はじめに

英検2級と準1級の間には、語彙の質、トピックの専門性、文章の複雑さなど、非常に大きな「壁」が存在します。では、この2級と準1級の間に横たわる「大きなギャップ」を、どうすれば効果的に埋めることができるのでしょうか。

(前編はこちら) 英検準1級の壁を超えるには? 2級とのギャップを徹底比較(前半)
https://www.tckwshop.com/tckblog/45435/
(前編の記事では、このギャップについて詳しく解説しました。)

2級に合格したばかりの方が、独学でいきなり準1級の過去問対策を始めても、レベルが高すぎて歯が立たず、1年、2年と時間がかかってしまうことも珍しくありません。

TCK Workshopでは、この困難なステップアップを乗り越えるために「英語多読」を推奨しています。この記事(後編)では、英語多読がなぜギャップを埋めるのに最適なのか、その理由とTCK Workshopでの具体的なサポートについて詳しく解説します。

なぜ英検準1級対策に「英語多読」が最適なのか

実際に、多読を継続的に取り組んだ生徒さんたちは、早い方で3ヶ月、平均でも半年ほどで準1級の過去問にスムーズに取り組めるレベルへと成長しています。

なぜ、英語多読がこのギャップを埋めるのに最適なのか、その理由を3つの側面から詳しく解説します。

ジョイス先生

多読は「読む筋トレ」のようなものです。
最初は軽くても、継続することで着実に力がつきます。準1級という高い山を登るためには、いきなり頂上を目指すのではなく、ふもとから一歩一歩、自分に合ったペースで登る体力づくりが欠かせません。

多読は、その体力(=読解の基礎力)を最も無理なく、かつ確実に鍛えてくれるトレーニング方法です。
楽しんで読める本から始めることをおすすめします。

理由1:レベルが細かく設定されており、無理なくステップアップできる

準1級の過去問が難しすぎると感じるのは、2級のレベルから準1級のレベルまでの間に、適切な難易度の教材が不足しているからです。

英語多読用の教材は、この「見えないギャップ」を埋めるために、語彙数や文法のレベルに応じて非常に細かくレベル分けされています。例えば、TCK Workshopの多読講座では、2級と準1級の間に6〜7段階もの細かいレベルを設けています

2級合格直後の方は、まず2級相当のレベルの教材から読み始めます。それは既に合格しているレベルなので、スムーズに読み進めることができます。そこから、教材のレベルをほんの少しずつ、ゆっくりと上げていきます

この「ステップの小ささ」が非常に重要です。学習者は「難しくなった」と意識することなく、自然とより高度な語彙や複雑な文構造に触れていくことができます。数ヶ月後に振り返った時、「3ヶ月前はこんなに簡単な本を読んでいたのか」と自分の成長に気づくことができます。

いきなり準1級という大きな壁に挑んで挫折するのではなく、小さな階段を一段ずつ着実に登ることで、成長を実感し、モチベーションを維持しながら学習を継続できるのが、多読の最大のメリットです。

理由2:多様なトピックに触れ、準1級必須の「背景知識」を自然に養える

準1級の壁の一つに、国際関係や環境問題といった「背景知識の必要性」がありました。これらの知識を、試験勉強としてゼロから詰め込むのは大変な作業です。

多読教材は、フィクション(物語)だけでなく、ノンフィクション(説明文)も豊富に揃っており、科学、歴史、地理、社会問題、伝記など、非常に多様なジャンルを網羅しています。

多読の優れた点は、難しいお題(例えば環境問題)を、最初は比較的易しい単語やシンプルな文法で解説してくれることです。レベルが上がるにつれて、同じテーマでも、より専門的な語彙を使ったり、より具体的な事例を掘り下げたりしていきます。

このように、様々なトピックに繰り返し触れることで、準1級で問われるような学術的なテーマに対する「基礎体力(背景知識)」が自然と身についていきます。準1級の過去問で初めてそのトピックに触れるのではなく、多読を通じて既に関連知識の土台ができているため、長文の内容がスムーズに頭に入ってくるようになります。

理由3:様々な文章構成に触れ、複雑な論理展開を追う「読解力」が向上する

準1級の複雑な論理展開(対比、因果関係、引用など)に対応するためには、多くの英文パターンに慣れ、「能動的に読む力」を養う必要があります。

多読を通じて、物語、説明文、議論(ディベート)など、多様な文体や構成の文章に大量に触れると、英文の「型(パターン)」が自然と身についてきます。 すると、文章を読む際に、「この段落の冒頭で逆接が来たから、ここから筆者の主張が始まるな」「この具体例は、直前の主張をサポートするためだな」と、文章の展開を予測しながら能動的に読む力が鍛えられます。

この「読解力の底上げ」こそが、多読の真価です。特定の解法テクニックに頼るのではなく、リーディング力全体が向上するため、準1級の過去問に取り組んだ際も、複雑な論理構造を素早く把握し、筆者の主張を正確に追うことができるようになります。結果として、読むスピードも格段に上がり、設問にも自信を持って解答できるようになるのです

TCK Workshopで準1級の壁を乗り越える

TCK Workshopでは、英検準1級を目指しているものの、過去問が難しくて手応えを感じられない、あるいは2級とのギャップに悩んでいる生徒さん向けに、「英語多読講座」を提供しています。

TCK Workshopの多読講座では、前述の通り2級と準1級の間に細かいレベルを設定し、お子様の現在のレベルに最適な教材からスタートします。数ヶ月かけて着実にレベルアップを図り、準1級レベルの教材が無理なく読めるようになることを目指します。

この「準1級レベルの教材が読める」状態は、ゴールではありません。それは、「準1級の過去問対策にスムーズに移行できる準備が整った」という大切な指標です。この土台ができてから過去問対策に移ることで、学習効率は飛躍的に高まります。

目標を持って計画的に学習を進めることで、お子様のモチベーション維持にもつながります。英検2級と準1級のギャップに悩まされている方は、ぜひ一度、TCK Workshopの英語多読講座をご検討ください。

まずは無料教育相談にて、お子様の現在の学習状況や目標をお聞かせください。最適な学習プランをご提案いたします。

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まとめ

英検準1級合格に向けて、2級とのギャップを理解し、正しい対策を講じることが重要です。

  • 英検2級と準1級には、「語彙(量と質)」「トピック(背景知識)」「文章構造(複雑さ)」「設問(言い換え)」において、非常に大きなギャップが存在します。
  • 2級合格後、すぐに準1級の過去問対策に取り組むのは難易度が高すぎ、挫折の原因になりやすいため注意が必要です。
  • 「英語多読」は、細かいレベル設定、多様なトピック(背景知識の習得)、様々な文章構成(読解力の向上)への接触を通じて、このギャップを無理なく、かつ効果的に埋めるのに最適な学習法です。
  • TCK Workshopの多読講座では、専門講師のサポートのもと、お子様のレベルに合わせた教材で着実にステップアップし、準1級の過去問に取り組むための強固な土台を築くことをおすすめします。

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