はじめに――公文国際について

公文国際学園中学・高等学校(以後、公文国際)は、なんと制服も校則もない、自由と権利を尊重する学校です。

中学から高校までの6年間、教わるだけでなく主体的に学び向上していく力を養うことを目指しており、子どもたちの可能性を最大限に伸ばすような、国際的視点を持った学校です。

今回は、公文国際

  1. 学校生活
  2. 進学実績
  3. 受験情報

についてまとめて紹介していきたいと思います!

公文国際の学校生活

まずは、公文国際学校生活についてみていきましょう。

公文国際では、スモールステップで自学自習を進める公文式学習を取り入れており、高度な自習力を育てることに力を入れています。日本国内だけではなく、海外からも個性豊かな生徒が集まっていることも特徴です。

3ゾーン制

公文国際の特徴一つとして、下の3ゾーン制で6年間の一貫教育を分けて捉える教育方式を導入していることが挙げられます。

  1. イエローゾーン(中学1年〜2年)
  2. グリーンゾーン(中学3年〜高校1年)
  3. ブルーゾーン(高校2年〜3年)

イエロー「基礎期」グリーン「充実期」ブルー「発展期」を表しており、それぞれの校舎や責任者を中心により効果的な教育が実現されています。

自由と自律

公文国際には、自分で考えて行動する力を身につけてもらうため、校則はありません。

校則がないと聞くと、かえって心配になってしまう方もいるでしょう。しかしご安心ください。その基本方針を理解した上で校風を守るための生徒憲章というものがあり、そこでは権利に伴う責任が求められていることが示されています。「何をしてもいい」のではなく、「何をしたらいいのか」ということを身につける教育方針が採用されているのです。

寮生活

学校の敷地内にある男子寮・女子寮では日本全国・海外から集まった生徒が共同生活を送っており、自立・自律だけでなく、国際社会で必要な他者を認め理解する精神を養っています

中学1年生では、自宅から通学している生徒にも希望者を対象として4ヶ月の「寮体験プログラム」が用意されており、担当スタッフのサポートの下、

  • 生活
  • 学習
  • 自治
  • 行事

を通して生活習慣・学習習慣を形成し、幅広い視野と責任感を育てることが可能です。

英語授業

帰国受験生が気になるのは、やはり英語授業でしょう。 公文国際には、さまざまな英語のキャリアを持つ生徒が集まるため、中学1年から少人数多展開授業を行い、生徒のレベルに合わせた授業を行なっています。

また、英語に自信のある生徒は中学3年からフランス語・ドイツ語を学習することができるなど、やる気があれば学年を超えて様々な学習を進めていくことができるのが公文式の利点となっています。

国際教育

国際教育の一環で、公文国際は世界各国で行われる模擬国連に年2〜3回参加しています実際に参加するのは選抜された10名ほどですが、学年関係なく誰でも参加できる校内の模擬国連や準備プログラムを通し、帰国生であるか否かや英語力にかかわらず様々な生徒が活躍しています。

そのほかにも、国際理解に繋がる

  • 国際理解DAYS
  • カナダへの語学研修
  • 留学生を通した国際交流

などを行っており、プレゼン発表や講演会TOEFL等の英語能力検定試験の受検も積極的に推奨しています。

様々な方法で国際教育がなされていることが分かりますね。学力も個性も伸ばしたいだけ伸ばせる、それが公文国際。

公文国際の掲げる自学自習・自立・自律の精神を学んだ生徒たちは、グローバルな視点をもって世界で活躍することができるでしょう。

公文国際学園の学校生活
  • 校則のない自由な校風、「何をしたらいいのか」を自分で考える姿勢を身に着ける
  • 中学一年生時に4か月の寮生活体験も可能
  • 英語の授業は少人数多展開フランス語ドイツ語を選択することも可能
  • 模擬国連など、国際教育にも注力

英語教育や国際教育に力を入れている公文国際ですが、帰国生入試では英語の筆記試験がありますので、感覚的な日常会話だけでなく、しっかりとした文法知識が身についているかどうかが重要なポイントになります。入学後に用意されているこれらの機会を存分に利用するためにも、今のうちからきちんとアカデミックな英語を身につけておきましょう!

弊社TCK Workshopでは、経験豊富な講師が皆さまの学校選びから試験対策、入学後の学習生活までしっかりとサポートさせていただきます。まずは無料学習相談から、是非お気軽にお問い合わせください。

公文国際の大学進学実績

次に、公文国際大学進学実績をチェックしていきましょう。

公文国際の生徒たちの卒業後の進路も気になりますよね。以下の大学合格実績をご覧ください。

2020年度現役合格人数(現役生148名)

国公立40名
上智早慶89名
GMARCH126名
関関同立7名
その他私立231名
海外大学12名

以上のデータを見ると、海外大学を志望する生徒が比較的多くいるように感じます。もし高校卒業後に海外へ戻りたい方がいれば、公文国際には大きなチャンスがありそうですね!

他にも卒業生の30%近くが国公立へ合格していたり、難関私立大学へ進む生徒がいたりと、幅広い進路が用意されていることが伺えます。

公文国際の帰国生の受験情報

最後に、公文国際帰国生受験情報を確認しておきましょう。

公文国際A入試・B入試の他、帰国生入試も行なっています。 募集は男女合わせて10名。ここでは帰国生入試について詳しく見ていきたいと思います。

試験科目

  1. 適性検査
  2. 英語
  3. 面接

適性検査と英語は各50分100点満点となっています。面接は10分程度と長いわけではありませんが、この短い時間で何を伝えられるかが鍵になってきそうですね。

帰国生として英語はなんとしても良い点と取りたいところですが、帰国生やインター出身者が大勢集まる中、日常会話だけでない、正確な文法知識やアカデミックな英語をいかに習得できているかがポイントとなるでしょう。

全日程インターネット出願のため、海外にいながら受験勉強に取り組むことも可能です。

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公文国際のまとめ

中高一貫の6年間、公文国際学園での充実した生活はとても魅力的ですし、お子様にもここで大きな成長と遂げてもらいたいですよね。

公文国際は、中高一貫の特色を生かしたその教育制度のため、中等部での転編入試験はあるものの、高等部からの入学はできません。決めるなら今、小学校卒業のタイミングです。

ここまで公文国際学校生活や大学進学実績、受験情報を見てきましたが、ご参考になれば幸いです。

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