はじめにー中央大学附属中学について

小金井市にある中央大学附属中学校(以後、中央大学附属中学)は、「自主・自治・自律」をモットーに教育改革を進めている中高一貫校です。

グローバル人材育成のための英語授業に加え、2018年には高校のカリキュラムに「教養総合」が新設され、社会研究プロジェクト作成などの授業を通して、大学や実社会で使えるスキルや知識の習得にも力を入れています。

服装や髪型も自由で人気も高く、例年の倍率も比較的高い学校です。

コロナ禍でオンライン説明会やインターネット出願が多い中、受験での帰国にあたって学習面や環境面で不安も多いと思います。

今回は、中央大学附属中学

  1. 英語教育
  2. 進学実績
  3. 帰国生入試

についてまとめていきます!

中央大学附属中学の英語教育

早速、まずは中央大附属中学英語教育の内容をみていきましょう。

中央大学附属中学では、レポート発表プレゼンテーションなど、知識をアウトプットする授業が多く、主体的な学習を進めています。

他の帰国生受け入れ校よりも比較的自由な校風なので、日本のカリキュラムにあまり慣れていない帰国生のお子さんも馴染みやすいかと思われます。

しかし、やはり気になるのは英語力の維持・向上ですよね。

ここでは、中央大学附属中学英語教育・国際教育の特徴を紹介します!

Project in English (PIE)

帰国生は一般生と同じ授業を受けます。

帰国生用の英語取り出し授業はありませんが、中学1年からネイティブスピーカーの教員による「Project in English (PIE)」と呼ばれるアウトプット型の英語授業があります。

普段の授業で学んだ語彙・文法などを使いながら、身近なテーマを調べて英語でプレゼンテーションを行っています。

中学1年から英語でのプレゼンテーションやグループワークがあるため、授業内で自然に英語力を維持することができそうですね。 また、学年が上がるごとに発表のリサーチ内容や授業目標のハードルも上がるので、海外で培ってきた英語力をさらに伸ばすことができるのではないでしょうか。

詳しくは、中央大学附属中学の受験生用サイトにPIEの授業説明があるのでご覧ください。

国際交流プログラム

中央大附属中学では、中学から希望者が参加できる国際交流プログラムがたくさんあります。

学年ごとの募集なので、段階を踏んでレベルの高い英語力・コミュニケーション能力が求められるイベントに参加することができます。

以下は、中学で参加できる国際交流プログラムの一部です。

学内ミニ留学 (中学1年)

中学1年の夏休みに行われる2日間の「学内ミニ留学」では、世界各国の講師と少人数制のクラスで英語漬けになり、異文化や実践的な英語に触れます。 学内で様々な文化や習慣に触れながらコミュニケーション能力の向上を目指せるのが魅力的ですね。

ブリティッシュ・ヒルズ研修(中学2年)

福島県のブリティッシュ・ヒルズで英国のマナーなどを学びます。

スコーン作りや英国の生活が体験できる研修施設での活動を通して、異文化理解を深めることができるいい機会ですね。

オーストラリア交流プログラム(中学3年)

中学3年からは、いよいよ海外でのプログラムに参加できます。 オーストラリアの交流プログラムでは、10日間ホームステイをしながら交流校での授業を体験します。

すでに海外生活を体験したことがある帰国生のお子さんも、中央大附属中学のアウトプット型の授業で得た知識やコミュニケーション能力を持って改めて海外でのプログラムに参加することで、新たな発見があるかもしれませんね。

中央大学附属中学の進学実績

次に、中央大学附属中学進学実績をみてみます。

実際に中央大学附属中学の卒業生がどのような進路に進んでいるのか気になりますよね。

中央大学の附属校ならではの、中央大学や他大学と連携した様々なプログラム(体験授業など)が設けられています。

中央大学への推薦枠入試のサポートはもちろん、他大学へ進学する生徒への学習サポートも充実しています。

以下は、過去の合格大学のデータの一部です。

国公立大学

  • 北海道大学
  • 東京外国語大学
  • 横浜市立大学
  • 東京工業大学                他、多数。

私立大学

  • 中央大学
  • 早稲田大学
  • 慶応大学
  • 上智大                他、多数。

中央大学へは例年300人以上もの生徒が合格、進学しています。 併願受験もできるので、難関私立・国公立進学者も多く輩出しています。

中央大学附属中学の帰国生入試

最後に、中央大学附属中学帰国生入試について確認しましょう。

新型コロナウイルスによるオンライン出願資格者の変更がある場合があるので、出願資格について詳しくは学校のHPをご参照ください。

受験資格

以下の1と2に該当する者。

  1. 海外在学期間が3年以上、もしくは3年以内の海外在学期間の合計が1年6か月であること。
  2. 入学後、保護者のもとから通学できること。

試験科目

国語算数
60分60分

上記にも書きましたが、中央大学附属中学は人気が高く、例年一般受験の倍率が50以上と競争率が高い学校です。

なので、帰国生入試では、一般受験が4科目のところを2科目で受験できるのはいいですよね。

しかし、海外にいながら受験国語・算数の対策をするのはなかなか難しいですよね。

TCK Workshopでは、受験国語・算数 (日/英)の対応が可能な元帰国生・バイリンガルの講師が多数在籍しています。

中央大学附属中学の受験を検討されているのであれば、ぜひ下記の無料相談フォームからご相談ください!

中央大学附属中学のまとめ

中央大学附属中学はいかがでしたか?

中央大学附属中学は、

自由でのびのびとした学習環境で、

実践的な英語力やコミュニケーション能力、大学や実社会で使えるスキルを身に着けることができる一貫校です。

中学1年から参加できる国際交流イベントなど、国内の国際交流プログラムも充実しています。