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はじめに

この記事を書いた人
Akari
ペンネーム:Akari 慶應義塾大学在籍

父の海外転勤をきっかけに、高校2年春から渡英。初めての海外滞在で、英語もままならぬ中、無謀と思われたが、周りの方々の支えを受けながら、IB Diploma 43点を取得。TCK Workshopでオンライン学生家庭教師として主に中高生の指導に携わる。

IB Diploma 43点、英検1級、TOEFLiBT 101点

小論文、英文和訳、面接…これらは帰国生の大学受験入試のためにみなさんがバッチリ準備するものでしょう。ですが、大学の帰国生入試において、最も大切なことにもかかわらず、手を抜かれがちなことがあるのをご存知ですか?

それは、「出願書類準備」です。一歩間違えると、受験すらできなくなる落とし穴に引っかかってしまわないように、今回はその対策をお伝えします。

出願書類準備の基本3ヶ条

帰国子女受験において、最初にして最大の鬼門は、出願書類を準備することです。10種類近い書類を、学校別・学部別に、各方面から用意しなければなりません。書類準備の基本は、「お・も・み」です。

出願準備の「お・も・み」
その1
おくれなし
その2
もれなし
その3
ミスなし

その1:おくれなし

書類準備が遅れると、期日までに必要な書類をそろえることができず、結果として出願ができなくなります。特に帰国子女入試においては、海外の学校から取り寄せる書類が多く、日本国内の一般入試よりはるかに書類準備に時間がかかることに注意してください。

その2:もれなし

当たり前のことではありますが、大学が指定している書類が一部でも、一種類でも漏れていると、出願書類は受理されません。帰国子女入試は試験形態も様々で、学部によって準備しなければならない書類が異なります。募集要項をきちんと確認しましょう。

その3:ミスなし

帰国子女入試では、書類が審査の一環になることもあるため、書類上のミスは一つも許されません。例えば、生年月日が間違っていたり、推薦状に必要な署名がなかったりなど、少しのミスが書類不受理につながる可能性があります。

どんな何を準備すればいいの?

それでは具体的に、どのような書類を準備すればいいのでしょうか。前提として、学校や学部によって提出しなければならない書類は大きく異なってきますので、各大学が公開している入試要項で確認する必要があります。ここでは一般的に帰国子女受験において基本的に必要となる書類の例を挙げます。

Who What When
学校 高校の卒業証明書または卒業見込証明書 帰国前
高校の成績証明書
推薦状
試験実施機関 外部試験(TOEFLなど)の成績証明書 出願書類提出時
統一試験(SAT,IBなど)の成績証明書
個人 入学願書・写真票・パスポートのコピー
志望理由書

学校で用意してもらうもの

①は、外国の学校に在籍していたことを証明するもので、在籍期間が記載されている必要や、原本でなければならない場合があります。

②は、高校3年間の成績が求められる場合と、在籍期間だけで良い場合があります。私のように高校の途中で海外の学校に編入した場合は、日本の高校からも書類を取り寄せる必要があるので要注意です。

③は、学校教員に依頼して書いてもらう必要があります。大学所定のフォーマットを使用することもあります。海外での「推薦状」の認識と異なる場合もあるため、できればどんな内容を書いて欲しいかを先生に伝えると良いでしょう。

試験実施機関で用意してもらうもの

④と⑤は、受験した試験の実施機関に直接依頼するものです。

スコアレポートを大学に直送する場合と、受験者の元に届く書類を転送する場合があります。大学から指定がある場合がほとんどなのでそれに従って学校や試験実施機関と連絡を取ることが必要です。大学への直送に1~2ヶ月かかる場合もあるので、早めに準備を進めることをおすすめします。

個人で用意するもの

⑥と⑦は、所定のフォーマットに従って各学校・各学部ごとに個人で用意するものです。志望理由書に関しては下記の関連記事をご覧ください!

いつから準備しはじめるのが正解?

これらの書類は、全て私立大学の出願時、すなわち7月上旬ごろまでには、手元に取り揃えてある必要があります。

しかし、5月末〜6月上旬に学校を卒業してから準備をするのでは、タイムラインに余裕がなく、万が一ミスがあった際に訂正をする十分な時間もありません。卒業前や最終試験でバタバタする5月より前に、学校側に書類作成を依頼しておくことをおすすめします。

依頼する部数は、受験予定の学部数、ということになりますが、卒業前では受験校が確定していない場合もあるかと思います。念のため、最低でも10部ほどは用意しておくことをお勧めします。

私の友人の中には、一部発行するあたり学校に手数料($10前後)を払わなければならないという場合もあったそうなので、早めに学校に確認しておくことが必要です。

さいごに

今回は、帰国子女受験に欠かせない書類準備について詳しくお伝えしました。あくまで一般的な情報をお伝えしたので、今後、募集要項が発表された場合は、学校や学部によって異なる細かな指示を把握するようにしてくださいね。

皆さんのIBライフがより素敵なものになりますように。

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