SAT Mathってよく満点を狙えって聞きませんか?

特にアジア圏であれば満点とは言わなくても満点に近い点数をとる生徒様も多いでしょう。ですが、SAT Mathは決して当たり前のように満点が取れるテストではないということを、前もってしっかりと知っておきましょう。

SAT Mathの対策は短期間で達成できると思っている方も多くいますが、それは今までに相当な量の数学を特訓してきた学生にのみ可能なのであって、数学を意識せずに普通に履修してきたのであれば、短期間で満点を狙うのは不可能に近いです。

  • 計算が周りの子よりも早くて正確
  • 数学が好きだ、得意だ(と周りも認めている)
  • Algebra2まで履修が終わっている、IB Math MYP、IGCSE Math extendedの内容完璧
  • 英語がペラペラ
  • 情報整理能力と読解力がある程度強い

であれば、短期で800狙えます。

ですが、それ以外の場合はしっかりと計画的に対策を打たなければ700すら難しいです。

過去に300人程度、1対1でSAT Mathの指導を続けてきました。その経験を踏まえて、700点になかなか届かず550-650あたりでどうしても点数が伸び悩んでしまう学生さんの共通点について、ここでまとめていきたいと思います。

SAT Mathの点数伸び悩み4つの最大要因

以下の内容は、SAT Mathを受験するすべての人に例外なく問われる能力です。つまり、700点以上を取る上で必ず克服しなければならない事柄ですので、当てはまるものがあるのであれば「点数が取れないのは数学ができないからだ」と簡単に片づけてしまわずに、問題の本質をしっかりと見極め対策を打ちましょう。

要因①:計算力

正直に言って、これが全て言っても過言ではありません

まず計算が遅い、計算ミスが多いのであればここから克服していきましょう。

700点オーバーとは、受験する年にもよりますが、58問中6,7問ミスに納めなければならないんです。計算力が低い限りSAT700の壁を超えるのは不可能だと断言します。

簡単な分数の計算や小数の計算は暗算でできるようになりましょう。SATは計算機に頼りすぎてはいけません。

これは小さい頃からの積み重ねですが、高校生になってからでも計算力は1~2か月で劇的に上げることが可能です。計算機があるから何とかなる、これは間違った考え方です。

対策は簡単です、徹底して計算ドリルに取り組みましょう。整数、小数、分数の四則演算。日本の参考書であれば小学5,6年生のもので十分です。

要因②:英語力

これは英語を第二言語として学ぶ方々には辛いところですが……

やはりSATはMathでも英語力が必要です。まずMathの問題で出てくる英語や文章、表現に対して「???」となることが多いようであれば、基礎的な英語力をもっと伸ばす必要があります

Mathで出てくる単語や語彙は専門的な使いまわしなどを除けば非常にやさしい英語を使っています。厳密な意味が分からなくても文脈や問題の意図は掴める程度でMathなら十分対応できます。

結局Englishとセットのテストですから、英語力についてはEnglishを軸に考えた方が良いというのは無論です。一般的に、TOEFL iBTで100近い点数がないとSAT Englishに挑戦するのは厳しいと言われています。英語という壁を超えてこそ、Mathでも高得点が見えてくるのです!

要因③:読解力

これはより根本的な問題で、英語力とは関係ありません。

シンプルに読解に弱いという生徒さんの場合、SAT Mathで求められている「情報整理能力」「読解力・推論力」に応えることができないケースが多々あります。これが最も克服に時間がかかり、かつ、気が付きにくい厄介な問題です。

  • 英語を話す上では全く問題ない
  • 学校の宿題なども問題なくこなしている
  • 成績も悪くない

そう思っていても、SAT Englishで500点台、かつMathでも500-600点の場合は、読解力を疑ってください。根本的に文章を読む力が欠落している可能性が高いです。

これを鍛えるには、文章一つ一つとゆっくり向き合い論(ロジック)や物事の因果関係、情報と情報のリンクするといったことを経験を積み重ねていくしかないんです。

本来は小学生から高校生になる過程で長い年月をかけてこれらを学んでいくわけですが、複数の言語をまたいだり、教育システムをまたいだり、極端に文章に触れる時間が少なかったり、色々な理由でどうしても読解力に欠けてしまうということは決して珍しくありません。

数学のせいではないんです、読解ができないから問題で聞いていることが正確に把握できていない、かつ長い文章問題にであったときに、その中の情報を整理することができないんです。私が知る中ではこれがもっとも時間がかかる問題です。

要因④:時間コントロール

最後は時間内にテストが解けるかどうか。

計算力とも密接に関係しますが、SAT Mathで高得点を狙うには、タイムマネジメントが重要になります。58問という問題を合計80分で解くわけですから、1問1~1.5分で解かないといけません。(具体的な解き方についてはウェビナーや別記事を参考にされてください。)

これはスポーツと一緒ですが、反復練習により、分単位で自分のスピードを計測しながら徹底してトレーニングするしかありません。マンツーマンで的確な方法でトレーニングを行えば、誰でも確実にタイムコントロールが可能になります。お一人で対策する場合は、タイマーを使って毎回時間を計って取り掛かりましょう。それだけでもだいぶ変わります。

そもそも、時間内に終わらせることのできるテストなのか??という疑問もあるかもしれませんが、これは確実に終わらせられます。速い生徒さんだと、58問を30-40分で解いてしまいます。彼らも同じ人間で、同じ年代の学生です。練習すれば確実に時間内に解けるようになりますどうしても時間が改善しないという方は、タイムマネジメントではなく、上述のいずれかが引っかかっているはずです。

まとめ

こう見てみると、実はSAT Mathって難しい数学力を試すテストではないんですね。(数学力はSubject TestやAPで示されます)文理問わず必要な教養レベルでの計算力、情報整理能力、読解力、時間内に正確に作業ができる精確さ、(そして英語力)を試されているのです。これらを大学側が応募者に求めているということですね。

SAT Math 600点の壁に潜む根本的な問題と対策 まとめ
  • 計算力が低い→計算ドリルで基本的な計算を速く正確にこなせるまで訓練しよう!
  • 英語力が足りない→問題文の意味が理解できるように英語力の強化に努めよう!
  • 読解力が低い→多くの文章に触れて、書かれている内容を正しく処理する経験を積み重ねよう!
  • 時間コントロールができていない→試験中の時間配分の設定とコントロールを徹底的に訓練しよう!

上のいずれも短期で片づけられる場合もあれば長期的な対策が必要な場合もあります。それは全て現状次第。現状把握だけでもしたい場合は、是非、無料学習相談からお気軽にお問合せください。

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SAT Mathにおいて、700以上を狙うために必要なのは、トピック毎の理解と計算力と時間配分テクニックです。毎回の授業で全分野からピックアップした10問を解法とテクニックを徹底解説します!

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