っているのは、その教育内容が大学の求める人物像と合致しているからです。帰国生の皆さんは、海外での多文化共生経験や、異文化の中で直面した課題をどう乗り越えたかというエピソードを、大学での学びにどう繋げるかを言語化していくことが大切です。

    2. 高い言語能力の証明とアカデミックな実績

    推薦・総合型選抜では、英語資格試験のスコアが非常に重視されます。早慶レベルであれば、学部にもよりますが、英検準1級以上、TOEFL iBT 90点以上、あるいはSATやIB(国際バカロレア)の高スコアがあるとかなり有利な実績になります。

    日本英語検定協会の公式情報によると、2025年度からは新級である「英検準2級プラス」が導入されます。これは準2級と2級の間のギャップを埋めるものですが、早慶を目指すのであれば、早期に準1級、さらには1級を目指した学習計画を立てることをおすすめします。また、College Boardの公式ガイドラインを確認し、SATなどでバランスの良いスコアを維持することも、海外カリキュラムで学ぶ生徒にとっては強力な武器になります。

    3. 論理的思考力とエッセイ・面接対策

    合格者ランキング上位校の生徒たちは、日頃から小論文やプレゼンテーションの訓練を受けていることが多いです。大学側は「何を学んできたか」だけでなく「大学で何をしたいか、そのためにどのような思考プロセスを持っているか」を見ています。エッセイでは、自分の経験を客観的に分析し、社会課題と結びつけて論じる力が求められます。

    面接においても、想定質問への回答を暗記するのではなく、自分の言葉で対話できる柔軟性を養うことが重要です。教育心理学の研究では、メタ認知能力(自分の思考を客観的に把握する力)が高い生徒ほど、予期せぬ質問に対しても論理的な回答ができる傾向があると言われています。

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    帰国生・インター生のための「早慶合格」ロードマップ

    坂井先生

    合格者数が多い学校に在籍していなくても、正しい戦略があれば道は開けます。大切なのは、自分の環境を最大限に活かし、足りない要素を補完する勇気を持つことです。私たちは、皆さんが海外で得たかけがえのない経験が、志望校の門を叩く大きな力になると信じています。

    早慶の推薦・総合型選抜を目指す上で、いつ何をすべきかのスケジュールを立てることは、精神的な安定にも繋がります。以下のステップを参考に、準備を進めてみてはいかがでしょうか。

    早期準備期:基礎学力と資格の獲得

    高校1年生や2年生の段階では、まず学校の評定平均(GPA)を高く維持することが最優先です。推薦入試では、出願資格として高い評定を求められることが多いためです。同時に、TOEFLやSATなどの外部試験で目標スコアをクリアしておきましょう。

    特にTOEFL iBTについては、ETSの公式ガイドに基づき、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能をバランスよく鍛えることが必要です。直前になって焦らないよう、早めに試験に慣れておくことが成功の秘訣です。

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    出願準備期:自己分析と書類作成

    高校3年生の春から夏にかけては、徹底的な自己分析を行います。「なぜ早稲田なのか」「なぜ慶應なのか」という問いに対して、自分の経験に基づいた独自の答えを用意します。志望理由書や活動報告書は、何度も推敲を重ね、第三者の視点を取り入れることで内容を深めていくことができます。

    直前期:小論文と面接のブラッシュアップ

    秋の試験に向けて、実際の形式に合わせた小論文の練習や模擬面接を繰り返します。特に面接では、海外での経験が現在の自分にどう影響を与えているかを、日本の大学教育という文脈に落とし込んで説明できるよう準備することが望ましいです。

    複雑な試験対策にどう向き合えばいいか不安な場合は、専門的な視点からのアドバイスを取り入れることも検討してみてください。

    まとめ

    2026年度の早慶推薦・総合型選抜合格者ランキングでは、早稲田は系属校と国際系学校、慶應は伝統ある女子校が強さを見せました。

    推薦・総合型選抜は一般入試と評価軸が異なるため、大学の理念(アドミッション・ポリシー)に合わせた対策が必須となります。

    帰国生にとっては、高いGPAの維持、TOEFL/SAT/IBのスコア、そして自身の経験を論理的に語るエッセイ・面接力が合否を分けるポイントです。

    専門的な指導を取り入れることで、情報の少ない海外からでも戦略的に合格を目指すことが可能になります。

    TCK Workshopでの早慶推薦・総合型選抜対策

    TCK Workshopでは、世界各地に住む帰国生やインターナショナルスクールの生徒たちが、早慶をはじめとする難関大学の推薦・総合型選抜で合格を勝ち取るための専門的なサポートを提供しています。

    1. 志望理由書・エッセイの個別指導

    プロの講師が、皆さんのこれまでの歩みを丁寧にヒアリングし、大学側に響く独自のストーリー構築を支援します。単なる添削にとどまらず、論理的な構成力や批判的思考力を養う指導を行います。

    2.SAT・IBのスコアアップ対策

    海外の教育カリキュラムを熟知した講師陣が、一人ひとりの弱点に合わせたオーダーメイドの学習プランを作成します。オンライン指導のため、時差を気にせず世界中どこからでも受講可能です。

    3. TOEFL・ 英検準1級・1級 短期集中プログラム

    推薦入試の出願資格を確実に満たすため、英語資格対策も強化しています。新形式(TOEFL iBTなど)にも柔軟に対応し、効率的な学習方法を伝授します。

    自分に最適な対策を知りたい方は、まずは無料教育相談から始めてみることをおすすめします。無料教育相談でお子様の状況を詳しく確認し、アドバイスをもらいましょう。

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