指導を通して感じた想いやお役立ち情報を皆様にお届け致します。
父の海外転勤をきっかけに、高校2年春から渡英。初めての海外滞在で、英語もままならぬ中、無謀と思われたが、周りの方々の支えを受けながら、IB Diploma 43点を取得。TCK Workshopでオンライン学生家庭教師として主に中高生の指導に携わる。
IB Diploma 43点、英検1級、TOEFLiBT 101点
IBの最終試験を直前に控えた皆さんに送る「直前対策シリーズ」第1弾!今回は、私が実際にIB試験前に行っていたBiologyの対策方法についておすすめのサイト情報を中心にお伝えします。
Group4、すなわち理科系の科目の試験では、理論をしっかりと理解しているかと、きちんと関連する物や事象の名称を覚えているかが問われます。
これをbiologyに当てはめると、例えば「消化器官の仕組みの理解」と「それぞれの消化器官の位置と名前、関連する酵素の暗記」が求められているということになります。
また、この二つは必ずセットで勉強する必要があり、どちらかが欠けていれば高得点を狙うことができません。
上記「正確な理解と暗記」のために、わたしが現役時代に一番使用していたWebサイトが「Bioninja」です。このサイトの特徴は主に以下の三つです。
Biologyでなかなか覚えられないDiagramですが、『Bioninja』には、はっきりすっきりまとめられています。実際の試験では図から読み取ったり、名称を答えたり、問題によっては図そのものを描かなければならなかったりしますが、基本的にはこのサイトに載っているものを覚え、正確に描くことができれば問題はありませんでした。
『Bioninja』は、理論の解説において動画を多用しています。実際に物やエネルギーの動きを可視化してイメージで伝えてくれるので、とても役立ちます。ここでみた映像を元に正確に理解して、言語化できれば高得点間違いなしです。
実は『Bioninja』はアプリもあり、そちらでは単元毎にクイズが用意されています。自分の理解度や定着度を図ることができますし、移動やスキマ時間を有効に使うこともできるでしょう。
「正確な理解と暗記」のためには、『Bioninja』を使用しながら、各単元で理解の抜け漏れがないように準備をしていきます。私の場合は、Diagramを正確に書くことが苦手だったので、『Bioninja』の図を見よう見まねで描くところから始めたり、本番で回答に迷う時間を減らすためにBioninjaのクイズを正確答える練習をしたりしていました。
ただ『Bioninja』での練習は、答えがないので、必ずそれを先生に確認してもらい、IBの最終試験で点数がもらえる答案に仕上げていかなければなりません。ここでは家庭教師や学校の先生に頼ることが必要でした。
今回は、IB最終試験前の対策としてBiologyの学習ポイントとおすすめサイトをご紹介しました。残り短い時間ですが、本番で全力を出し切るためにもできる限りのことをして頑張っていきましょう!
皆さんのIBライフがより素敵なものになりますように。