海城中学高等学校は、東京都新宿区に位置する伝統ある男子校です。リベラルでフェアな精神を持つ「新しい紳士」の育成を掲げ、近年は東大をはじめとする国内難関校だけでなく、海外大学への進学支援にも非常に力を入れています。帰国生にとって、自分のバックグラウンドを活かしながら高いレベルで切磋琢磨できる環境は、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

TCK Workshopの無料学習相談では、海城中学の帰国生入試に向けた個別の学習プランをご提案しています。お子様の現在の学習状況や英語力に合わせて、合格に必要なステップをプロの視点からアドバイスいたします。

満生先生
学習相談員

講師:満生 凌太

TCK Workshopトッププロ講師の満生凌太です。日本生まれ日本育ちで、一般的な中学受験や大学受験を経験したのちイギリスの大学院に入学しました。もともと勉強が苦手な状態から努力や工夫で挽回してきたため、お子様の苦手や理解度に寄り添った指導を得意としております。

現在講師としては国英数を幅広く担当し、中高の帰国生受験や大学受験、各種英語資格や英会話などの授業を受け持っております。

教科を横断して幅広く合格者を出してきた経験から、目標設定からお悩み相談までサポートさせていただけますと幸いです。

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    海城中学高等学校の基本情報と教育環境

    満生先生

    海城中学は、新宿という都会にありながら広大なグラウンドと最新の設備を備えた、非常にバランスの良い学校です。帰国生を「特別な存在」として分けるのではなく、多様性の一つとして自然に受け入れる校風が、生徒たちの伸びやかな成長を支えています。

    海城中学は、帰国生と一般生が同じクラスで学び、お互いに刺激を与え合う環境を大切にしています。2021年に完成した新理科館(サイエンスセンター)をはじめ、学びの意欲を掻き立てる施設が充実していることも大きな特徴です。

    項目内容
    所在地東京都新宿区大久保3-6-1
    アクセスJR新大久保駅 徒歩5分 / 西早稲田駅 徒歩8分 / 高田馬場駅 徒歩12分
    生徒数中1生〜高3生あわせて約1920名
    帰国生割合全生徒の約13パーセント
    教育目標新しい紳士(リベラルでフェアな精神を持つ人材)の育成
    施設の特徴サイエンスセンター(理科館)、全面人工芝の広いグラウンド

    グローバル教育の進化と海外大学進学相談室

    満生先生

    2024年に新設された海外大学進学相談室は、海城のグローバル教育がさらに一段階上がったことを象徴しています。卒業生とのネットワークが非常に強く、先輩から後輩へ「世界への挑戦」が受け継がれている点は、他の学校にはない大きな強みですね。

    海城中学では、海外大学への進学を希望する生徒のために専門のガイダンスカウンセラーが常駐する「海外大学進学相談室」を設置しています。この相談室ができたきっかけは、学校長にもともとその構想はありましたが、アメリカの大学に進学した卒業生が「後輩のために相談できる場を作ってほしい」と学校長に伝えたことだったそうです。こうした利他的な精神は、海城の伝統として深く根付いています。

    毎年開催される「海外大学進学相談会」では、トロント大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)などに通う卒業生が、自発的に後輩や保護者に向けて情報提供を行っています。なぜ学部から海外を目指したのか、奨学金の獲得方法、現地での研究内容など、非常に具体的で刺激的な話を聞くことができます。身近な先輩が世界で活躍する姿を見ることで、一般生も含めた多くの生徒が海外進学を現実的な選択肢として捉えるようになっています。

    カウンセリングでは、中学生のうちから「どんな学びを深めたいか」「どのような奨学金があるか」といった情報の共有から始まり、高校生になると具体的な出願準備や推薦状の作成などをきめ細かくサポートしています。柳井正財団や笹川平和財団などの奨学金を活用して、経済的な負担を抑えながら世界へ羽ばたく道筋を一緒に考えてくれる体制が整っています。

    【関連記事】中学受験の志望校を選ぶ際に、どのような基準で学校を見ればよいかを詳しく解説しています。

    帰国生の強みを伸ばす独自のカリキュラム

    海城中学では、帰国生が持っている高い英語力を維持・向上させるための取り組みと、論理的思考力を養うためのユニークな授業が用意されています。

    英語取り出し授業とグローバル活動

    中1と中2の2年間、週6時間の英語授業のうち2時間、ネイティブ教員による少人数制の取り出し授業を実施しています。これにより、海外で培った感覚的な英語を、文法的な裏付けを持った正確な英語へと昇華させることができます。また、放課後には英語特別講座も開講されており、帰国生だけでなく海外進学を目指す一般生も参加して、お互いに切磋琢磨しています。

    論理表現とドラマエデュケーション(DE)

    高1の「論理表現」の授業では、英語を使ってディスカッションやミニディベートを行います。単に英語を話すだけでなく、相手の意見を尊重しながら自分の考えを論理的に主張する力を養います。また、中1〜高1にかけて行われる「ドラマエデュケーション(DE)」は、演劇の手法を用いた非常に珍しい体験学習です。社会人への聞き書きを通じて他者の人生を理解し、それをグループで演劇として再構成することで、コミュニケーション能力や想像力を育みます。

    サイエンスセンターでの高度な実験教育

    理科教育の拠点であるサイエンスセンターでは、中学1年生から本格的な実験が行われます。例えば、豚の脳の解剖など、通常の学校ではなかなか経験できないレベルの実験を通じて、科学的な好奇心を最大限に引き出します。

    帰国生入試の仕組みと対策の重要性

    満生先生

    海城の入試は、A方式とB方式に分かれており、特にB方式の英語は非常に高いレベルが求められます。また、面接でのスピーチは事前の準備が合否を分けるポイントになりますので、自分の経験をどう言語化するかを丁寧に練習しておきましょう。

    海城中学の帰国生入試には、国語と算数で受験するA方式と、それに英語を加えたB方式があります。いずれの方式でも、面接時に「滞在国と日本との違い」について、日本語で2分程度のスピーチを行う必要があります。メモの持ち込みは不可となっているため、自分の考えをしっかりと整理し、堂々と話せるように準備しておくことが大切です。

    入試科目の構成表

    試験方式試験科目選考の特徴
    A方式国語・算数・面接一般入試に近い高い思考力を問う筆記試験
    B方式国語・算数・英語・面接英語は自由英作文と読解英語力を活かしたい生徒向け
    A・B面接共通日本語スピーチ滞在国と日本の違いについて、メモなしで2分間話す形式

    A方式とB方式の国語と算数は同じものが出題されますが、B方式では国語の配点が半分になります。

    方式科目試験時間配点備考
    A方式国語50分120点算数とともにB方式と共通問題
    算数60分120点国語とともにB方式と共通問題
    B方式国語50分60点共通問題(120点満点を60点に圧縮)
    算数60分120点共通問題
    英語40分60点
    項目内容
    対象受験生のみ
    時間10分程度
    配点24点
    内容日本語でのスピーチ(2分)
    テーマ:「生活していた国や地域と日本の違い」

    B方式の英語では、自由英作文が出題されるため、論理的な文章構成力が問われます。また、算数や国語は一般入試と同等の思考力が必要とされるため、海外滞在中から計画的に基礎学力を積み上げておく必要があります。特に理科や社会については、入学後に一般生に追いつくためのサポートはありますが、受験の段階である程度の知識を持っておくと、入学後の生活がよりスムーズになるでしょう。

    【関連記事】面接でのスピーチや受け答えに不安がある方に向けた、実践的なアドバイスをまとめています。

    TCK Workshopによる海城中学合格へのトータルサポート

    海城中学のような難関校を目指す場合、海外での学習環境を最大限に活かしつつ、日本の入試制度に合わせたピンポイントの対策が必要です。TCK Workshopでは、世界中の受験生に対してオンラインで高品質な個別指導を提供しています。

    英語B方式および英検・TOEFL対策

    海城のB方式で求められる記述力や加点対象となり得る英検準1級以上の取得をサポートします。単なる暗記ではなく、ネイティブ講師やバイリンガル講師が「論理的に書く力」をゼロから指導します。

    算数・国語のキャッチアップ指導

    海外滞在中に抜け落ちがちな日本の算数・国語のカリキュラムを、お子様の理解度に合わせて補完します。特に思考力が問われる海城の算数には、プロ講師による質の高い演習が不可欠です。

    面接スピーチの構成と練習

    2分間のスピーチは、帰国生にとって自分をアピールする最大のチャンスです。滞在国での経験をどのように整理し、海城の教育理念に結びつけるかを一緒に考え、自信を持って本番に臨めるまで練習を繰り返します。

    入学後の学習フォロー

    海城に入学した後、理科や社会の未習範囲で苦労する帰国生は少なくありません。私たちは合格をゴールとするのではなく、入学後にトップレベルの環境で自信を持って学び続けられるよう、中長期的な視点でサポートを行います。

      まとめ

      海城中学は、伝統を大切にしながらも、サイエンス教育やグローバル支援など常に進化を続けている素晴らしい学校です。帰国生にとって、その多様なバックグラウンドを尊重されながら、高い志を持つ仲間と共に成長できる環境は何物にも代えがたい経験となるでしょう。

      ・新しい紳士の育成を掲げ、リベラルでフェアな校風が特徴です。

      ・2024年設置の海外大学進学相談室により、世界への進路がより身近になりました。

      ・英語取り出し授業やドラマエデュケーションなど、独自のカリキュラムが充実しています。

      ・入試では日本語でのスピーチが課されるため、事前の自己分析と準備が重要です。

      ・入学後は一般生と同じクラスで学び、多様な価値観の中で自分を磨くことができます。

      海城中学への合格、そしてその先の輝かしい未来に向けて、今からできる準備を一緒に始めてみませんか。TCK Workshopは、世界中どこにいても、お子様の夢を全力で応援します。

      無料学習相談では、海城中学の入試傾向に基づいた具体的な対策法を詳しくお伝えしています。まずは気軽にお悩みをお聞かせください。

      参照

       海城中学高等学校 アクセスページ

       各教科紹介 – 海城中学高等学校(公式)

       帰国生入試 – 海城中学高等学校(公式)

       海城中学高等学校 ニュース

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