はじめに
帰国子女高校受験生に人気のある市川高等学校ですが、海外のカリキュラムで学習していたお子様、あるいは補習校や日本語学校に通っていてもハイレベルな試験となっています。
市川高等学校 2009年の問題構成はこのようになっています。
大問1 | 大問2 | 大問3 | 大問4 | 大問5 | 大問6 | 大問7 |
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計算問題 4問 | 文章題と方程式 | 関数と図形 | 立体図形 小問2題 | 確立 小問2題 | 関数と図形 小問3題 | 図形と方程式 |
特に数学は一般試験のレベルとさほど変わらないので、高校受験数学の対策をしていなければ合格することは難しいでしょう。
そんな市川高等学校について、どのように数学対策をすれば良いかお悩みではないですか?
今回は市川高等学校 2009年の過去問から問題をピックアップして解説をしていきます。
市川高等学校 2009年 数学問題一部解説
Pの座標がわからない?→文字を使って表す
Pの座標を求めなさいと言われているならば、Pを例えば(t, -2t+4)のように座標を設定する。これは関数と図形の問題で必ずといっていいくらいやる常套手段です。分からないものを未知数において方程式を作る、というのが目標です。
二等辺三角形が怪しい…
明らかに怪しいですよね。
このときにどんな引き出しが頭のなかで出てくるかが重要です。
この問題では、二等辺三角形の高さを描くと垂直二等分線になっているということを利用しています。
そうすると、他のわからない辺の長さがもとめられるようになるわけですね。 後は面積についての方程式を作る準備完了です。
初動が肝心
とにかく初動が肝心。
問題を解ける解けないの勝敗を決める分岐点はいくつかありますが、第一関門は何といっても最初の一手。
ただし、この最初の一手は難しいようで決してそうではありません。
いわゆる「パターン認識」です。
こうきたらこうだ、っていうセオリーがほとんどの場合決まっています。 それをどれだけ瞬発力よく実践できるかが重要になってきます。
帰国生入試の数学は一般入試と一緒
多くの学校では数学の問題は一般入試と同じ問題となります。
過去問題の対策はもちろん重要ですが、同レベルの高校などの過去問題などを利用することでより多く演習を重ねることが可能になります。
傾向分析や過去問題演習は是非第三者の協力を活用しましょう。