小学生でもTOEFLは受けられるの?

TOEFLは大学・大学院レベルの英語力を測るテストという印象が強く、「小学生でも受けられるの?」と驚く方も多いかもしれません。しかし、実際には小学生でTOEFL iBTを受験し、高得点を取る生徒も増えています

特に帰国子女受験やインター生、さらには非帰国生の間でも「英語力の証明」としてTOEFLが活用されており、小学生から挑戦するご家庭が増えているのが実情です。

とはいえ、保護者からはこんな悩みも多く聞かれます。

タイピングが遅いけど大丈夫?

ライティングはどう練習する?

小学生にとってTOEFLは本当に適切?

今回は、TCK Workshopの英語指導講師・瀧澤真結先生によるウェビナー「お悩み相談室」をもとに、小学生のTOEFL受験に関するリアルなお悩みと、その解決法をQ&A形式で徹底解説していきます。

参考動画はこちら↓


小学生TOEFL受験のリアルなQ&Aと専門家のアドバイス

Q1. 小学生でもTOEFLで高得点を取れますか?

A:可能です。ただし「戦略」と「計画」がカギになります。

非帰国生の小学生が対策なしで98点(Writing26)を獲得した実例もありますが、高得点を目指すには、他の技能(Reading・Listening・Speaking)とのバランスや得点戦略が重要になります。

Writingのスコアを伸ばすには:

  • リーディングで出てくる語彙や表現を活用できるようにする
  • 添削付きのライティング練習を繰り返し、自分のスコア感覚を養う
  • ルーブリック(採点基準)を理解し、客観的に評価できる練習をする

話せる英語でも書けない?帰国子女が直面するTOEFLライティングの盲点 →ライティングのスコアが停滞している方はこちらの記事も参考になります。

Q2. タイピングが苦手ですが、TOEFL受験は難しいですか?

A:タイピングは練習で十分に克服可能です。内容面とのバランスで判断を。

TOEFL iBTはタイピング必須ですが、タイピングが苦手だからと言って必ずしもIELTSにすべきとは限りません。IELTSのライティング問題はグラフ分析など小学生には難しい内容が含まれるため、TOEFLの方が取り組みやすいケースもあります。

タイピング対策のステップ:

  1. 手書きで内容作成 → タイピングで再現練習
  2. TOEFL公式サイト掲載のAcademic Discussionの例題を使って実践練習
  3. 日記やエッセイを毎日タイピングして「打つ習慣」を身につける

TOEFLスコアがどうしても伸びないあなたへ:帰国子女に効果的な学習法とは? →スコア停滞中の生徒に向けた実践的な学習法はこちら。

Q3. Writingを誰に添削してもらえばいいですか?親が英語できません…

A:自己添削+専門家のフィードバックが最強の組み合わせです。

TOEFL公式サイトに掲載されている採点基準(ルーブリック)を活用し、自分で「このエッセイなら○点」と評価できる力を養うことが第一歩です。

その上で、TCKのようなTOEFL専門指導者に添削してもらうことで、自分では気づけない表現や構成の弱点を補えます。

TCK WorkshopのTOEFL対策特別講座
TOEFL対策についてはこちら
ライティング・スピーキングを徹底添削!

帰国子女向けTOEFLスピーキングの実践練習法|録音・添削・復習のサイクルでスコアアップ →Writingにも応用できる実践サイクルはこちらで解説。

Q4. 小学生に合ったTOEFL以外の外部試験はありますか?

A:内容の易しさで選ぶとTOEFLがおすすめ。

IELTSはペーパー受験も選べますが、内容が難しめ(例:グラフ分析・250語エッセイ)なので、小学生にはTOEFL iBTの方がチャレンジしやすいことが多いです。

一方、TOEIC Bridgeなど選択式のみの試験もありますが、帰国子女受験やインター校入試では評価対象になりにくいため、TOEFLのような総合力を測る試験を選ぶことがベターです。

TOEFL 帰国子女入試に必要なスコアは?目安と合格戦略 →スコアの活用例や必要基準はこちらで確認できます。


小学生のTOEFL受験で効果的な対策法

TCK Workshopでは、小学生〜高校生まで幅広くTOEFL指導を行っており、

  • ライティングの添削サポート
  • スピーキングの実践練習
  • Listening・Readingの精読指導

など、年齢とレベルに応じたきめ細かい指導を提供しています。「まず何から始めればいいか分からない」というご家庭には、無料の学習相談も実施しています。お子様の現在地を把握したうえで、必要な対策と教材をご提案いたします。

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まとめ:小学生のTOEFL受験は「正しい順番」で準備を!

小学生でもTOEFLは受けられます。むしろ、将来の帰国子女受験・海外進学・インター編入に向けた早期スタートとして大きな武器になります。

ただし、内容や形式への理解なしに焦って受験するのは逆効果。正しい手順で、少しずつ段階的に取り組んでいくことが大切です。

無料学習相談を活用して、お子様に最適なTOEFL対策を見つけましょう!


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