はじめにー立教池袋高校について
「テーマを持って真理を探究する力」と「共に生きる力」を育てている立教池袋高等学校は1874年に創立したキリスト教の学校です。
立教は小学校から立教大学まである一貫連携教育を行っており、実際に高校の9割が立教大学に進学します。
今回は立教池袋高校の
- 英語教育
- 国際プログラム
- 大学合格実績
- 入試情報
について紹介していきます!
立教池袋高校の英語教育
まずはじめに、立教池袋高校の英語教育からみていきましょう。
特徴的な
- 英語の授業
- 自由選択講座
- TOEIC WEEK
についてまとめました。
英語の授業
英語の授業は週に7時間あります。中学校では、英語が特にできる生徒を対象とするSpecial Advanced Class (Sクラス)があり、そのクラスでは、7時間のうち3時間はネイティブ教員による授業となります。
高校では、コミュニケーション英語、英語表現、そして英語会話の授業があり、4技能のバランスをとった授業が行われます。
自由選択講座
立教池袋高校の3年生は毎日2時間、それぞれの生徒が選択した授業を受けることができます。興味のある分野やより力を入れて学びたい科目、進路に必要な講座などを選択します。国語から沖縄学、エスノグラフィーなど幅広い分野の講座が準備されています。
合計44講座のうち、帰国生が興味のありそうなものを以下に記載します。
講座の種類
大学受験に役立つ英検やTOEIC以外にも、ドイツ語やスペイン語などの外国語も学ぶことができますね!英語を磨きたい方は英語の講座、日本語や古典をより伸ばしたい方も自分に合った講座を選択することができます。
TOEIC WEEK
TOEIC WEEKとは、高校3年生を対象とする5日間のプログラムです。1日目は講座やガイダンス、2−3日目は講座に加え、グループでの英会話などをするGobal Studyと英語で東京を案内するField Workをします。4日目は模擬テスト、そして5日目は実際にTOEIC IP テストを受験します。TOEICを受けるだけではなく、準備期間も一緒にするのはとても効果的だと思います!
立教池袋高校の国際プログラム
立教池袋高校には、さまざまな国際プログラムがあります。以下の6つのうち、4つほど紹介します!
- アメリカキャンプ
- 英国語学研修
- Christ Church Episcopal School (CCES)
- ギャップイヤー留学
- 立教英国学院留学
- 個人留学
アメリカキャンプ
中学2年生から高校1年生を対象とするアメリカキャンプは、約2週間サマーキャンプに参加する海外体験プログラムです。立教池袋高校は長期にわたってカリフォルニアのCamp StevensとワシントンのCamp Houstonと交流を持っているため、その2つのサマーキャンプに参加することができます。
英国語学研修
高校1年生と2年生が約2週間、英国のパブリックスクールラグビー校に行き、寮生活を通して英語力を身につけます。プログラムは授業はもちろん、スポーツやグループワークを含み、英語漬けの2週間を過ごします。
ギャップイヤー留学
高校3年生が1ヶ月、アメリカやマルタ、オーストラリアへ留学することができます。ホームステイを通してさまざまの人と交流します。高校3年の生徒は受験が終わっているため、楽しく、大学入学の準備も兼ねて参加することができます。
立教英国学院留学
高校1年生から高校2年生は、イギリスのGuildfordにある立教英国学院へ1年間留学することができます。帰国後は、通常通り進級することができるので、そこは心配せずに参加できます。立教英国学院の日英融合教育を受けながら、イギリスで生活するというのは、とても魅力的ですね。 他のプログラムの説明や様子の動画や写真をみたい方は、公式HPもぜひチェックしてみてください!
立教池袋高校の大学進学実績
続いては、立教池袋高校の大学合格実績をチェックしておきましょう。
立教大学への推薦制度があるため、例年卒業生の9割が立教大学に進学するみたいです!!
2020年卒業生数136名
立教大学推薦入学者数 | 128名 |
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早慶上理ICU | 3名 (現役3名) |
医歯薬獣 | 5名 (現役2名) |
他大学希望者は少なく、136名中8名のみが希望しています。しかし、8名のうち、早慶上理ICUに合格している人と医歯薬獣系に合格していますね。2019年ではUniversity of Saint Andrewsに合格している生徒がいたので、海外大学への進学も可能です。
やはり立教大学へ進学する生徒が多いですね。推薦制度として受験することができるので、その条件を紹介します。
- 高等学校が定める卒業に必要な単位を修得していること。
- 学校生活上の状況が良好であること。
- 立教大学への進学を希望し、勉学の意思を明確にもっていること。
- 卒業研究論文を提出し、認定されること。
- 英語について一定の能力を習得していること。(英検2級程度)
- 高等学校長宛に自己推薦レポートを提出し、認定されること。
より詳しい学部の合格状況を確認したい方はこちらもご確認ください!
立教池袋高校の入試情報
最後に、立教池袋高校の入試情報について確認しておきましょう。珍しく、立教池袋高校の入試は1回のみであり、英語と日本語の自己アピール面接が試験科目となっています。
一般入試
試験科目
試験科目 | 英語 Essay Writing (30分) 英語 Speaking (Interview) 日本語自己アピール面接 (10分) 書類審査 (調査書等) |
英語のEssay Writingは与えられたテーマについて自分の考えを100-130語で表現するものです。また、英語のSpeakingは100語の英文を音読し、内容についてインタビュー形式で質問に答えるものです。その後、与えられたテーマについてその場でスピーチをするといった問題があります。日本語の自己アピール面接は自分の長所や体験についてアピールする面接であるため、帰国生は海外生活についてアピールすると良いと思います!
スピーキングの試験や自己アピール面接は1人で対策するのではなく、実際に誰かと一緒に模擬面接などをして対策するのが一番効果的です。そのため、ライティングだけではなく、面接の練習もとても大事です。
立教池袋高校のまとめ
立教池袋高校はいかがでしたか?
立教池袋高校の英語教育と国際プログラムなどをみてきました。 自由選択講座では、面白そうな授業が多かったですよね!生徒の興味に合わせて自由に選択できるのはとても魅力的だと思います。
また、国際プログラムでは、多くの海外体験ができる機会がありました。このようなプログラムを積極的に活用して、帰国後も英語力を向上するのも良いですね!