英語がネイティブではない日本人学生がGroup1の科目で履修する可能性が高いのがJapanese A Language and Literature(日本語A言語と文学)。
ですが「高得点を取れるのか心配…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
確かに、筆者も日本の国語の授業とは大きく違う試験形式や評価方法に、初めは戸惑いましたが、最終的にはHLで7を取ることができました。
ズバリ、Japanese A Language and Literatureには「高得点を取る秘訣」が存在するのです!
この記事では、Japanese A Language and Literatureでフルスコアを取る秘訣を3つ伝授します!
この記事を読めば、あなたの成績upの方法がよく分かります。
秘訣1:日頃から新聞記事や広告などを読んで日本語の文章・様々なテキストタイプに慣れよう!
Japanese Aでは、とにかく「日本語で長い文章を書くこと」に慣れることが大切です。
しかし、Japanese Aを履修されている人の中には
- 「日本語での記述に苦手意識がある」
- 「他の科目を英語で学んでいる分、頭を日本語モードに切り替えるのが大変」
とお悩みの方も多いでしょう。
そこで筆者がおすすめするのは、「日頃から日本語の文章に触れる機会を自分で作ること」です。
海外にお住いの方でも、今の時代はインターネットを活用すれば、いくらでも日本語の文章を手に入れることができます。
ここでさらに筆者がおすすめするのが、「新聞記事や広告などの様々なテキストタイプに慣れ親しむこと」です。
Japanese A Language and LiteratureのPaper1では、初見の文学ではない文章(non-literary text)を分析・考察する力が問われます。
過去には、雑誌記事や新聞記事、散文詩のみならず、新聞広告や歌詞なども出題されました。
したがって、幅広い種類のテキストタイプに触れ、主題の伝え方や文体的な特徴を事前に知っておくことが高得点のカギを握るのです!
秘訣2:授業で扱った文学作品は、1冊ごとに主題や技法を文章にしてまとめておこう!
Japanese A Language and Literatureでは、2年間でSLは4冊、HLは6冊の文学作品を読み、Paper 2やIO(Individual Oral)と呼ばれる口頭試問において、「作品を細かく分析する力」が問われます。
「難しそうで不安」「どこから手をつければ良いか分からない」という方にも筆者がおススメするのは、「作品ごとに主題や技法(文体の特徴など)を文章にしてまとめておくこと」です。
ここでポイントとなるのが、箇条書きではなく、「文章でまとめる」という点です。
これは、試験で問われる能力が、「文学作品に対するあなたの理解を文章でわかりやすく伝える力」だからです。
いくら作品の主題や技法を完璧に学習していても、それを試験で出し切れなかったらもったいないですよね?
筆者は、全ての文学作品について文章でまとめたものをフル活用して試験対策を行っていました。
またHLの場合、Paper 2では2つ(以上)の作品を比較する必要性があるので、それぞれの作品の繋がり(共通点や相違点)を意識しながらまとめておくとなおさら良いでしょう。
秘訣3:Past papers(過去問)を繰り返し解いて、高得点のコツを体得しよう!
秘訣1と秘訣2が実践できている方に筆者がおすすめするのは、「実際にPast papersに挑戦して試験で高得点を取るコツを模索すること」です。
Paper 1もPaper 2もそれぞれの形式や記述方法に慣れるまでは、高得点を取るのが難しいのではないでしょうか?筆者も、初めはなかなか良い成績が取れませんでした。
例えば筆者は、過去問を何度も解くことで、Paper 1&Paper 2どちらの試験でも、最初にテキストの主題・文体・構成などを簡単に箇条書きし、そこから原稿用紙に記述を始めるのが効率的な答案作成、つまり高得点に繋がるコツだと学びました。
たくさんの種類の過去問を解き、先生の添削を基に書き直すという作業を繰り返すことで、あなたにとっての「書きやすくて且つ点数も取れる型」が見えてくるはずです。
まとめ
いかがでしたか?IBDPのJapanese A Language and Literatureで7を取得するには、以下の3点がとても大切です!
- 日頃から新聞記事や広告などを読んで日本語の文章・様々なテキストタイプに慣れよう!
- 文学作品は一冊ごとに主題や技法を文章にしてまとめておこう!
- Past papers(過去問)を繰り返し解いて、高得点のコツを体得しよう!