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ICU高校での3年間は、私の人生の中で『唯一マイノリティにならずに済んだ、かけがえのない時間』でした。卒業生としてのリアルな体験と、最新の受験・学校情報をあわせてお伝えします!

ICU高校の基本情報(設立・理念・教育目標)

『インターナショナルスクールなの?』とよく聞かれますが、実は文部科学省認可の日本の高校です。リベラルアーツを大切にしていて、自分で考えて意見を持つ力が自然と鍛えられますよ。

ICU高校(国際基督教大学高等学校)は、1978年に設立された私立高校で、東京都三鷹市に位置しています。リベラルアーツ教育を基盤とし、多様な価値観を尊重する国際的な学びの場を提供しています。

ICU高校の理念は「多様性の中での共生」と「探究型の学び」を重視することにあります。学校の教育目標は、生徒が批判的思考力(critical thinking)を養い、自主的に学び、異なる文化や価値観を理解しながら共に生きる力を育むことです。

よくインターナショナルスクールと間違えられることが多くありますが、学校のカリキュラムは英語の授業以外は日本の高校と同じで、文科省公認の日本の教育を提供しています。ICU高校では国際バカロレア(IB)は導入されておりませんが、海外大学進学者は毎年数名コンスタントにいます。

▼ ICU高校の基本データ

項目詳細
設立1978年(45年以上にわたる帰国生教育の実績)
所在地東京都三鷹市大沢2-10-2
生徒数約720名
教育方針リベラルアーツ教育、「多様性の中での共生」、「探究型の学び」
カリキュラム日本の学習指導要領準拠(※IBは非導入)

帰国子女が多い環境とそのメリット

学校の約3分の2が帰国生なので、海外から帰ってきたばかりでも全く浮きません!みんなそれぞれ違う国で育ってきたからこそ、お互いのバックグラウンドを自然に認め合える最高の環境でした。

ICU高校は、帰国子女の受け入れが非常に多い学校としても知られています。全校生徒約720名のうち約3分の2(約480名)が帰国子女であり、アメリカ・ヨーロッパ・アジアなど世界各国の経験を持つ生徒が集まるため、国内の一般的な高校とは異なり、多様なバックグラウンドを持つ生徒が集まっています。

メリット① 異文化理解の促進

この環境のメリットとして、まず第一に「異文化理解の促進」が挙げられます。さまざまな国や地域で育った生徒同士が意見を交わすことで、多角的な視点を自然と身につけることができます。

メリット② 英語力の向上

また、「英語力の向上」も大きな利点の一つです。英語が得意な生徒が多いため、日常的に英語を使う機会が豊富にあり、国内の一般的な高校よりは自然な形で語学力を高めることができます。

メリット③ アイデンティティの確立

さらに、帰国子女特有の悩みや経験を共有できるコミュニティがあるため、「アイデンティティの確立」にもつながります。

私自身、帰国子女としてICU高校に入学し、かけがえのない3年間を過ごせました。今までの人生で唯一、マイノリティーとしてコミュニティに属するのでなく、自分と似たような境遇の人たちと3年間学校で時間を共に過ごせました。だからこそ、ICU高校での時間が唯一無二な場所だったのだと感じさせてくれました。

私自身は高校卒業後、アメリカの大学に進学しましたが、高校にいた人たちがどれだけ居心地が良かったかをアメリカの大学に入学後痛感させられました。

【補足】日本式カリキュラムへのキャッチアップ(数学の習熟度別クラス)

帰国生が特に不安を感じやすいのが「日本の数学」です。ICU高校では、生徒の習熟度に合わせて数学を「L1〜L4」の4段階にクラス分けして授業を行っています。海外カリキュラムとのギャップがあっても、自分のレベルから無理なくキャッチアップできる体制が整っています。

自主性が求められる環境が向いているか?

先生方は手取り足取り指図はしてきません。でも、こちらから質問や相談を持ちかけると、納得いくまでとことん付き合ってくれます。『自分から動けるかどうか』が充実度の分かれ道です。

メリットがあるとはいえ、帰国子女全員がICU高校に向いているとは一概には言えません。説明会でも某先生が「最終的にうち(ICU高校)を選ばなくてもどうか海外での生活を自分のものにしてきてください。」と言っているくらいで、向き不向きがあるのも事実です。

先生との距離が近いとは言えども生徒側からアクションを起こさない限り、先生たちは何も協力してくれません。ですが、少し質問をぶつけにいったら待ってましたといわんばかりに分かるまで、納得するまで、先生たちは一つの質問に付き合ってくれます。ICU高校が提供するものを活かすのは良くも悪くも生徒次第と、自由な校風が出ているところとも言えます。

▼ ICU高校の向き不向きチェック

こんな生徒に向いています(おすすめ)他校も検討した方がよいケース
・自主性があり、疑問を自分から先生に質問できる
・異なるバックグラウンドの仲間と議論を楽しめる
・校則に縛られず、自分のやりたいプロジェクトに挑戦したい
・厳しい規律や手厚い管理・指示を学校に求める
・理系分野に特化した進学指導を強く希望している
・無条件・無競争でICU大学へ進学したいと考えている(※好成績の維持が必要)

ICU高校の校風や文化、実際どうなの?

私服登校OKなのも『服装も自分を表現する一部』という考え方があるからなんです。先生も生徒も対等で、お互いをリスペクトする空気感が本当に心地よかったです!

特徴① 自由で自主性を重んじる

ICU高校の校風は「自由で自主性を重んじる」ことが特徴です。制服はありますが、個人の服装は自由であることからも、その文化が表れています。

学校としては服装も自分の一部であり、個人の服装を通して表現したいことがある生徒もいるということで服装は自由になっています。生徒は個々のスタイルを尊重し合いながら、伸び伸びと学校生活を送っています。ICU高校は世界人権宣言を重要視していて、学校側が介入してくる時は他人の人権を侵害している可能性がある時だけです。

特徴② フラットな人間関係

また、「フラットな人間関係」もICU高校の文化の一つです。先生と生徒の距離が近く、授業中も積極的にディスカッションが行われます。また、生徒同士もお互いを尊重し合う雰囲気があり、上下関係の厳しい一般的な高校とは異なる環境が整っています。

特徴③ 盛んな学校行事

さらに、学校行事もユニークで、生徒主体で企画・運営されるイベントが豊富です。特に学校祭は、毎年盛り上がりを見せ、多くの来場者が訪れます。

幅広い進学先と進路サポート

約3分の1はICU大学へ進学しますが、国公立・早慶上智・海外大など進路は本当に多彩です。高校2年からはSAT対策クラスなどもあり、それぞれの夢を応援してくれる環境があります。

ICU高校では「リベラルアーツ志向」「自分のやりたいことを追求する姿勢」が尊重されるため、卒業後の進路も多岐にわたります。高校2年次からは進路別クラスが用意され、海外大学進学希望者向けのSAT対策クラスなど、一人ひとりの進路に応じた手厚い指導が行われます。

▼ 主な進学先実績

進路区分進学先・特徴
内部進学国際基督教大学(ICU)(卒業生の約3分の1が進学)
国内難関私立早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学 など
国内難関国公立東京大学、京都大学 など
海外大学アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなどの海外名門大学

ICU高校の入試方法と試験内容

面接では志望動機だけでなく、『あなたの人生を漢字一文字で表すと?』といったユニークな質問も!海外で過ごした日々のリアルな経験や想いが、そのまま最高の自己PRになりますよ。

ICU高校の入試方法は、主に「一般入試」と「帰国生入試」の2種類があります。また、高校2年生までの編入を受け入れており、海外在住のまま一時帰国せずに受験できる「書類選考」が用意されている点も大きな特徴です。

一般入試

一般入試は国内の中学校を卒業した生徒を対象としており、英語・数学・国語の筆記試験のみで面接はありません。特に英語の試験はレベルが高く、長文読解やライティングの力が求められます。

帰国生入試

帰国生入試は海外で一定期間の教育を受けた生徒を対象としており、推薦入試、書類入試か帰国生用の一般入試のいずれかの形態を選ぶことができます。また、面接では「海外での経験」「将来の目標」「ICU高校を志望する理由」などの典型的な入試面接の質問だけでなく、「自分のこれまでの人生を漢字一文字で表すと?」など変化球的な質問もされます。

▼ 入試区分の概要と最新倍率(2025年度動向)

入試区分選考方法特徴・倍率動向
推薦入試書類選考、自己PRカード、面接倍率は約1.8倍。人物面や海外での活動実績が重視される。
書類選考書類審査のみ(一時帰国不要)倍率は約2.5倍。英検準1級以上やTOEFL iBT 79点以上などが目安。高2編入も対応。
学力試験筆記(国・数・英)+面接(帰国生)
※国内一般は筆記のみ
高水準な英語力(長文読解・記述)に加え、数学・国語の基礎学力が必須。

豊かな経験が受験対策につながる

対策もとても大切ですが、現地での生活をいかに楽しみ、いろいろな経験をしていくかが鍵となっていきます。校長先生も「どうか現地での生活を大切に謳歌してきてください」など「ICU高校入学が決まり、帰国してくるスーツケースの中にどれだけ話のネタがあるかでICU高校での充実度が変わってくる」とおっしゃっていました。

今年度32名合格!ICUの受験対策の経験が豊富なTCK Workshopで対策を

私自身推薦入試・書類入試でTCK workshopにお世話になり、無事合格することができました。TCK workshopでは私のことを心の底から理解してくれようとしてくれる先生がたくさんいて、日本語でうまく表現できない時も汲み取ってくださり、英語と日本語を交えて自分の人生を振り返る機会を与えてくれました。

ICU高校の合格、そしてその先の充実した高校生活を確実にするためには、海外での学習環境を深く理解した専門的なサポートが力になります。TCK Workshopでは、世界各地で頑張る受験生のみなさまを対象に、オンラインで完結する個別指導を提供しています。

推薦入試を突破する自己PR作成指導

ICU高校の推薦入試で最も重要になるのが自己PRカードです。海外に住んでいると、現地校の活動には熱心に取り組めていても、それを日本の入試で評価される形に言語化するのは意外と難しいものです。 TCK Workshopの講師は、対話を通じてあなたのこれまでの経験を丁寧に棚卸しします。単なる実績の羅列ではなく、ICU高校が求める国際性や主体性にどう合致するのかを、説得力のあるエッセイへと昇華させます。あなたの個性が光る、世界に一つだけの書類を一緒に作り上げましょう。

ICU高校に合わせた戦略的GPAコーチング

私たちは単に科目を教えるだけでなく、合格から逆算したトータルアドバイスを行います。例えば、書類選考での評価を高めるために、現地の成績(GPA)を維持しながら、いつまでにTOEFL iBTで90点以上、あるいは英検準1級を取得すべきかといった、具体的なマイルストーンを提示します。

世界中どこからでも受講できる柔軟なカリキュラム

一時帰国中の数週間だけ集中的に書類を仕上げたい方や、海外在住中に数年かけてじっくりと学力と英語資格を積み上げたい方など、ご家庭の状況に合わせたオーダーメイドのカリキュラムを編成します。
時差を考慮した授業時間の設定はもちろん、オンライン指導の特性を活かし、世界中どこからでも日本の一流講師による指導を受けることが可能です。ICU高校の独特な校風や入試の特性を熟知したプロが、あなたの心強いパートナーとして、合格まで親身に寄り添い続けます。

合格の鍵は、あなたの現在の実力と、ICU高校が求める力のギャップを正しく把握することから始まります。私たちはそのギャップを埋めるための最短ルートを提示し、あなたが自信を持って本番を迎えられるよう、全力でサポートいたします。

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