今年度(2020年度)、無事に国際基督教大学高校(ICU)に5名の生徒様が合格しました!今回の記事は、ICU高校の4つの選考方法のなかで自分にとって有利なものの選び方と、推薦入試・書類選考に欠かせない語学資格について紹介します。
ICU高校に向いている人は?
個性的で魅力あふれるICU高校。どんな方に人気なのでしょうか?要約すると、
- 海外の学校生活が楽しかった!
- 帰国しても、国際性・多様性がある高校に通いたい!
- 帰国生が多く、帰国生のことをよく分かっている高校へ通いたい!
- 高校受験入試は、英語1科目で勝負したい(推薦・書類選考入試)
というタイプの海外帰国生にとって例年人気が高い学校です。 ご要望が多ければ、また別の記事を作成します!
TCK Workshopでは例年合格者がいるため、合格後の生徒様がICU高校でどのような生活を送っているかも、教えてもらえます。 ありがたいことに、入学後、内部進学や留学のためにレッスンの継続をお願いされる場合もあります!
ICUHSにご興味がおありの方は是非、まずは無料学習相談からお気軽にお問い合わせください!
ICU高校の推薦入試・書類選考入試・学力選考入試の違い
帰国生がICU高校を受験する場合、大きく4つの方法があります。大きく違うのが、定員(倍率)と合格を判定する材料です。また、推薦入試は、合格したら入学辞退ができません(後述します)。それぞれの合格判定材料は、下記のとおりです。

高1の4月の入学する帰国生入試
推薦入試 (定員60名) | 学校の成績、語学資格、自己PRカード、面接試験 |
---|---|
書類選考入試 (定員90名) | 学校の成績、語学資格、面接試験 |
学力選考入試 (定員10名) | 学力試験(英・数・国)、調査票(成績など) |
高1・高2の9月に編入する編入試験
帰国枠編入試験 (若干名) | 学校の成績、英語資格、自己PRカード、面接試験 |
---|
詳しくは、公式HPも参考にしてください。どの方式が自分に合っているか詳しく相談したい場合は、ぜひ個別でお問い合わせください。
推薦入試は、合格したらICU高校に進学することが義務付けられます。つまり、推薦入試はICUを第一志望としている方に向いています。定員は書類選考よりは少ないですが、第一志望の人には、こちらの方が有利です。ICU高校のために語学資格をそろえ、自己PRカードにしっかり時間をかけて、これまでの努力の軌跡と、ICUを第一にする思いをしっかり盛り込むことができるからです。
書類選考入試では、入学を辞退することもできるし、自己PRカードも提出不要なので、一見、出願がしやすいように思えます。しかし、判断材料が少ないということは、学校の成績と資格の2つが非常に重要になってきます。自己PRカードがないとういことは、これまでの自分の背景や、想いを知ってもらう機会が少なく、中学での努力が『学校の成績』というシンプルな結果で判断されるということです。
非常に高い学校の成績、そして語学資格を獲得している受験生同士の戦いになるわけです。書類選考入試は、他校に出願をしたい、かつ学校の成績や英語力に自信のある方が向いていると言えます。
ICU高校合格に必要な語学資格について
推薦入試と書類選考に共通しているのが、資格、つまり語学資格です。過去に合格している生徒様を見ると、おおむね下記のような資格が必要です。
英語圏からの帰国生 | 英検1級、TOEFL100点の両方 |
---|---|
非英語圏からの帰国生 | 英検準1級、TOEFL90点、TOEIC900点以上のいずれかHSK5級などの非英語資格もプラスポイント。 |
英検の高い級は、1回の受験で合格できる方は極めて稀です。3回程度は受験できるよう、1年のゆとりを持ち、前倒しで計画的に資格を取得していくのが非常に重要となってきます!

TOEFLは受験できる回数が多い分、もう少し融通が利きます。単語力が明暗を分けることが多いため、自信のない方は、こちらも早め早めに覚え始める必要があります。
最後に
- 推薦入試はICUを第一志望としている方向け。自己PRカードにしっかり時間をかけよう
- 書類選考入試は、他校に出願をしたい、かつ学校の成績や英語力に自信のある方向け
- 語学試験は、英検1~準1級、TOEFL90~100点程度が目安。余裕をもって準備しよう
こちらの記事では、ICU高校自己推薦入試の合否を分ける、自己PRカードの書き方についてご紹介していますので、是非こちらもご参照ください!
帰国生に人気のICUHS、自己PRの書き方や面接対策、高い水準が求められる語学試験対策など、不安な要素も多いのではないかと思います。弊社TCK Workshopでは、経験豊富な講師陣が皆さま一人ひとりの不安に寄り沿いTOEFLや英検などの受験対策から入学後の勉強のサポートまでしっかりとお手伝いさせていただきます。まずは無料学習相談から、是非お気軽にお問い合わせください!