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指導を通して感じた想いやお役立ち情報を皆様にお届け致します。

はじめに

この記事を書いた人
ペンネーム:Moeko 2児の母、マレーシア・ペナンに母子留学中

バイリンガル教育を実践しようとマレーシアへ移住した2児の母です。マレーシアで英国式インターナショナルスクールへ子供を通わせながら、バイリンガル教育に関連する記事をお届けしています。

東京都市大学付属中は、東京都世田谷区に位置する東京都市大学付属の中高一貫の男子校です。「トシコー」の愛称で親しまれ、科学が好きな学生と帰国生の入学を歓迎する学校です。

帰国生入試は2014年から開始され、現在では各学年に約40名の帰国生が在籍しています。入試方式は4方式も用意されており、得意を生かした受験をすることが可能です。

トシコーでの学生生活は、帰国生の英語力・日本語力をサポートし、科学実験に多く触れる機会が用意されています。

では東京都市大学付属中学校をご紹介します。

東京都市大学付属中学校の学校情報

学校名 東京都市大学付属中学校
住所 東京都世田谷区成城1-13-1
TEL 03-3415-0104
HP https://www.tcu-jsh.ed.jp/
対象 中学1年生〜高校3年生
カリキュラム 3学期制、週5日
学生数 約800人

東京都市大学付属中学校 帰国生入試の受験情報

帰国生は海外週学歴が1年以上であれば、現地校・インター・日本人学校のいずれの学校からでも受験が可能です。

受験生は、アメリカ・中国・イギリスなどからの帰国生が多いです。帰国生受験資格に当てはまらない場合は、「グローバル入試」での受験が可能です。

入試方法については、出願時に

  • A方式国語型:国語・算数・英語・面接
  • A方式作文型:作文・算数・英語・面接
  • B方式2教科型:国語・算数・面接
  • B方式4教科型:国語・算数・社会・理科・面接

上記の4つの中からひとつを選択します。面接は保護者同伴で実施されます。国語と算数は全て同一問題になります。英語の試験は「英検準1級に準じた難易度」になります。

A方式は、「英語・算数の合計点」または「国語・算数の合計点」のいずれかで合格最低点に達していれば合格です。

B方式は、まずは「国語・算数」の2教科で合否判定がされます。この2教科で不合格点だった4教科型の受験生は、つぎに社会/理科の得点を含めて合否判定がされます。

基本条件 前年度4月2日から今年度4月1日までに生まれた男子で、次の1、2の要件を満たすもの
①日本の義務教育期間における海外就学期間が通算1年以上のもの
②出願時点で、日本への帰国から3年以内のもの
募集定員 男女 若干名
出願期間
12月上旬〜1月上旬
入試日時 1月上旬

東京都市大学付属中学校 2019年度帰国生入試結果

A方式 国語型 作文型 合計
出願者数 Ⅱ類 Ⅰ類 Ⅱ類 Ⅰ類 Ⅱ類 Ⅰ類 合計
41 47 4 9 45 56 101
B方式 2教科 4教科 合計
出願者数 Ⅱ類 Ⅰ類 Ⅱ類 Ⅰ類 Ⅱ類 Ⅰ類 合計
24 16 101 41 125 57 182

東京都市大学付属中学校のポイント

公正、自由、自治を建学の精神とし、男子に適した教育を実践している学校です。

文武両道は「勉強100、部活100」と、どちらにも全力で取り組む姿勢の学生たちと、その頑張りを支える先生たちがいることが印象的ですね。

帰国生向けの英語の取り出し授業がある点、入学オリエンテーション参加以降であれば海外赴任があった場合に元の学年への編入が保証される点など、帰国生の学びや学校生活のサポート体制も整っています。

東京都市大学付属中学校のカリキュラムについて

中高6年間を前期(中1、2)中期(中2、高1)後期(高2、3)と編成し、進路希望に合わせてクラスはⅡ類・Ⅰ類に分かれます。

  • Ⅱ類:東大・京大・東工大・一橋大・国公立医学部などへの現役合格を目指す
  • Ⅰ類:難関国公立大・早大・慶大等の難関私大への現役合格を目指す

高校2年生からは進路希望に応じて、理系クラス・文系クラスに分かれます。授業やフィールドワーク、校外研修などでの学びを「自分の夢を実現する力に変える」ための教育を大切にしています。

思考力・判断力・表現力の三つの力を育て、主体性・多様性・協働性を養うプログラムに構成されています。体験し学び、レポートを作成し、発表するというサイクルが整っているのが、学生たちが自ら楽しく学ぶトシコーの大きな特徴の一つです。

週4時間の英語取り出し授業

希望者はネイティブ講師による英語特別指導を受けられます。英語で学ぶことが主軸となり、中学1年から高校1年まで海外現地校の同一学年レベルの授業が行われます。教材は実際に海外現地校で使われているものを使用し、少人数クラスで個々の生徒の進度にあわせたきめ細かい指導が受けられます。

またeラーニングシステムを利用して英検準1級までの自宅学習も可能です。

英語・数学の放課後学習

中1から高3まで、英語と数学を中心として、「基礎」と「応用」に分けた放課後の基礎補習と応用講座が行われます。日本語で学習する教科に不安がある場合でも、補習が受けられるのは安心ですね。

また春夏冬の長期休暇中には特別講習があります。それぞれの実力に合わせた講座を受けることができるので、弱点の克服も得意科目の強化も学校がサポートしてくれます。

日本語表現力を磨く取り組み

高校1年生では、中1〜3までの総合的な学習のまとめとして、中期修了論文を書きます。

テーマの設定、文献調査、フィールドワークなど、論文を書き上げる基礎をじっくり学ぶことができます。

帰国生にとっては日本語の表現力をトレーニングできるカリキュラムがあることは魅力的です。

科学実験と考察に重きをおいたアクティブラーニング

中学では週1回の科学実験の授業があります。3年間で約60テーマの実験を通し、レポート作成と添削指導を受けて分析力や思考力を鍛えることができます。

高校で理系へ進む学生は、年間20テーマを実験し、少人数クラスで深い学びができます。高度な実験が可能な充実した設備が整っていることも、トシコーの特徴です。

キャリア・スタディ

進路指導のスタートとして、中学3年の1年間を通して先輩や社会人OBの話を聞く機会や、企業研修など座学とフィールドワークなどを行います。

キャリア・スタディのまとめには自分史を作成し、これまでの成長と今の自分をレポートにまとめます。作成したレポートを発表し合い、クラス代表者は企業の方や保護者などにプレゼンテーションを行います。

これらの学習を通して、将来の自分をイメージし少しずつ具体的な行動に移していくことができるようになっていきます。

国際理解教育

全員参加の研修は、中3の京都・奈良研修、高1のアメリカ研修があります。アメリカではⅠ週間のホームステイ経験やカリフォルニア工科大、UCLAの訪問など世界をリードする最先端の科学技術に触れる機会があります。

希望者向けの研修は、中3のマレーシア異文化体験、高1のNZ語学研修があります。マレーシアでは集落ステイで他民族多言語の環境を体験し、NZでは3週間現地校の授業に参加しホームステイ体験します。

また、日本の3学期に当たる3ヶ月間を、NZの現地校に正規留学するプログラムもあります。トシコーの学生がお世話になるNZの4校、マレーシアの1校から交換留学生を受けれ入れています。学生の自宅にホームステイ受け入れをしたりと交流があります。

カフェテリア/通学

お昼には250席の広さのカフェテリアでランチをとります。昼休みだけでなく、自主学習や生徒の憩いの場として終日利用ができます。最寄り駅の成城学園前から歩いて10分、二子玉川駅からバスで20分です。

クラブ活動

勉強100、部活100と文武両道に全力で取り組むトシコーの学生たちですが、中学生の9割は部活動に所属しています。

部活動は原則週3日と決められており、文武両道のバランスをとっています。また中学生と高校生が一緒に練習や活動する部活も多くあり、上級生から学んだり刺激を受けたりする事もあります!

卒業生の進路は?

トシコーの高校1年生になると、学内で大学教授の模擬授業を受けるなどのガイダンスが始まり、第一志望校合格へ向けての進路指導が始まります。

2019年度は東京大学へ2名、一橋大学、電気通信大学、首都大学東京、横浜国立大学、東京農工大学など国公立大学へは69名が合格しています。

早稲田大学、明治大学、慶應義塾大学、東京理科大学、中央大学などの難関私立大学合格者も多く、また22名の医学部合格も輩出しています。

求められる英語力は?

帰国生入試の英語難易度は英検準1級程度といわれています。

過去問題は学校ホームページからダウンロードが可能です。長文読解が中心になるため、文章問題を中心に対策をしておくと良いでしょう。

帰国生入試の条件として、他校と比べると帰国生受入の間口は範囲は広くなっていますね。

さいごに

東京都市大学附属中学校のポイントをおさらいすると、

  • 勉強100部活100の文武両道を全力で取り組む校風
  • 多くの化学実験から、分析力・思考力・表現力を身につけられる
  • 帰国生ウェルカムな受験制度と英語取出し授業あり

TCK Workshopでは帰国生受験サポートはもちろん、入学後の英語力維持サポートや、日在学中に留学を目指す生徒へのサポート、日本語や他教科のサポートも可能です!まずはお気軽にご相談ください。

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