学芸国際(東京学芸大学附属国際中等教育学校)のA方式では、英語エッセイや日本語作文に加えて、グループディスカッションが行われます。帰国生入試の中でも特徴的な形式のため、

どんなことを話せばよいの?

発言しないと評価が下がるのでは?

と不安に感じる保護者の方も多いのではないでしょうか。

しかし、実際の試験では「議論をリードする力」だけが評価されるわけではありません。
発言の内容だけでなく、他の受験生の意見を聞く姿勢や、議論に参加しようとする姿勢など、コミュニケーション力全体が見られています。この記事では、学芸国際A方式のグループディスカッションについて、この記事では、学芸国際A方式のグループディスカッションについて、

  • 試験内容と配点
  • 当日の流れ
  • 評価されるポイント

    を分かりやすくご紹介します!
瀧澤先生

講師:瀧澤 真結

 TCK Workshop プレミアム講師。東京学芸大学附属国際中等教育学校、上智大学国際教養学部(FLA)卒業。フィリピン・ケニアでの滞在経験を持つ。 英検1級の圧倒的な英語力に加え、生徒一人ひとりの魅力を対話を通して引き出す自己PR・面接・エッセイ指導が武器。多くの帰国生が目指すキャリアを体現するロールモデルとして、学習指導とメンタルサポートの両面で絶大な信頼を得ている。

    この記事は、TCKworkshop主催のウェビナーを基に作成しています。TCKworkshop公式Youtubeチャンネルでは、指導経験豊富な講師が実際の指導を通して蓄積した帰国生の受験、英語学習などについての情報をお伝えしておりますので、ぜひご覧ください。


    学芸国際中学入試A方式の試験内容と配点

    学芸国際中等教育学校のA方式では、当日の試験だけでなく出願書類も評価対象になります。
    そのため、筆記試験だけでなく、志望理由書やこれまでの活動内容などの書類作成も重要な対策の一つです。

    A方式の評価は、大きく分けて次の4つの項目で構成されています。

    試験項目配点内容
    出願書類100点志望理由やこれまでの活動など
    英語エッセイ85点英語で自分の意見を書く記述試験
    日本語作文15点日本語で意見を書く作文試験
    グループディスカッション50点与えられたテーマについて10分間の議論

    このように見ると、出願書類の配点が100点と大きいことが特徴です。また、当日の試験では英語エッセイの配点が最も高くなっています。

    一方で、グループディスカッションも50点と決して小さい配点ではありません。そのため、エッセイや作文の対策とあわせて、グループディスカッションの練習も行っておくことが大切です。


    学芸国際A方式 グループディスカッションの基本的な流れ

    瀧澤先生

    グループディスカッションでは「結論」よりも「議論のプロセス」が見られています。まずは流れを知っておくと安心です。

    学芸国際のグループディスカッションは、一般的に次のような形式で行われます。

    ・1グループ4〜6名

    ・テーマが提示される

    10分間の自由討議

    ・試験官が議論の様子を観察

    テーマは日本語で提示され、英語の補足がつく場合もあります。

    討議時間は10分と短いため、長く話すことよりも、議論を前に進める発言が大切になります。

    また、初めて顔を合わせる受験生同士で話し合うため、最初は誰も話し始めないこともあります。そのような場面で、最初に話し始めたり、雰囲気を作ったりする姿勢も評価につながります。


    グループディスカッションで見られる3つの評価ポイント

    瀧澤先生

    発言の回数だけで評価が決まるわけではありません。バランスの良いコミュニケーションが大切です。

    特に意識したいポイントは次の3つです。

    評価ポイント見られていること具体例
    発言力自分の意見を分かりやすく伝えられるか結論→理由→具体例の順で話す
    傾聴力他の受験生の意見を理解し、議論を広げられるか「今の意見に賛成ですが…」
    意欲議論に積極的に参加しているか短くても自分の意見を述べる

    【関連記事】グループディスカッションで評価される協調性とリーダーシップのバランスについてはこちらもご覧ください。


    学芸国際A方式のグループディスカッションで評価される発言のコツ

    最初の発言で議論の方向を作る

    瀧澤先生

    最初の30秒で議論の雰囲気が決まることも多いです。最初の一言を準備しておくと安心です。

    討議が始まった直後は、誰も話し始めないことがあります。そのようなときは、

    「まずはそれぞれの意見を出してみませんか?」と提案するだけでも、議論が進みやすくなります。例えば、次のような行動があります。

    ・テーマを確認する
    ・前提条件を整理する
    ・意見を出す順番を提案する

    このような発言は、自然と議論を進める役割につながります。


    自分の経験を入れて意見を具体化する

    具体例を入れると、意見に説得力が生まれます。例えば、

    自分の学校では立候補した人がスピーチをして投票しました

    といった経験を紹介すると、議論がより具体的になります。帰国生の場合は、

    ・海外の学校での経験
    ・ボランティア活動
    ・学校プロジェクト

    などの経験を例として紹介すると、説得力のある発言になります。


    反対意見は「否定」ではなく「追加」にする

    反対意見は議論を深めるチャンスです。伝え方を少し工夫しましょう。

    例えば「それは違うと思います」ではなく、

    その意見も大切ですが、別の視点として…

    と伝えると、議論を前向きに進めることができます。

    視点を追加する形で意見を伝えると、グループ全体の議論も深まりやすくなります。


    質問を使って議論を広げる

    グループディスカッションで気になったことは積極的に質問しましょう!例えば、

    その意見のメリットは何ですか?

    もし問題が起きた場合、どう対応できますか?

    と質問すると、他の受験生の意見を引き出すことができます。

    質問をすることで、傾聴力や協調性も自然に伝えることができます。


    最後に結論を整理する

    時間が終わる前に、議論を簡単にまとめることも大切です。

    10分の討議の最後に、

    まとめると、この方法が良いという意見が多かったですね

    と整理できると、議論の流れが分かりやすくなります。

    必ずまとめ役になる必要はありませんが、結論を確認する発言をするだけでも良い印象につながります


    学芸国際A方式の対策は専門的なサポートも活用

    TCK Workshopでは、学芸国際(東京学芸大学附属国際中等教育学校)をはじめとする帰国生受験を熟知したプロ講師が、英語エッセイ・日本語作文の指導から、グループディスカッションや面接対策まで合格に特化した個別指導を提供しています。

    海外経験のある講師も多く在籍しており、帰国生ならではの学習背景や進路の悩みに寄り添いながら、一人ひとりに合わせたサポートを行っています。


    今すぐ行動!合格へのロードマップを作成

    学芸国際A方式では、

    ・英語エッセイ
    ・日本語作文
    ・グループディスカッション

    など、複数の要素をバランスよく準備することが大切です。

    そのため、お子様の現在の学力や出願時期に合わせて、早めに対策を始めることをおすすめします。

    まずは無料教育相談をご利用いただき、現在の状況を整理しながら、合格に向けた学習計画を作ってみませんか?無料教育相談では、お子様の状況を詳しく確認し、最適な学習プランをご案内いたします。また、体験授業では、学芸国際A方式の入試対策に特化した指導を実際に体験していただくことも可能です。

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