はじめに

立教女学院中学校・高等学校(St.Margaret’s Junior & Senior High schol) は、女子・中高一貫のミッション・スクールです。

真の自由と豊かな人間性を目指し、立教女学院の教育目標をもとに、具体的には以下の4つを実践し学校生活を過ごします。

  • 毎朝の礼拝、土曜集会、ボランティア活動を大切にする
  • バランスの取れた基礎学力に基づく論文作成を目指す教育、ARE学習、語学教育を大切にする
  • 自分たちで考え、判断し、行動するために自治活動としての生徒会活動を大切にする
  • 平和教育から自分に何ができるかを考えることを大切にする
緑あふれる美しいキャンパス

今回は、立教女学院の入試広報部長の髙嶺京子さんに、未来の帰国生に向けて学校の魅力をお伺いします!

お話を聞いた人

髙嶺 京子
立教女学院中学校・高等学校 入試広報部長 (英語科)

生徒一人一人が本当に楽しそうに学校生活を送っている様子をみて、1人でも多くの方に本校のキリスト教に基づく充実した学校教育を知ってほしいという想いで入試広報をしています。これまでに様々な帰国生がそれぞれの個性を活かしながら成長し、卒業していきました。是非、本校の緑あふれるキャンパスにお越しください。お待ちしています。

真の自由と豊かな人間性を求めて

キリスト教に基づき真の自由と豊かな人間性を求め続ける人格を育んでいます。制服もないリベラルな校風で、生徒会による自治活動が盛ん。自主自立の精神を大切にしています。

朝の礼拝
マーガレット祭(文化祭)

1994年度から帰国生入試を開始。多様性をもつ集団が形成されており、帰国生が生徒会長を務めることもあります。アメリカ、ニュージーランド、フィリピンの5つの姉妹校と短・長期の交換留学、カリフォルニア大学デービス校で最先端のサイエンスを体験する短期留学、模擬国連、ユネスコスクールとしてSDGsに取組む等、平和を作り出すため国際理解教育が充実しています。

5つの姉妹校との交換留学
ユネスコスクール

自らの問いをまとめて調べることにより自学自習能力を養うARE学習(Ask, Research, Express)は帰国生にも好評。高校3年生(選択科目)で卒業論文を完成させます。特に帰国生は独特の視点で興味深い卒業論文を書き上げています。

入試について

立教女学院の帰国生入試は英語試験が無いことが特徴です。海外での英語学習者だけでなく、他言語の現地校や日本人学校に所属していた帰国生にも門戸が開かれています。

2025年度(2025年4月1日から新中1になる受験対象学生)からは、試験日や試験内容の要件変更があります。是非最新の情報を学校HPでご確認ください。

試験科目

  • 国語・算数(各30分)各40点
  • 日本語の作文(30分)20点
  • 面接(保護者同伴)

海外帰国生の年度別入学者数

募集人数は若干名となっていますが、毎年20名程度の帰国生が入学しています。

2022年度16名(/入学者総数 200名)
2021年度20名(/入学者総数 200名)
2020年度20名(/入学者総数 201名)

編入試験

編入学試験を行う予定はありません。

立教女学院学校HP
入試情報はこちら

サポート体制

HRは一般生、帰国生、内部進学生の混合です。英語のクラスは習熟度別でネイティブ英語教師による授業も毎週あります。帰国生の英語力保持のため、放課後週1回ネイティブ英語教員による特別授業もあります。

日本での生活のリズムに慣れるまであせらずペースをつかめるよう、常駐のスクールカウンセラーも相談にのります。

大学進学について

帰国生も一般生も進路は多様です。そのため、帰国生のみの大学進学実績は出していません。海外進学した卒業生からアドバイスを受けることも可能で、スクールプロファイルの用意もあります。

2022年3月高等学校卒業生は183名のうち、127名が立教大学へ関係学校推薦で進学しました。東京大学や東京外国語大、一橋大学、北海道大学などの国公立大学への合格者も輩出しています。進路は多岐に渡り、それぞれの将来へ力強く歩んでいきます。

帰国子女在校生からのメッセージ

帰国子女
在校生

私が一番伝えたいことは、海外生活を精一杯楽しんで、その経験を覚えて帰国してください、ということです。入試科目が少なく、面接で海外生活のことを聞いてくれる帰国枠受験のおかげで、私はたくさん異文化体験をして、海外生活を過ごせました。入試科目に英語はありませんが、英語のレベルが高く、英語力をキープできます。立教女学院は、インター校に行っていても、日本人学校に通っていても、同じくらい楽しい学校です。

さいごに

立教女学院は英語試験なしの帰国生入試を実施しています。英語圏以外の国や、日本人学校からの帰国生も、その海外経験を活かして受験することが可能です。

立教女学院へ関するご質問や、国語・算数・作文の受験対策など、是非TCK Workshopへお気軽にお問合せください!