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TCK教育通信TCK BLOG

指導を通して感じた想いやお役立ち情報を皆様にお届け致します。

はじめに

この記事を書いた人
Akari
ペンネーム:Akari 慶應義塾大学在籍

父の海外転勤をきっかけに、高校2年春から渡英。初めての海外滞在で、英語もままならぬ中、無謀と思われたが、周りの方々の支えを受けながら、IB Diploma 43点を取得。TCK Workshopでオンライン学生家庭教師として主に中高生の指導に携わる。

IB Diploma 43点、英検1級、TOEFLiBT 101点

IBのカリキュラムにおいて、プレゼンテーションは、絶対に避けて通れない道です。

IB生は人前で自分の意見や考えをきちんと発表することを多く求められますが、そのことに疑問や不安を抱えている人もたくさんいるのではないでしょうか。

IBプレゼンテーション対策前編として「成功するプレゼンの秘訣〜内容編〜」をお伝えします。

何を伝えるか

プレゼンテーションのゴールは、もちろん「伝えたいことをオーディエンスに向けて発信すること」ですが、IBのプレゼンテーションにおける「伝えたいこと」とはなんでしょうか?

それは「与えられた問題・自分で立てた問いへの答え」です。

これがわからないプレゼンテーションは、オーディエンスに肝心なことが伝わらないだけでなく、そもそもお題に答えられていないものとみなされてしまい、高得点を狙うことはできません。

プレゼン上手は「構成上手」

プレゼンテーション成功の鍵は、ズバリ「お題への答え」がはっきりわかるような構成です。実際に私自身のIB時代のプレゼンテーション練習例をご紹介します。

テーマ:日本を代表する行事の紹介

選んだもの:ひな祭り

パターン1 パターン2

Introduction

ひな祭りに関係する写真を見せる

ひな祭りに関係する写真を見せる

Body 1

ひな祭りの由来、歴史を紹介し、日本独自の行事であることを説明する

ひな祭りの起源、由来、現在の慣習などを説明する

Body 2

実際の写真を用いて、事例を紹介する

世界の国の女の子の成長を願う祭りを紹介する

Conclusion

ひな祭りの独自性についてまとめる

ひな祭りが日本独自の行事であることを理解させる

上記の2パターンの構成において、お題への答えがはっきりとわかるのはどちらだと思いますか?

それはスバリ!「Introduction/Body/Conclusion」の3部構成です。

これが私たち日本人にとって、少し物足りなく感じられるのは、小さい頃から「起承転結」が美しい構成だと教わってきたからです。

実は、起承転結の構成の場合、「転」が入ることによって話題がどうしてもそれてしまい、うまくまとまらないケースが多発します(もちろん例外もあります)。

分量にもよりますが、内容を二種類に分ける場合は、主張+その裏付けとなるような根拠や具体的な事例を持ってくることで、より主張を補強する役割を果たす内容にすることをおすすめします。

つまり、成功&高得点を狙えるプレゼンテーションの構成とは、

Introduction(起) 問題提起・オーディエンスを引き込む
Body1(結) 主張・もっとも伝えたいこと
Body2(承) その主張の根拠や具体的な事例
Conclusion(結) 全体のまとめ

となり、転を省いた「起→結→承→結」となります!

Criteriaのチェックは必須

最後に、IB生であれば必ず「Criteria」を参照しましょう。Criteriaとは評価基準のことであり、これに基づいて担当の先生は点数を決めます。

ですから、プレゼンテーションの準備中は、常にCriteriaを意識しながら、何ができれば高得点を得られるのかを考えてプレゼンテーションを作り上げましょう。

また、練習の段階からチェックリストとして使用することによって、より完成度の高いプレゼンテーションを作ることができるはずです!

まとめ

これまで、主に内容を中心にプレゼンテーションの成功の秘訣をご紹介してきました。まずは簡単な例を使って試してみてください。自分の経験を積むことによって、意識しなくても自然とできてくるようになりますよ。 後編は、プレゼンテーションの中の姿勢などスキル面をお伝えします。

皆さんのIBライフがより素敵なものになりますように。

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