海外から日本の大学を受験するには、帰国のタイミングや受験方式、そして進路の方向性を早い段階で整理しておくことが重要です。

本記事では、実際に海外の学校から日本の大学へ進学した卒業生N君の体験談をもとに、進路選びの考え方や具体的な準備の流れを解説します。

松竹先生
学習相談員

講師:松竹 桃太郎

TCK Workshopプレミアム講師
。高校2年生2学期まで日本で育ち、その後はカナダのバンクーバーに6ヶ月間語学学校に通い、第二言語として英語を習得しました。
その後、アメリカのコミカレ(短期大学)で2年間勉強し、3年次にUCLAに転入してBusiness Economicsを専攻しました!
先生として日本の中学~大学受験の英語や数学の試験対策を帰国子女や国際生の生徒様へ行った経験や、自らの大学受験準備や語学資格の習得経験、海外での学習経験を活かして、
あなただけの目標達成に向けて、現状を踏まえた提案を丁寧に行わせていただきます。

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    海外から日本の大学を目指すとき、最初に悩みやすいこと

    帰国するかどうかの判断軸

    松竹先生

    帰国生の進路選びでは、最初から答えが決まっているケースは少なく、「どこで大学生活を送りたいか」という視点から整理していくことが大切です。

    N君は小学校から高校まで約11年間海外で過ごし、日本人学校やインターナショナルスクールなど複数の教育環境を経験してきました。最初は海外大学も選択肢として考えていたものの、「一度は日本で学生生活を送りたい」という思いから、日本の大学受験を選択しています。

    このように、帰国生の進路選びでは、単なる学力や合格可能性だけでなく、「どこでどんな経験をしたいか」という視点が大きな判断材料になります。

    日本の大学を選ぶ決め手は学び方との相性

    N君が特に重視していたのは、英語力を維持しながら日本語でも学べる環境でした。英語のみ、日本語のみではなく、両方を活用できる大学を選ぶことで、自分の強みを活かし続けられると考えたそうです。

    また、海外大学と日本の大学で迷う場合は、「何を学びたいか」と「どこで生活したいか」を分けて考えることで、選択肢が整理しやすくなります。

    英語力の維持についても、日本の大学には英語で受講できる授業やプログラムがあるため、そのような環境を選ぶことで強みを活かすことが可能です。

    さらに、志望校選びでは偏差値や知名度だけでなく、授業内容や履修制度まで具体的に調べることが重要です。どのような学び方ができるのかを確認することで、入学後のミスマッチを防ぐことにつながります。


    帰国のタイミングと進路選びは受験方式から逆算する

    松竹先生

    帰国時期を先に決めるのではなく、「どの受験方式を使うか」から考えると、必要な準備が明確になります。

    N君が日本の大学受験を意識し始めたのは高校2年生の初め頃でした。転校先の学校が日本の大学進学に強く、周囲の影響もあって、日本の大学が現実的な選択肢として見えてきたそうです。

    帰国生受験では、大学ごとに出願条件や試験内容が異なるため、受験方式を早めに確認し、それに合わせて準備を進めることが重要です。


    受験準備のポイント

    基礎から積み上げる学習戦略

    海外から日本の大学を受験する場合、TOEFLやSATといった試験対策が重要になります。ただし、やみくもに勉強を進めるのではなく、まずは自分の弱点を明確にし、基礎から段階的に積み上げていくことが大切です。

    また、学校の成績も重要な評価材料の一つです。日々の授業をしっかり理解することが、そのまま受験対策の土台になります。

    さらに、部活動や委員会活動などの課外活動も、帰国生受験では評価される要素です。単なる参加ではなく、自分がどのように関わってきたのかを説明できるように整理しておくことが求められます。

    海外在住の生徒は学業や活動で忙しくなりがちですが、その中でも時間の使い方が非常に重要です。通学時間や空き時間をうまく活用し、無理のない形で継続的に学習時間を確保することが、結果につながります。


    TOEFL・SAT対策は課題の特定から始める

    TOEFL iBTは大学で必要な英語4技能を測る試験であり、SATも海外在住の受験生に広く利用されています。

    ただし、N君の体験で特に重要だったのは、「何ができていないのか分からない状態では伸びにくい」という点でした。

    最初は独学で進めていたものの、自分の弱点が分からず伸び悩んでいたため、個別指導で課題を整理し、基礎から積み上げることでスコアを伸ばしていきました


    課外活動と時間管理の重要性

    松竹先生

    帰国生受験では、スコアだけでなく「どんな経験をしてきたか」を説明できることが重要になります。

    N君は高校時代、バレーボールや野球などの部活動に加え、委員会活動にも積極的に参加していました。忙しい中でも、朝の時間や通学時間を活用して勉強を継続していたことが、結果につながっています

    特に印象的なのは、「時間がないからできない」のではなく、「どうやったらできるか」を考えて行動していた点です。この姿勢は、帰国生受験において非常に大きな強みになります。


    オンライン学習の活用で効率を高める

    海外在住の受験生にとって、オンライン指導は非常に相性が良い方法です。移動時間が不要なため、学校後すぐに授業を受け、その日のうちに復習までつなげることができます。

    N君も、空き時間や放課後を活用してオンライン授業を受けることで、効率的に学習を進めていました。限られた時間の中で成果を出すためには、このような環境づくりが重要になります。


    海外から日本の大学を目指すご家庭へ

    松竹先生

    進路に迷うこと自体は自然なことです。大切なのは、迷いながらも一歩ずつ情報を整理していくことです。

    N君の体験から見えてくるのは、「将来どうなりたいか」を考え、そのために必要な行動を逆算して積み重ねていくことの大切さです。

    TCK Workshopの無料学習相談では、海外在住のまま進める受験戦略や、TOEFL・SATなどの対策計画を個別に提案しています。今の状況から何を優先すべきか整理したいご家庭は、一度相談してみると方向性が見えやすくなります。

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    まとめ

    帰国するかどうか、海外大学か日本の大学かで悩んでいる場合でも、まずは次のようなポイントを整理してみると、進路が見えやすくなります。

    ・どこで大学生活を送りたいか
    ・どの言語で学びたいか
    ・自分の強み(英語力など)をどう活かしたいか
    ・どの受験方式が現実的か


    参照

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