帰国生受験の出願シーズンが近づくと、中学受験、高校受験、大学受験を問わず多くのご家庭を悩ませるのが「志望校選び」や「学校ごとのカリキュラム・入試対策」です。特にインターナショナルスクールや伝統校においては、一般的な筆記試験対策だけでなく、校風の理解や入学後の履修戦略、学力維持のポイントを押さえることが合否や進級を左右する極めて重要な要素となります。しかし、学校ごとの詳細なカリキュラム構造や評価基準が見えづらく、どのように準備を進めればよいか迷ってしまうケースも少なくありません。
本記事では、聖心インターナショナルスクールの魅力や教育理念をはじめ、合格・進級を確実にするための具体的な対策や学習戦略について分かりやすく解説します。

TCK Workshop プレミアム講師。獨協高等学校を経て、早稲田大学国際教養学部(SILS)卒業。 オーストリア・ドイツへの留学経験を持つ国際派でありながら、中学・高校入試の全科目(英・国・数・社・理)を指導できる稀有な「オールラウンダー」。 SILSで培った広い教養と論理的思考力を活かし、SAT対策や大学入試の小論文・志望理由書指導において、合格を引き寄せる「書く力・考える力」を徹底的に鍛え上げる。
聖心インターナショナルスクールへの対策や学校フォロー、海外経験を活かした進路設計でお悩みの方は、ぜひTCK Workshopの無料学習相談をご活用ください。経験豊富なプロ講師がお子様の状況や目標に合わせた最適な学習プランをご提案し、成果につながる徹底的なサポートを提供いたします。
学校情報と聖心インターのおすすめポイント


聖心インターナショナルスクールは、単なる語学教育の場ではなく、世界30カ国以上・140校を超える「聖心家族」のグローバルネットワークを背景に、高い知性と社会貢献の精神を養う場です。国際色豊かでありながらカトリック伝統の品格と規律があり、一人ひとりの自立心をしっかり育む環境が整っています。
| 学校名 | 聖心インターナショナルスクール |
|---|---|
| 住所 | 東京都渋谷区広尾4丁目3番地1号 |
| TEL | 03−3400−3951 |
| HP | http://www.honbu-sacred-heart.jp/organization/international/ |
| 学生年齢 | 3歳半〜18歳(幼、小、中、高) |
| 学生数 | 女子校 (幼稚科は共学) 約580名 (幼稚科 100名、初等科 160名、中等科 160名、高等科 160名) |
聖心インターナショナルスクールのおすすめポイント
- 都内有数のカトリック系女子インターナショナルスクール:共学とは異なり、性別による役割分担なくすべてのリーダーシップを女性が担う環境。
- 約50カ国から集まる国際色豊かな環境:日常的な異文化理解や、伝統衣装で互いの文化を祝い合う「One World Day」などの独自イベント。
- 高い進学実績を支えるAP(Advanced Placement)プログラム:米・英・カナダなどの海外難関大や、日本の帰国生入試(慶應・上智・早稲田等)で圧倒的有利に働く高度カリキュラム。
英語圏(米国・英国・カナダ・オーストラリア等)の優れた教育手法を取り入れ、SAT・AP・ISAなどの外部標準化試験にも学校全体で対応しています。
【関連記事】SAT対策についてはこちらもご覧ください。
カトリックの伝統と多様性が共存する学校生活・環境
聖心インターナショナルスクールは、聖心女子学院の創設者(聖マグダレナ・ソフィア・バラ)の教育理念を脈々と受け継ぎ、「しっかりした知性、堅実な実行力、謙遜な心」を備えた女性の育成を目指しています。

多岐にわたるクラブ活動と充実した最新設備
聖心インターナショナルスクールでは初等科からクラブ活動が始まり、その内容も多岐にわたります。
| 初等科 | 美術・ダンス・音楽・スポーツ・ドラマ 等 |
| 中等科のみ | 学校売店・コンピューター・チェス・美術・手工芸・卓球 等 |
| 高等科のみ | ミュージカル・テニス |
| 中高等科共通 | バスケットボール・陸上・サッカー・クロスカントリー・バレーボール・ ネットボール・スピーチ・合唱・バンド・オーケストラ |

校内には2つの大きなパフォーマンスルーム、フィットネスジム、都心では極めて希少な広大な天然芝グラウンド、ナイター設備付きテニスコート(2面)を備えています。
また、約5万冊の蔵書を誇る2つのライブラリーや最新の科学ラボ、コンピューター室があり、少人数教育に対して非常に恵まれた学習環境が整えられています。
英語サポート(ESL)・外国語・日本文化学習
英語が第一言語でない学生への英語サポートクラスがあります。また外国語として、フランス語や日本語などを選択して学ぶカリキュラムも用意されているようです。ジュニアスクール(小学校)では日本文化を学ぶ授業もあり、学校イベントとしては11月にジャパンデイという催しが行われます。
スクールランチがあるので、お母様の負担減!

幼稚園ではクラス単位でのランチボックス、小中高生は食堂(Cafeteria)にて栄養バランスの行き届いた温かいスクールランチが提供されます。食物アレルギーへの配慮もなされており、保護者の負担を軽減する体制が完備されています。
小学生向けサマープログラム
例年、外部生も対象とした夏休みのEFL(English as a Foreign Language)体験プログラムが開講されています。学年ごとに魅力的なテーマ(例:Ancient Egypt, Spaceなど)が設定されており、英語で学ぶ楽しさに触れられる絶好の機会となっています。
卒業生の進路と戦略的なAP(Advanced Placement)履修

卒業生の多くは、第一志望の国内外難関大学やカレッジへ進学しています。高校(High School)では大学準備カリキュラムが提供されます。
APプログラムの特長と進学における有利性

聖心では、米国の College Board が提供するAP(Advanced Placement)コースの履修が全生徒に推奨されており、多くの高校生が3〜4科目を履修します。
APは大学教養レベルの高度な学習内容であり、5点満点中「4点〜5点」を獲得できれば以下のような大きな強みになります。
- 北米・カナダ:大学入学後の単位として認定され、学費や早期卒業に貢献。
- イギリス・ヨーロッパ:オックスフォードやケンブリッジをはじめとする難関大学で、出願・合格の必須要件(Entry Requirements)。
- 日本国内(帰国生入試・総合型選抜):上智(FLA)、早稲田(SILS/PSE)、慶應(PEARL/帰国入試)等で極めて高い学力証明として評価される。
G9(中3)数学のトラッキングシステムと攻略法


聖心での学習・進路設計において最も見落としてはならないのが、G9(中学3年生)の数学成績です。聖心では数学のトラッキング(習熟度別クラス分け)が行われており、G9で高いGPAを維持することがG10でのHonors(特進)クラス入りへの絶対条件となります。
| 学年 | 重点ポイント | 対策と進路への影響 |
| G9 (中3) | 数学の成績(最重要) | G10での特進クラス(Honors)入りの判定基準。ここで躓くと将来のAP選択が制限されます。 |
| G10 (高1) | Honorsクラスの維持 | AP Calculus受講に向けた代数・幾何・三角関数の基礎固めと高GPA維持。 |
| G11 (高2) | AP Calculus AB受講 | 理系・経済・ビジネス系学部を目指す生徒は必修レベル。大学教養レベルの微積分に挑戦。 |
| G12 (高3) | AP本試験(5月)と出願 | AP Score(4〜5点)を正式出願書類として提出。志望校合格を確実に引き寄せます。 |
G10でHonorsクラスに入れない場合、G11で理系・経済系出願に不可欠な「AP Calculus」を選択することが困難になります。受検・進級を検討している場合は、G9の段階から計画的な数学の先取り・GPA管理を行うことが成功の鍵です。
受験情報と合格に必要な準備

さて、聖心へ入学したいと検討される保護者・学生さんに確認していただきたいのが入学条件についてです。こちらの学校は、主に外国人生徒を対象に英語を公用語とした教育を提供していますが、日本人の学生も入学は可能です。入学条件をご確認のうえ、詳細については学校へ直接ご確認をお願いします。
エントリー要件
幼稚園と小学生の場合は、両親のどちらかが英語を話せることが必要条件になっています。
学年と年齢
年齢による学年分けの基準日は9月1日となっておりますのでご注意ください。
| 学年 | 年齢 |
|---|---|
| 幼稚園 | 3歳半〜5歳 (男女共学) |
| ジュニア(1〜4年生) | 6歳〜9歳 |
| ミドル(5〜8年生) | 10歳〜13歳 |
| ハイスクール(9〜12年生) | 14歳〜17歳 |
試験内容
中学校・高校では筆記試験が課されています。
| 学年 | 内容 |
|---|---|
| 幼稚園・小学校 | 書類審査 保護者の面接 |
| 中学校・高校 | 書類審査 保護者の面接 筆記試験(数学、英語の小論文、英語レベルテスト) |
求められる英語力は?
聖心は英語サポートが必要な学生の受け入れもしていますが、学生の国籍が多岐にわたる点からもわかるように、日本人学生の受け入れが容易という訳ではないようです。
幼稚園、小学生については学生に対し英語力を確認する試験はありませんが、保護者のうち少なくても一人が英語でコミュニケーションを取れる必要があります。高学年の入学については学年相当の英語力があることが望ましいでしょう。
弊社TCK Workshopでは、インターナショナルスクールの入学に必要な筆記試験対策も行っております!「聖心を受けてみたいけど学力試験が心配……」という方は、是非一度ご相談ください!
TCK Workshopによる聖心インターナショナルスクール対策

TCK Workshopでは、聖心インターナショナルスクール(ISSH)への合格を目指す受験生や、在籍中の成績維持・AP対策を行う生徒様に向け、経験豊富なプロ講師陣による完全マンツーマンの学習サポートを提供しています。
1. 入試(数学・英語小論文・レベルテスト)に向けた受験対策サポート
聖心の中高入試で合否を分ける英語小論文(Essay Writing)と英語レベルテスト、英語での数学試験に対応した特化型指導を行います。独自の過去傾向分析に基づき、アカデミックな語彙力・論理構成力を短期間で引き上げます。また、保護者様向けの英語面接トレーニングや志望動機の言語化まで一貫してバックアップします。
2. GPA維持・G9数学のトラッキング突破とAP高得点対策
入学後の最重要課題であるG9数学での高得点獲得、およびG10でのHonorsクラス入りに向け、学校のChapter Testや提出物を完璧にフォローします。さらに、G11・G12でのAP(Calculus, Statistics, Physics等)履修生に対しては、5月の本試験で「5点満点」を獲得するための過去問(Past Papers)徹底演習と概念理解を指導します。
3. 完全オーダーメイドカリキュラムと保護者面接・書類伴走
「受験まで残り時間が少ないため集中して小論文と面接を対策したい」「G9の数学だけピンポイントで成績を上げたい」「帰国スケジュールに合わせて時差対応レッスンを受けたい」など、ご家庭の状況に合わせた完全オーダーメイドのカリキュラムを構築。定期的な保護者面談を行いながら、成果が出るまで親身に伴走いたします。
まとめ
・聖心インターナショナルスクールは、100年以上の歴史と世界的なネットワークを持つ伝統あるカトリック系女子校である。
・グループワーク重視のアクティブラーニングや最新設備が整っており、自律心と真の国際感覚が養われる。
・高等部でのAP(Advanced Placement)取得が推奨されており、海外難関大や日本の帰国生入試で圧倒的に有利となる。
・合格・進級の最大のポイントは「G9数学の成績(トラッキング突破)」と「入試での英語小論文・保護者面接対策」である。
聖心インターナショナルスクールへの合格・進学や、入学後のGPA維持・G9数学・AP対策でお悩みの方は、ぜひ一度TCK Workshopの無料学習相談をご利用いただき、目標達成に向けた最適な学習プランを一緒にスタートさせましょう。
