三田国際科学学園中学ICコースを目指している方の中には、「英語は話せるけれど、入試ではどのような力が必要なの?」「リスニングやライティングはどう対策すればいい?」と感じている方もいるのではないでしょうか。
三田国際科学学園中学校のICでは、英語を使って学ぶ力が求められます。一方、日常会話ができることと、英語入試で得点できることは必ずしも同じではありません。
英文を読む力、長い英語を聞く力、自分の考えを英語で書く力、そして面接で経験や考えを伝える力まで、幅広い準備が必要になります。
この記事では、三田国際科学学園中学ICコースの入試対策について、英語・リスニング・リーディング・ライティング・面接のポイントを解説します。
TCK Workshopでは、海外経験や現在の英語力、志望校などを踏まえた無料学習相談を行っています。三田国際科学学園中学ICコースの受験対策についてお悩みの方は、ぜひご活用ください。

TCK Workshop プレミアム講師。横浜国立大学教育人間科学部卒業、University of Otago(NZ)への交換留学を経て、東京大学大学院総合文化研究科に2年在籍。 小学校および中高英語の教員免許を持つ「教育のプロフェッショナル」。教育学に基づいた科学的なアプローチで、AP Japaneseや日英小論文、難関校受験対策まで、アカデミックな指導を専門とする。
三田国際科学学園中学ICコースの英語入試で求められる力

三田国際科学学園中学ICコースの受験では、「英語ができる」だけでなく、英語を使って考え、読み、聞き、書き、伝える力まで意識しておくと、対策の方向性が見えやすくなります。
2027年度の三田国際科学学園中学校の入試では、ICの選考方法として4教科方式に加えて「英・面」方式が設定されています。英語はリスニングを含む60分、面接も選考に含まれています。
学校公式FAQでは、英語入試は英語による出題・解答となっており、ICとISCでは問題構成が異なると案内されています。また、英語入試の過去問題は公開されていないため、最新情報は学校の英語受験者向けガイダンスなどで確認する必要があります。
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そのため、対策では次の力をバランスよく伸ばしていくことがポイントになります。
・英文を正確かつスピーディーに読む力
・長めの英語を聞いて内容を理解する力
・英文で自分の考えを説明する力
・英語で質問に答える力
・限られた時間で問題を処理する力
リーディング対策|「自分の言葉」で答える
三田国際科学学園中学ICコースの英語対策では、英文の内容を理解するだけでなく、読んだ内容を自分の言葉で説明する練習も意識したいところです。
出題傾向は、リーディングはノンフィクション系の英文が中心で、選択問題だけでなく記述式の問題も出題されてきました。
特に記述問題では、本文をそのまま抜き出すのではなく、内容を理解したうえで英語に言い換えて答える力が求められます。
普段の長文読解でも、答えを確認して終わりにするのではなく、「なぜこの答えになるのか」を英語で一文にまとめる練習を取り入れると、リーディングとライティングを同時に鍛えやすくなります。
また、科学・社会・文化・環境など、さまざまなテーマのノンフィクション英文に触れておくと、初めて扱うテーマにも対応しやすくなります。

リスニング対策|長い英語の「要点」をつかむ
三田国際科学学園中学ICコースの英語試験にはリスニングが含まれます。
比較的長い英語を聞きながら内容を理解する力が必要になります。
長い音声では、すべての単語を完全に聞き取ろうとすると、途中で内容を見失うことがあります。
そのため、
・何について話しているのか
・どのような問題が起きているのか
・具体例は何か
・話の結論は何か
といったポイントを意識しながら聞く練習が役立ちます。
また、以前のTOEFL形式のアカデミックな講義音声などを使い、長い英語を集中して聞く練習も紹介されました。実際の試験形式とは異なるため、過去問としてではなく、リスニング力を鍛える素材として活用するイメージです。
ライティング対策|「意見+理由+具体例」で深める

ライティングでは、難しい単語をたくさん使うことだけを目指す必要はありません。質問にきちんと答え、自分の考えを理由や具体例とともに伝えることが大切になります。
近年のライティングは、著名人の言葉や一般的な主張に対する意見、自由記述型の問いなど、複数の形式があります。
例えば、
「Do you think students should study abroad?」
というテーマなら、単に「留学に賛成」と書くだけでなく、「なぜそう考えるのか」「具体的にはどのような経験ができるのか」まで説明することがポイントになります。
海外経験のある受験生であれば、自分自身の体験を具体例として使える場合もあります。
「海外で友達を作った」「現地の学校で発表した」「異なる文化の中で困った」など、自分の経験を英語で説明する練習は、ライティングだけでなく面接対策にもつながります。
文章を書く前に「意見→理由→具体例→結論」のように構成を整理する習慣も、時間内に内容をまとめるうえで役立ちます。

面接対策|海外経験を自分の言葉で伝える
三田国際科学学園中学ICコースでは、英語の筆記試験だけでなく面接への準備も必要になります。
海外生活で大変だったこと、日本の学校に通っていたか、帰国後に感じていること、三田国際を志望する理由、海外で挑戦したことなどが質問例としてあげられます。
「過去・現在・未来」で経験を整理する
面接の回答を一問一答で暗記するよりも、自分の経験を「過去・現在・未来」に分けて整理しておく方法があります。
過去:海外でどのような経験をしたか
現在:その経験を現在どのように生かしているか
未来:入学後に何を学びたいか
例えば「海外生活で大変だったこと」であれば、「大変だった」で終わらせず、その経験から何を学び、現在の自分にどうつながっているのかまで考えておくと、別の質問にも応用しやすくなります。
「なぜ三田国際なのか」という志望理由についても、学校の特徴を説明するだけでなく、自分の海外経験や興味と結びつけて整理しておくと、自分らしい回答を作りやすくなります。
三田国際科学学園中学ICコースの入試対策を効率よく進めるには
ここまで紹介した対策を整理すると、次のようになります。
| 分野 | 身につけたい力 | 学習の例 |
| リーディング | 長文理解・記述 | ノンフィクションを読み、要約や言い換えを行う |
| リスニング | 長い英語の理解 | アカデミックな音声を聞き、要点を整理する |
| ライティング | 意見を伝える力 | 主張・理由・具体例の構成で書く |
| 面接 | 経験や考えを伝える力 | 海外経験・志望理由を英語で説明する |
| 総合 | 時間内に処理する力 | 時間を計って実戦形式で取り組む |
一つの学習を複数の技能につなげていくことも有効です。
例えば、英文を読んで英語で要約する練習なら、リーディングとライティングを同時に鍛えられます。また、海外経験を英語で説明する練習は、ライティングと面接の両方に活用できます。
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三田国際科学学園中学ICコース対策は「英語力」と「入試形式」の両方から考える

海外経験が長い受験生でも、普段使っている英語と入試で求められる英語には違いがあります。現在の英語力を確認したうえで、読む・聞く・書く・話すのどこに課題があるのかを整理すると、学習の優先順位を考えやすくなります。
三田国際科学学園では、2027年度入試を検討する受験生向けに、オンラインの英語受験者向けガイダンスを実施しています。最新の入試形式や学校からの案内については、公式情報を確認しておくと安心です。
三田国際科学学園中学ICコースの受験では、英語力そのものを伸ばすだけでなく、英語を使って考え、自分の考えを伝える練習も大切になります。
TCK Workshopでは、三田国際科学学園中学ICコースをはじめ、帰国生・海外生の中学受験に向けた学習相談を行っています。現在の英語力や海外経験を踏まえて、どこから対策を始めればよいか整理したい方は、無料学習相談をご活用ください。
まとめ
・三田国際科学学園中学ICコースでは、英語を使って読み、聞き、書き、伝える力が求められる
・リーディングでは、英文の内容理解に加えて、自分の言葉で説明する記述への対応を意識したい
・リスニングでは、長い音声から要点をつかむ練習が役立つ
・ライティングでは、意見に理由や具体例を加えて内容を深める力を養っておきたい
・面接では、海外経験や志望理由を「過去・現在・未来」の流れで整理しておくと対応しやすい
・学校公式の最新情報や英語受験者向けガイダンスも確認しながら、英語力と入試形式の両面から準備を進めたい
