海外の学校に転校して間もないあなたは、

  • 「英語/内容が難しくて授業についていけない…」
  • 「授業中先生が何を言っているのかわからない…」

とお悩みかもしれません。

そのお悩み、あって当然です!

ずっと日本語の環境で育ってきたのに、いきなり英語で授業を受けることになったら、ただただ困りますよね?筆者が授業で英語を使い始めたのは高校生に入ってから。

昔から英会話学校に通い、中学校では教科としての英語をそれなりに真面目に勉強してきたのですが、いざ高校の授業を受けてみると…パワーポイントの文字を理解する前にスライドが切り替わってしまうし、先生が話していることも聞き取れない…!

同級生は平然としているのに、自分だけは焦っているような感覚になりました。

その後、色々と試行錯誤し、この3年後、無事にIB DPを取得することができました。この記事では、IBの授業についていけなかった私が実践してきた中でも特にオススメの方法を4つお伝えします!

授業資料を共有してもらう!

授業では、パワーポイントを使う先生方が大半で、特に重要な文字情報はスライドに載っていることが多いです。そんなとき、スライドの文字を一語一句書き写したり、調べたりしていると、

  • 「板書が追いつかない!」
  • 「意味を調べるのが追いつかない!」

ということになりかねません。

授業中の板書の速度、理解が追いつかないなら、せめて後から家で見直して復習できる状態にすべきだと考え、先生にメールやGoogle Driveの機能を使って授業資料を共有してもらいました。

家で自習することができますし、家庭教師の先生に見せて、理解を助けてもらうこともできます。先生によっては資料共有を渋る人もいるかもしれませんが、何回でも頼み込んで、粘り強く交渉しましょう!

許可を得て授業を録音してみよう!

それでも、「せっかく共有してもらった授業資料を見てもピンと来ない…」ということもありますよね。スライドに文字情報を載せず、口頭の説明をメインに授業を進める先生もいます。

そのような先生の授業では、私は携帯の録音機能を使って授業音声を録音させてもらっていました。録音をしておけば、スライドには載っていない、口頭での説明を家で聞き直すことができます。

「頑張って説明を聞かなきゃ、でも板書も写さなきゃ」という授業中のストレスを軽減できます。

ただし、録音はかならず許可を取ってから行ってください!無断で録音すると後々問題になることも。先生に断られた場合は、「仕方がない」と諦めましょう…。

電子辞書を持ち込み、キーワードを押さえよう!

そして授業中について。スライドを共有してもらう場合は、もう焦ってノートを書き写す必要はありません。授業中は、授業で頻出する単語や、見出しの単語の日本語の意味を、電子辞書などで調べてみましょう。

日本で習ったことがある、知っている単語だと、少し肩の力を抜いて授業を聞くことができますし、その後の授業の理解が進みます!

とにかく先生に質問しよう!

「授業を受けて、家でも復習したけどよくわからない…」という場合、学校の先生に質問してみましょう!繰り返し質問をすると、こちらの努力や熱意が伝わり、気にかけてくれるようになるはずです。

しかし、日本の中高と比較すると、授業時間外や放課後に先生に時間をとってもらうハードルが高いです。

そんなときは、授業前・授業後に質問に行くのがおすすめです。「I have a quick question.]などと言うと、対応してもらいやすいですよ!