はじめにー工学院大学附属中高について
21世紀型教育に先駆け、様々な取り組みによってグローバル教育3.0を目指す工学院大学附属中学校・高等学校。(以後、工学院大学附属中高)
多様な知識だけでなく、多面的な想像力や思考を具現化できる創造性、そして高度な語学力を持った国際的コミュニケーション力を育てています。
今回は、工学院大学附属中高の
- 教育内容
- 進学実績
- 受験情報
についてまとめて紹介していきます!
工学院大学附属中高の教育内容
工学院大学附属中高ではどのような教育が行われているのでしょうか。まずは、工学院大学附属中高の教育内容からみていきましょう。
PBL・OIL型アクティブ・ラーニング
PBL・OIL型アクティブ・ラーニングは、先生が一方的な講義をするだけでなく、生徒自ら考え、参加することを実践している授業形式です。
その概要を以下の表にまとめてみました。
PBL 問題解決型授業 | 具体的な課題を設定、その解決に向かってグループで取り組む授業 |
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OIL 対話型授業 | 教師と生徒、生徒同士が議論を重ねながら課題の解決策を追求していく世界標準の授業 |
これらを生かして状況を整理し判断する能力や他者と協力して合意を形成していくスキルが養われます。
ICT活用
工学院大学附属中高では、電子黒板とWi-Fiが整備された環境で映像や画像を使った授業をするのに加え、生徒全員がBYOD(Bring Your Own Device)で自分のPCを使い授業で活用します。
プレゼンテーションもPC等を使って行うため、情報をまとめ効果的に発表する経験を積むことができます。
Fabスペース
Fabスペースでは、共同に使える設備を備えてあり、ものづくりの試行錯誤ができます。
ここでは、
- 3Dプリンター
- 貸出用ノートパソコン
- iPad等のデジタル機器
- 大型モニター
- 可動式ボード
などが備えられています。
生徒たちの豊かな発想を形にできる環境が整っているほか、プログラミング講座やワークショップなど、興味のある生徒が主体的に学び成果を残すこともできます。
Global Project
それぞれの国が直面するSDGsを達成するための課題を学び、それに貢献するための取り組みをするGlobal Project。
2019年度には
- アメリカ
- カンボジア
- タイ
- 沖縄
の4カ所で行われました。
カンボジアで経営課題の解決に挑むMoG (Mission on the Ground)という実践型プロジェクトに参加した生徒たちは大きな成果を残し、起業家が生徒の提案を採用するという出来事もあったようです!
グローバル教育
グローバル教育の一環として、Global Projectの他にも、
- 2〜3週間のマルタ島での語学研修
- 3ヶ月間のオーストラリアでのホームステイ
などに参加することができ、授業内外でも10人のネイティブスピーカーと交流することによって生きた英語に触れられます。
さらに、2019年にはインドで開催されたラウンドスクエア国際大会にて国際交流と社会貢献活動を行うなど、世界で活躍するための貴重な体験が用意されています。
この他にも、書ききれないくらいたくさんの体験を重視したプログラムを用意しており、世界に貢献する若者の排出を目指していることが容易にわかります。
グローバル教育の最先端、グローバル教育3.0をいち早く体験できる、そんな学校ですね!
工学院大学附属中高の大学進学実績
次に、工学院大学附属中高の大学進学実績をみていきましょう。
進学先は多岐にわたり、卒業生には自分の将来像に合った様々な可能性が用意されているようです。
2020年度 大学入試結果
工学院 | 68名 |
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国公立 | 9名 |
早慶上理 | 11名 |
GMARCH | 37名 |
その他私立 | 306名 |
海外大学 | 11校 |
工学院大学附属中高の進学実績を見ると、やはり工学院大学への進学が多いですね。工学院大学は情報学部が2学科体制から4学科体制に、工学部に電気電子工学科が誕生、そして2019年4月には先進工学部に航空理工学専攻・宇宙理工学専攻が新設されるなど、伝統を継承しつつ進化を続ける魅力的な大学です。
グローバル併願が可能な協定大学も20校近く持っており、その結果がこの海外大学11校(人数は不明)に現れていますね!
さらに、工学院大学附属中高では、様々なサポートを通して海外大学進学への道筋を示し、準備を支援しています。
これらを以下の表にまとめてみました。
検定試験の受験 | ・ケンブリッジ英検 ・IELTS |
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イベント | ・留学フェア ・学校でイベント |
その結果、海外大学へ進学する学生が多いのですね!
工学院大学附属中高の受験情報
最後に、工学院大学附属中高の受験情報を確認しておきましょう。
工学院大学附属中高の帰国生の選抜入試は2つの日程で行われ、両日受けることも可能です。
コースは全部で4つ、
- 「ハイブリッドインターナショナルコース」
- 「ハイブリッド文理コース」
- 「ハイブリッド文理先進コース」
- 「ハイブリッドサイエンスコース」
です。
選考方法も3通りあるため、出願時にどの方式で受けたいかを決めておく必要があります。
選考方法
A方式 | 英語、面接(保護者同伴) |
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B方式 | 国語・数学・英語より2科目選択、面接(保護者同伴) |
思考力 | 思考力テスト、面接(保護者同伴) |
ここで全ての方式に共通するのが面接。面接は保護者同伴、インターナショナルコース志望者は英語による面接もあるそうです。
また、科目に関しては様々なパターンが考えられますが、帰国者ですでに英語力のある方が英語で確実に満点を取る方法が一つあります。
英語の能力検定を受けておくことです。
工学院大学附属中高の入試ではCEFRのB2レベル以上(英検準1級、TOEFLiBT72~、IELTS5.5~等)を有している場合は英語をみなし満点とし、英語の試験を免除されるそうです!
当日のプレッシャーに押しつぶされて得意な英語で点数を落としてしまうこともなく、当日面接のみに集中して受験に臨むことができます。
TCK Workshopでは、バイリンガル講師による英検・TOEFL対策授業が受けられます。帰国受験の面接対策等も合わせてオンラインで行えるため、自力ではどうしてもカバーしきれない受験準備もばっちりです!
もし工学院大学附属中高の受験に不安のある方、または受験しようか考えている方、どう取り組んでいいか迷っている方、一度お気軽にわたしたちTCK Workshopに下記の無料相談フォームからご相談ください!
工学院大学附属中高のまとめ
工学院大学附属中高はいかがでしたか?
工学院大学附属中高の毎日のあらゆる授業や活動が育てるグローバル力。工学院大学附属中高では、これまでに培った教育を土台にしながら、21世紀型教育・グローバル教育を進化させています。