2023年の開校以来、大きな注目を集めている芝国際中学校・高等学校が、このたびケンブリッジ国際教育認定校となりました。2026年4月より導入開始で、初年度は限定的な導入からスタートします。

帰国生や海外在住のご家庭にとって、世界標準のカリキュラムが導入されることは、進路選択における非常に大きな判断材料になるはずです。本記事では、芝国際がどのような学校なのか、そしてケンブリッジ認定校になったことで具体的に何が変わるのかを、最新の入試情報とあわせて丁寧にお伝えします。

豊田先生
学習相談員

講師:豊田 鈴

TCK Workshopでトッププロ講師として指導と教育相談を担当しております。幼少期の3年間をアメリカで過ごし、帰国後は日本カリキュラムで学んできました。
講師として、日本カリキュラムの国語と英語、算数・中学数学や、志望校別の英語エッセイ・日本語作文、志望理由書、面接対策を担当しております。またHistory系の科目のサポートをさせていただくこともあります。
これまでの学習や指導の経験を活かし、皆さまの現状をふまえた最適な提案をさせていただきます!些細なことでもかまいません。どうぞお気軽にご相談くださいませ!

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    芝国際中学校・高等学校の基本情報と学校の雰囲気

    豊田先生

    新しい学校だからこそ、生徒たちが主体となって文化を創り上げている活気があります。多様なバックグラウンドを持つ仲間と切磋琢磨できる環境は、帰国生にとって大きな刺激になるでしょう。

    芝国際は、東京都港区に位置する男女共学の私立校です。120年以上の歴史を持つ東京女子学園を前身とし、2023年に「あらゆる壁を乗り越える人材を育てる」という理念を掲げて生まれ変わりました。校内は非常にモダンで、フロアごとに設置されたオープンな学習スペースが特徴的です。生徒と先生の距離が近く、放課後には至る所で対話が行われる光景が見られます。

    現在国際クラスの約5割が帰国生という多様性に富んだ環境です。学校の文化として「自分たちで創る」という主体性が尊重されており、成層圏への観測機放出プロジェクトなど、生徒が企業と交渉して予算を確保するようなユニークな取り組みも盛んです。

    項目内容
    学校名芝国際中学校・高等学校
    所在地〒108-0014 東京都港区芝4-1-30
    アクセスJR「田町駅」徒歩5分、都営「三田駅」徒歩2分、都営「赤羽橋駅」徒歩10分
    教育課程認定ケンブリッジ国際教育認定校(IGCSE、A Level導入)
    生徒数中高合わせて663名
    帰国生割合国際クラスの約5割
    設置コース(中学)本科コース、国際ADVANCEDコース
    設置コース(高校)最難関選抜コース、国際コース
    主な特徴STEAM教育、アントレプレナーシップ教育、定期テスト廃止(高校)、イマージョン教育

    ケンブリッジ国際教育の導入で変わるこれからの学び

    豊田先生

    ケンブリッジのプログラムは、単なる英語学習ではありません。英語を使って「どう考えるか」という思考の深さを育むものです。この学びは、大学受験だけでなく、社会に出てからの大きな武器になります。

    芝国際がケンブリッジ国際教育認定校となったことで、学びの質はさらに進化しています。ケンブリッジ国際教育とは、イギリスの名門ケンブリッジ大学の機関が提供する、世界160カ国以上で採用されている教育プログラムです。

    ケンブリッジプログラムの構造と特徴

    この教育課程の最大の特徴は、知識の暗記に頼らず、批判的思考力や問題解決力を養うことにあります。中学校段階ではIGCSEという課程を、高校段階ではA Levelという課程を履修します。A Levelは国際的に認められた大学入学資格であり、オックスフォード大学やハーバード大学、そして日本の難関大学の入試でも高く評価されます。

    芝国際での実施科目と学習スケジュール

    芝国際では、日本の学習指導要領を大切にしながら、世界標準のカリキュラムを融合させています。中学から高校1年生までは、数学や理科、社会、英語といった主要科目をオールイングリッシュのイマージョン教育で学びます(日本史などを除く)。

    項目内容
    中学〜高校1年数学、理科(生物・化学・物理)、社会(地理・歴史)、英語を全員が学習
    高校2年以降進路に合わせて3〜4科目を選択し、専門的に深く学ぶ
    履修期間通常2年のA Level課程を、芝国際では3年間かけて丁寧に指導

    A Levelの内容は大学初年度レベルに相当するほど高度ですが、同校では3年間かけてじっくり取り組むため、無理なく着実に力をつけることが可能です。また、海外大学によっては、良い成績を収めることで単位認定(授業免除)がなされる場合もあります。

    大学進学における圧倒的なメリット

    ケンブリッジ認定校としての強みは、進路の幅広さに直結します。海外大学を目指す生徒にとって、A Levelの成績は強力なアピール材料になります。同時に、日本国内の難関国公立・私立大学においても、総合型選抜や国際系コースの入試で高く評価されるケースが増えています。一部の大学・学部では、認定校の在籍が生受験資格に関わることもあるため、この環境は大きなアドバンテージとなるでしょう。

    文理選択と柔軟な進路変更

    A Levelでは自分の得意な3〜4科目に絞って深く学べるため、早い段階で自分の専門性を高めることができます。理系科目に特化することも、文理を組み合わせて選択することも可能です。また、日本のカリキュラムも並行して進めているため、途中で国内の医学部進学に目標を変えるといった場合でも、コース変更を含めた柔軟な対応ができるようになっています。

    【関連記事】ほかのケンブリッジ国際認定校についてはこちらもご覧ください。

    帰国生のサポート体制と独自の教育システム

    豊田先生

    学校内で学習が完結する仕組みが整っているのは、忙しい中高生にとって理想的です。チューターへの質問を通じて、自分の弱点をその日のうちに解決する習慣を身につけましょう。

    芝国際には、塾に通わずとも高い学力を維持できる手厚いサポート体制があります。中学校では芝国塾、高校では芝国予備校が放課後に開講されており、生徒の約7割が参加しています。現役の大学生チューターが常駐しており、個別の質問にも丁寧に対応してくれるため、授業の不明点をその場で解消できるのが魅力です。

    また、高校の最難関選抜コースと国際コースでは定期テストを廃止しています。その代わりに単元ごとの小テストやレポートを重視し、日々の主体的な学習姿勢を評価する仕組みを取り入れています。これにより、テスト前の詰め込み学習ではなく、本質的な理解を積み上げることが促されています。

    まとめ

    芝国際中学校・高等学校の最新情報と、ケンブリッジ国際教育がもたらす変化についてまとめました。

    • 芝国際はケンブリッジ国際教育認定校となり、IGCSEやA Levelといった世界標準の学びを提供している
    • 通常2年のA Level課程を3年かけてじっくり学ぶことで、高い学力と国際資格の取得を目指せる
    • 2026年度入試から、帰国生が受験できるコースが拡大し、より多様な進路選択が可能になる
    • 英語入試は事前提出の検定スコアが重視されるため、早めの検定取得が戦略として重要
    • 学校内に芝国塾などのサポート体制があり、放課後の学習フォローが非常に充実している

    芝国際への進学を検討されている方や、具体的にどのような英語対策が必要かお悩みの方は、ぜひ一度TCK Workshopにご相談ください。世界各地から集まる最新の入試データに基づき、お子様の夢をかなえるための伴走をさせていただきます。

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    参照

    芝国際中学校・高等学校公式サイト

     芝国際公式発表(2026年1月28日)

     芝国際 ケンブリッジ国際教育FAQ

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