はじめにー文京学院大学女子高校について

文京学院大学女子高等学校(以後、文京学院大学女子高校)は、東京都文京区にある女子校です。

コース分けがとても充実していて、帰国生向けの入試も準備されています。

生徒たちが自尊心を持ち、多様性を楽しみ、探究・思考・議論する力を鍛え、勉強しながら人としても成長していけることを目標にしている学校です。

独自の国際教育プログラムに加え、国際バカロレア校と連携することで、質の高いグローバル教育を進めることに成功しています。

新型コロナウイルスの影響で学校説明会の頻度や、キャンパス見学の機会も減る中、情報集めやお子さんの学習支援に関して不安を抱える方も多いかと思います。

今回は、文京学院大学女子高校

  1. 学校生活
  2. 英語教育
  3. 大学進学実績
  4. 入学試験

について紹介します!

文京学院大学女子高校の学校生活

まずは、文京学院大学女子高校学校生活からみていきましょう。

文京学院大学女子高校では、

  1. 「女子教育」
  2. 「国際教育」
  3. 「学習活動」
  4. 「コース別指導」

4つの柱を、教育目標の軸としています。

女子校ならではの環境で、リーダーシップも力仕事も全て女子が担い、“素” の自分を再確認することを学びます。

ここではまず、文京学院大学女子高校学習支援学習の特徴、そして高等学校のコース分けについてご紹介します!

学習支援

文京学院大学女子高校学習支援の一貫として、ICT教育アクティブラーニングの体制をしっかりと整え、学生が自主的に勉強できるように空間が用意されています。

【文京アクティブラーニングスタジオ】

文京アクティブラーニングスタジオでは、プロジェクターや電子黒板が常設され、PCやタブレット端末、ポータブルのホワイトボードがグループワークなどの学習時に活用されています。

校内の全教室にWi-Fiもしっかりと行き渡っていて、キャンパスのどこにいてもPCやタブレットが使える環境が整っています。

「スタディサプリ」や「すらら」などの学習サポートサービスも利用できるようになっていて、自宅でも常に質のいい自習ができることも、魅力のひとつです。

担任の先生と生徒同士のコミュニケーションも充実していて、学習連絡帳や、生徒一人ひとりが作成するポートフォリオなどを通して自分自身の学習や、やりたいこと、夢などを見つめ、自己管理能力を成長させます。

高校のコース分け

文京学院大学女子高校ではコースが分けられており、

  1. スポーツ科学
  2. 理数キャリア
  3. 国際教養

3つが用意されています。

【スポーツ科学】コース

スポーツ科学コースでは、スポーツ活動と探究活動によって「ライフスキル」を磨いていきます。スポーツをテーマにして、部活動などにもしっかりと取り組みながら学業に励んでいきます。

【理数キャリア】コース

理数キャリアコースでは、スーパーサイエンス・ハイスクールとしてカリキュラムを組んでいて、科学に興味を持つ能力と、探究心を育てるための活動を進めています。ただ理数系の科目を勉強するだけはなく、英語でプレゼンをしたり、企業や大学などと連携をしたプロジェクトに取り組んだりと、充実した教育をおこなっています。

このコースは2種類のクラスに分かれていて、志望校の目標に合わせて変わります。

  • Tクラス:理系国公立大・難関理系私大
  • Aクラス:難関理系私大・理系私大

【国際教養】コース

国際教養コースでは英語での授業だけではなく、グローバル社会の中で器用に活躍できるためのスキルを身につけます。リベラルアーツのカリキュラムでは、さまざまな分野の勉強をしっかりと進めることができるので、進路選択の「ストライクゾーン」が広いとも言えます。

国際教養のコース内では、志望校などに合わせてクラスが3つに分かれています。

Tクラス(思考力 シンキング)・豊富な知識と高いレベルの理解力を基に、論理的思考力・発信力を鍛える
・難関私大、国公立大への一般受験に対応した実践力の育成
Sクラス(スーパーイングリッシュ)・英語によるレポート作成、発表を通して高い英語運用能力を養成
・海外大学や英語で授業が行われている大学、外国語系、国際系学部への進学に対応
Aクラス(アクティブラーニング)・アクティブラーニングによる授業で、自立した学習者を育成
・多様な進路とAO・推薦等の多様な受験方式に対応した進路指導を展開

幅広いカリキュラム学習サポートが充実しているのは、お子さんにとってもよい経験になるのではないでしょうか!

文京学院大学女子高校の英語教育

文京学院大学女子高校英語教育は、生徒一人ひとりのレベルに合ったものを提供しています。

放課後にはそれぞれのレベルや目的に合わせて希望制で受講する「国際塾」が用意されています。帰国後のお子さんも、ここで自分の英語力を維持し、伸ばすこともできます!

  • イギリスやアメリカへ行く語学研修
  • ニュージーランドへの長期・交換留学

などのプログラムも充実していて、もう一度海外で学習体験がしたい時にも、しっかりと利用できますね。

イギリス、アメリカ、アイルランドにも提携大学があり、メンバー大学への進学を希望される生徒は、該当大学のファンデーションコースへ入学し、大学の施設内にて履修します。

文京学院大学女子高校の大学進学実績

次に、文京学院大学女子高校大学進学実績をチェックしておきましょう。

さて、このような充実した教育環境で学んできた文京学院大学女子高校生徒たちは、どのような大学へ進学しているのでしょうか?

大学進学実績

以下は、過去の主な合格大学です。

  • 慶應義塾大学
  • 早稲田大学
  • 学習院大学
  • 青山学院大学
  • 明治学院大学
  • 東洋大学

受験生のサポートをすべく、文京学院大学女子高校では、日頃から学力測定テスト実力テスト学部系統別・進路希望別ガイダンスなどが用意されています。

また、学年を問わず、合格体験談を聞く会や、担任との面談保護者を含めた三者面談志望校見学月間など、受験や進学サポートはとても充実しています!

このようにしっかりとサポートしてもらえる環境は、お子さんにとっても保護者にとっても安心ですね!

文京学院大学女子高校の入学試験

最後に、文京学院大学女子高校入学試験を確認しておきましょう。

グローバルな、幅広い教育を目指している文京学院大学女子高校ですが、帰国子女入試はどのようなものなのでしょうか?

募集要項

(2021年度の募集要項を参考にしています)

  • 原則として保護者の海外在留に伴って外国で教育を受けた者
  • 日本の中学校またはこれに準ずる外国における学校を卒業見込みの者
  • 海外生活1年以上、帰国後3年以内の者

試験科目

A方式
試験科目英語または数学 (40分)
作文(50分:テーマに基づく)
面接試験(本人のみ)
B方式
試験科目国語・英語・数学(英語はリスニングテスト有り:3科目 各50分)
面接試験 (本人のみ)

帰国生入試は一般と変わらず、国・数・英の入試科目が用意されています。海外のカリキュラムで勉強してきたお子さんにとって、日本の国語、そして特に受験数学を理解するのは難しいかもしれません。

TCK Workshopであれば、日本と海外、両方のカリキュラムに精通し、高校受験科目の指導経験も豊富な講師がたくさんいます。英語の資格対策も、もちろんしっかり取れます。

文京学院大学女子高校の受験を検討されているのであれば、ぜひ下記の無料相談フォームから、気軽にまずはご相談ください。

文京学院大学女子高校のまとめ

文京学院大学女子高校はいかがでしたか?

文京学院大学女子高校は、生徒一人ひとりに寄り添ったコース分けと、しっかり自分で学習できる自習環境が整っている学校です。

リベラルアーツ教育にも力を入れていて、国際教養コースが用意されていたり、留学や語学研修の機会が多かったり、グローバル教育も充実しています。

たくさんある留学や語学研修の機会なども、最大限有効に活用するのなら、学校の英語教育だけでは足りないかもしれません。豊富にある学校の選択肢も、入学後に授業に追いつくだけで精いっぱい、ですとそのチャンスをフルに活用できたとは言い切れません。

また、せっかく海外で経験した英語も、日本に帰ってきて英語力が落ちる一方、などと言うことは避けたいところですね。

学校授業でも余裕を持って学習ができるように、入学前からしっかりと準備を進めておいたほうがいいかもしれません!