同志社国際高校の推薦入試や2月入試(A選考)を控えている受験生、そして保護者の皆様にとって、面接は最も緊張する関門の一つではないでしょうか。特に同志社国際の面接は、帰国生入試の中でも非常にユニークな形式をとっており、準備の仕方が合否に直結すると言っても過言ではありません。
多くの帰国生が「英語は得意だけれど、自分の経験を日本語で論理的に話すのは苦手」という課題を抱えています。また、保護者同伴という形式ゆえに、「親として何を話せばいいのか」という不安も大きいものです。本記事では、最新の入試情報と過去の合格者の体験談をもとに、同志社国際高校の面接で評価されるポイントと、合格を引き寄せるための具体的な準備方法を詳しく解説します。

TCK Workshop プレミアム講師。東京学芸大学附属国際中等教育学校、上智大学国際教養学部(FLA)卒業。フィリピン・ケニアでの滞在経験を持つ。 英検1級の圧倒的な英語力に加え、生徒一人ひとりの魅力を対話を通して引き出す自己PR・面接・エッセイ指導が武器。多くの帰国生が目指すキャリアを体現するロールモデルとして、学習指導とメンタルサポートの両面で絶大な信頼を得ている。
同志社国際高校の面接における基本情報と心構え

同志社国際高校の面接は、受験生1名に対して保護者が同伴する形式で行われます。面接官は通常3名で、そのうち1名はネイティブスピーカーの先生が担当することが一般的です。雰囲気は非常に和やかで、受験生の良さを引き出そうとしてくれる温かいものですが、その分「雑談」のような空気感の中でどれだけ自分をアピールできるかが問われます。
待ち時間が1時間を超えることもあるため、リラックスして過ごせるように本やメモを持参することをおすすめします。服装については、海外の学校に通っていて制服がない場合でも、スーツやブレザーなどの清潔感のあるフォーマルな装いで臨むのが安心です。
合格を確実にするための評価ポイントと準備
同志社国際高校の面接で最も重要なのは、「提出した書類(自己推薦書など)の内容をいかに深掘りされても答えられるか」という点です。ここからは、具体的にどのようなポイントが評価され、どのような準備が必要なのかを詳しく説明します。
自己推薦書に基づいた深掘り対策

同志社国際の面接は、自己推薦書に書かれた内容がベースになります。書いた内容を単に繰り返すのではなく、その背景にある感情や、その経験から得た具体的な学びを自分の言葉で語れるように準備することが合格への近道です。
面接官は、手元にある自己推薦書を見ながら質問を投げかけてきます。例えば、海外での活動について「なぜその活動を始めたのですか?」「困難に直面したとき、具体的にどう対処しましたか?」といった具合です。
過去の事例では、趣味の欄に書いた意外な特技から質問が広がり、そこから個性を評価された生徒もいます。自分が書いた一文字一文字に対して「なぜ?」と自問自答し、エピソードの解像度を高めておくことが重要です。
海外経験を強みに変える具体的な伝え方


帰国生にとって「海外経験」は当たり前の日常かもしれませんが、面接官にとってはあなたの個性を知るための宝庫です。特別な実績がなくても大丈夫です。日常の小さな気づきや変化を、同志社国際という多様性あふれる環境でどう活かしたいかに繋げて話しましょう。
評価されるのは、輝かしい実績そのものではなく、その経験を通じて「どのような価値観を形成したか」という点です。例えば、「異文化の中で意見の対立を経験し、対話の大切さを学んだ」というエピソードは、多様性を重視する同志社国際の校風に非常にマッチします。自分の経験を「過去の事実」で終わらせず、「その経験があるからこそ、同志社国際で〇〇に貢献したい」という未来の展望に繋げることがポイントです。
保護者同伴面接での役割分担とポイント

保護者様への質問は、お子様の家庭での様子や、学校教育への理解を確認するためのものです。お子様と事前に「誰がどのエピソードを話すか」を軽く打ち合わせしておくと、面接中に内容が重複したり、食い違ったりすることを防げます。
保護者に対しては、「お子様の長所や、海外生活での成長をどう見ていますか?」「なぜ同志社国際を選ばれたのですか?」といった質問がなされます。
ここでは、親の視点から見たお子様の具体的な変化を伝えることが求められます。お子様が自分では気づいていない良さを保護者様が補足することで、より立体的な人物像を面接官に印象づけることができます。
英語での質問への適切な対応
面接にはネイティブの先生が同席し、英語で質問される場面もあります。これは英語力を測る試験ではありませんが、英語でのコミュニケーションを楽しもうとする姿勢が見られています。「英語のテストではないので、日本語で答えても大丈夫ですよ」と言ってもらえることもありますが、可能な範囲で英語で答え、自分の言葉で伝えようとする意欲を見せることが大切です。
【関連記事】論理的な話し方や、英語での自己表現力を磨くためには、TOEFL対策の学習が非常に役立ちます。面接にも活きるアカデミックなスキルの高め方については、以下の記事を確認することをおすすめします。
最高の状態で当日を迎えるための実践的アドバイス
面接の内容を練り上げるのと同時に、本番でその実力を出し切るための準備も欠かせません。
模擬面接による反復練習
どれだけ良い回答を考えても、緊張する場面でスラスラと話すのは難しいものです。第三者を相手にした模擬面接を繰り返し行い、想定外の質問が来ても落ち着いて「自分の軸」に戻れる練習をしておきましょう。特に同志社国際のような和やかな雰囲気では、ついつい言葉が崩れがちですが、丁寧な言葉遣いを保ちつつ、自分らしさを出すバランス感覚を養うことが重要です。
体調管理とメンタルケア

2月の入試シーズンは感染症のリスクも高まります。面接は対面で行われることが多いため、万全の体調で臨めるよう、手洗い・うがいや十分な睡眠を家族全員で心がけてください。健康であることも、立派な受験対策の一つです。
また、周囲の友人が先に進路が決まっていく中で焦りを感じることもあるかもしれませんが、同志社国際を目指す自分に誇りを持ち、自分に集中する時間を大切にしてください。納得のいく準備ができれば、それは自然と自信として面接官に伝わります。
TCK Workshopの同志社国際高校対策

TCK Workshopは「お子様の海外経験を人生の大きな財産に」という思いで運営している、オンライン個別指導塾です。オンライン指導の特性を活かし、時差があっても世界中どこからでも受講が可能です。同志社国際高校のような帰国生に人気の高い学校の対策はもちろん、英検、TOEFL、SAT、IB、A-levelといった専門性の高い試験対策まで幅広く対応しています。
特に面接対策においては、生徒様一人ひとりのエピソードを深掘りし、表面的な回答ではない「自分らしさ」が伝わる言葉選びを一緒に作り上げます。納得のいく準備で合格を勝ち取りたい方は、まずは無料教育相談からお気軽にお問い合わせください。
まとめ
同志社国際高校の面接を突破し、合格に近づくためのポイントは以下の通りです。
・自己推薦書の内容を徹底的に深掘りし、背景にある学びを言語化する
・海外経験を「過去の事実」だけでなく「未来の意欲」に繋げて伝える
・保護者同伴であることを活かし、家庭での一貫した姿勢を見せる
・英語での質問にも物怖じせず、コミュニケーションを楽しむ姿勢を持つ
・丁寧な模擬面接と体調管理で、自信を持って本番に臨む
同志社国際高校は、あなたの海外での貴重な経験を温かく受け入れてくれる学校です。準備を通じて自分自身を深く見つめ直し、自信を持って当日を迎えてください。


