お子さんの進路を考える際、英語教育の充実は欠かせない要素の一つです。特に海外生活を経験されたご家庭や、将来的にグローバルな舞台での活躍を目指すお子さんにとって、どの高校がどのような英語カリキュラムを持ち、どのような留学制度を整えているかは、学校選びの決定打となります。最近では単に英会話を学ぶだけでなく、英語で論理的に思考し、社会課題を解決する力を育てる探究型の学びを導入する学校が増えています。本記事では、英語教育や海外研修、そして海外大学進学サポートに定評のある中学校・高等学校を、それぞれの特徴とともに詳しくご紹介します。

豊田先生
学習相談員

講師:豊田 鈴

TCK Workshopでトッププロ講師として指導と教育相談を担当しております。幼少期の3年間をアメリカで過ごし、帰国後は日本カリキュラムで学んできました。
講師として、日本カリキュラムの国語と英語、算数・中学数学や、志望校別の英語エッセイ・日本語作文、志望理由書、面接対策を担当しております。またHistory系の科目のサポートをさせていただくこともあります。
これまでの学習や指導の経験を活かし、皆さまの現状をふまえた最適な提案をさせていただきます!些細なことでもかまいません。どうぞお気軽にご相談くださいませ!

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    TCK Workshopの無料学習相談では、お子様の現在の英語保持レベルや将来の目標に合わせて、最適な学校選びと受験戦略を個別にご提案します。今の学習状況が志望校のカリキュラムに合っているか、プロの学習アドバイザーが無料で診断いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

    海外研修や留学制度が充実している学校

    豊田先生

    海外研修は、単なる語学学習の場ではなく、現地の文化や社会課題に直接触れる貴重な機会です。学校がどのような提携校を持ち、どのような目的で研修を設計しているかを確認することが、お子さんの成長に直結します。

    海外での実体験を重視し、多様な留学・研修プログラムを用意している学校をまとめました。

    項目江戸川女子聖徳学園成蹊立教女学院和洋九段女子
    主な留学形式国際英語科の全生徒が参加するオーストラリア課題解決型研修、1年間の長期留学シンガポール・NZなどの全員参加研修、希望制国際研修1年以上の長期留学、交換留学制度姉妹校(米・NZ・比)との交換留学ターム留学(70日)、1年間の長期留学
    独自プログラムU.S.デュアルディプロマプログラムダブルディプロマプログラム(PCD連携)ケンブリッジ大学サマープログラムUC Davis 短期留学海外協定大学推薦制度(UPAA)
    特徴米国高校卒業資格の取得が可能ルワンダやベトナムなど多様な国への研修三菱奨学金など充実した支援制度姉妹校の通常授業に参加する実践形式シドニーの姉妹校を中心とした交流

    江戸川女子では、国際英語科の生徒全員参加の研修に加え、米国の高校卒業資格を得られるデュアルディプロマプログラムが注目されています。聖徳学園もオンラインを活用したダブルディプロマを導入しており、日本にいながら海外の教育を受けられる環境が整っています。

    成蹊は、歴史あるセント・ポールズ校(アメリカ)などへ成蹊を退学して進学する長期奨学金付き留学が魅力です。奨学金制度も充実しており、長期留学に挑戦しやすい体制が整っているのが心強いですね。立教女学院は姉妹校との深い繋がりを活かし、現地の寮生活や授業を体験できるプログラムが豊富です。和洋九段女子は、短期から長期まで段階的な留学プランがあり、UPAAを活用したイギリスやアメリカの大学への道も開かれています。

    高度な英語学習カリキュラムが魅力の学校

    豊田先生

    英語を「ツール」として使いこなし、学術的な内容を英語で理解・発信する力は、大学入試だけでなくその先のキャリアでも大きな武器になります。Language Artsの視点を取り入れた授業は、論理的思考力を養うのに最適です。

    授業の質そのものにこだわり、ハイレベルな英語力を養う学校をご紹介します。

    項目渋谷教育学園渋谷成城東京女学館東洋英和女学院法政大学中高
    カリキュラムの軸Academic Skills(収集・思考・議論・発信)ライティング指導とチームティーチングPractical English (Language Arts)4技能を土台とした対話力の育成実践的なコミュニケーションと資格試験活用
    指導の特徴ネイティブ教員によるEssay指導、文学や評論の読解週1回のネイティブ教員による論理表現指導英語圏の小説や英字新聞を活用した授業中3からの習熟度別クラス、英語礼拝中3で英検2級を目標、スキットやディベート
    アウトプットの機会スピーチコンテスト、タームペーパー作成グローバルスタディーズプログラム(5日間)校内模擬国連、プレゼンテーションクリスマス劇、スピーチコンテスト高3での根拠を持ったプレゼンテーション

    渋谷教育学園渋谷(渋渋)は、北米の教育に近いAcademic Skillsの育成を掲げています。帰国生も多く、エッセイライティングやディスカッションを通じて、論理的に情報を整理し発信する力を磨く環境が整っています。東京女学館も同様に、Language Artsをベースとした授業を展開しており、英語劇や模擬国連といった活動を通じて多角的に英語力を高めることができます。

    成城では、高校でのライティング指導を重視し、自分の意見を論理的に構成する力を養います。東洋英和女学院は、少人数制やグレード別のクラス編成により、一人ひとりの習熟度に合わせた丁寧な指導が特徴です。法政大学中高は、フォニックスなどの基礎から始め、最終的にはディベートやプレゼンテーションができるまで段階的に引き上げるカリキュラムを組んでいます。

    【関連記事】東京女学館などのカリキュラムの進化についてはこちらもご覧ください。

    国際文化理解と海外進学支援を強みとする学校

    豊田先生

    海外大学への進学を視野に入れる場合、TOEFLやSATのスコアだけでなく、エッセイ(志望理由書)の質が問われます。学校側に専門のサポート体制があるかどうかは、準備の負担を大きく左右します。

    国際交流の歴史が長く、海外進学への直接的なルートを持つ学校をまとめました。

    学校名特徴的な取り組み海外進学サポート・実績
    順天60年以上の国際交流の歴史、グローカルな課題研究オーストラリア州立高校への1年留学、トビタテ!留学活用
    女子聖学院立教英国学院での留学制度、セブ島語学研修海外大学指定校推薦制度(国公立・州立大学)
    聖学院台湾大学進学サポート、GoCampus協定校推薦ペンシルベニア大、トロント大などの合格実績
    実践女子学園海外協定大学推薦制度(UPAA)加盟トロント大、ブリティッシュコロンビア大などへの合格実績
    文化学園大学杉並カナダ・BC州とのダブルディプロマコース日本とカナダ両方の卒業資格取得、海外難関校への実績

    順天は「グローカル」な視点を持ち、地域と国際社会の両方の課題に取り組む探究学習が盛んです。女子聖学院は、イギリスでの寮生活を通じた国際感覚の育成や、フィリピンでのマンツーマン指導による集中学習など、目的別のプログラムが充実しています。

    進学面では、聖学院が北米や台湾の大学への推薦制度を整えており、エッセイ指導などの個別サポートも手厚いのが魅力です。実践女子学園はUPAAを活用し、イギリスやアメリカのトップレベルの大学への出願を簡略化できる仕組みを持っています。文化学園大学杉並のダブルディプロマコースは、日本にいながらカナダの教育課程を履修できるため、海外大学進学を第一志望とする生徒にとって非常に強力な選択肢となるでしょう。

    TCK Workshopが考える理想的な学校選びの視点

    豊田先生

    「英語が強い」という言葉の裏には、様々な教育の形があります。お子さんが「英語を学びたい」のか「英語で学びたい」のか、その目的を明確にすることから始めてみてください。

    これまでに多くの学校のプログラムを見てきましたが、大切なのは偏差値や知名度だけでなく、その学校の教育方針がお子さんの特性に合っているかどうかを見極めることです。ここでは、専門家の視点から学校選びの際に注目してほしいポイントを詳しくお伝えします。

    ①単位認定がされるか

    まず、海外研修や留学制度については、期間や場所だけでなく「単位認定」の仕組みを必ず確認してみてください。留学期間がそのまま日本の学年にカウントされ、留年せずに卒業できる制度(1年間の長期留学など)が整っている学校は、進路設計がスムーズになります。また、和洋九段女子や実践女子学園が採用しているUPAA(海外協定大学推薦制度)のような、日本の高校からの推薦で海外大学へ出願できる仕組みは、心理的なハードルを大きく下げてくれるはずです。

    ②カリキュラムの内容を確認

    次に、カリキュラムの内容を深掘りしてみましょう。渋谷教育学園渋谷や東京女学館で見られるLanguage Artsの指導は、単なる文法や単語の習得にとどまりません。これは、批判的思考(クリティカルシンキング)を養うための重要なアプローチです。文学作品を読み解き、作者の意図を考察し、自分の言葉でエッセイを書く。こうした経験は、SATやTOEFLといった外部試験の対策にも直結するだけでなく、海外大学の講義についていくための基礎体力を養います。

    さらに、帰国生のお子さんの場合は「英語保持」の環境も重要です。成蹊や東洋英和女学院のように、習習度別クラスや取り出し授業を行っている学校であれば、海外で培った高い英語力を維持しながら、日本の学習内容を補完していくことができます。特に中学生の時期は言語の入れ替わりが激しいため、ネイティブ教員と日常的に接点を持てる環境があるかどうかは大きなチェックポイントになります。

    ③英語保持ができるか

    最後に、大学進学に向けたサポート体制です。聖学院のように、TOEFL対策やエッセイ指導を校内で行っている学校は、塾に通う負担を軽減してくれます。College Boardが提供するAP(アドバンスト・プレイスメント)科目の導入状況や、過去の海外大学合格実績を具体的に確認することで、その学校がどれだけ本気で海外進学を支援しているかが見えてきます。

    学校選びは、お子さんの未来を描く第一歩です。情報収集を丁寧に行い、実際に足を運んで雰囲気を肌で感じることを大切にしてみてください。私たちTCK Workshopも、その過程を全力でサポートさせていただきます。

    【関連記事】帰国後の学校選びについてはこちらもご覧ください。

    まとめ

    英語教育に強い学校選びのポイントを整理しました。

    ・留学制度の多様性:全員参加か希望制か、単位認定や奨学金制度があるかを確認しましょう。

    ・カリキュラムの質:単なる英会話ではなく、英語で思考し発信するAcademic Skillsを育てているかに注目してください。

    ・海外大学進学サポート:UPAAやダブルディプロマなど、海外進学に直結する具体的な制度があるかチェックが必要です。

    ・環境の適合性:帰国生向けの取り出し授業や習熟度別クラスなど、お子さんのレベルに合った学びがあるかを見極めましょう。

    ・長期的な視点:高校卒業後の進路(国内AO入試か海外進学か)を見据えて、学校の強みを選んでください。

    それぞれの学校には独自の魅力があります。お子さんの興味関心や将来の夢に最も寄り添ってくれる環境を、じっくりと比較検討してみてください。

    TCK Workshopでは、世界中のどこからでも受けられるオンライン個別指導を通じて、志望校合格に向けた英語力の強化や、受験準備をトータルに支援しています。お子様の特性に合わせたオーダーメイドのカリキュラムで、自信を持って受験に臨めるようサポートいたします。まずは無料学習相談で、現在のお悩みをお聞かせください。

    次回の記事では、英語重視で受験ができる高校をご紹介します!

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    参照

    edojo.jp/senior/international

    seikei.ac.jp/jsh/educationtrait/abroad.html

    edojo.jp/senior/international

    hs.rikkyojogakuin.ac.jp/school-life/program/

    shibushibu.jp/education/subject.html

    wayokudan.ed.jp/education/feature/

    seigakuin.ed.jp/global/support/

    bunsugi.jp/double-diploma/