はじめに-八雲学園中学について

国際私立学校連盟のラウンドスクエア日本で2番目に加盟校になった八雲学園は、「グローバルリーダー」を育てるのを重視しています。

最近高等学校が共学化された八雲学園は、多くの文化体験や英語を使う機会を設けており、帰国生にとっても、英語が頻繁に使えるような環境となっています。

今回は、そんな八雲学園中学校(以後、八雲学園中学)の

  1. 英語教育
  2. 大学合格実績
  3. 帰国受験情報

についてまとめましたので、ぜひ最後まで読んでみてください。

八雲学園中学の英語教育

八雲学園中学英語教育にとても力を入れています。

高校卒業までには、CEFR C1レベル(英検1級)といった高いレベルを目指していますので、どのようにして生徒たちは英語を学んでいるのかをみてみましょう。

八雲学園中学の英語の授業

八雲学園中学の英語教育はオールイングリッシュ授業があります。

一般生は週2時間オールイングリッシュで学べ、帰国生や英語力が高い生徒は特別に個別授業があります。

このように帰国生に対する英語の授業があると安心できるかと思います。

また、英語の授業時間数が大変多く中学1年生では週に9時間中学2・3年生では10時間となっています。

八雲学園中学では、英単語の学習にも力を入れており、毎日単語を覚え、毎週1回確認テストがあります。

YES: Yakumo English Gateway to Success

八雲学園中学e-ラーニングシステム基礎の英語から大学入試の英語まで勉強でき、個人のレベルにあった外部の試験、英検、TOEFL、TOEIC、IELTSの対策もしてくれます。

また、協定大学共通英語試験を年に1度無料で受けることができるので、受験に大事な資格が学校で取れるのです!

英語での行事がいっぱい

英語の授業外でも、英語を使う機会が多くあります。

  • レシテーションコンテスト:英語の課題文を暗記して人前で発表する
  • イングリッシュファンフェア:日本にいる外国人と交流をし、ディスカッション、ゲームなどをする
  • 英語祭:クリスマスに、中学1年は朗読劇、中学2年は英語劇をクラスごとに披露する。オールイングリッシュのカフェやアトラクションも設置する文化祭
  • スピーチコンテスト:自分が決めたテーマについて一人で発表する

このように、様々な行事がある事により、生徒たちが積極的に、また主体的に英語を学習しています。特に、英語祭は楽しく英語が学べますし、このような文化祭は珍しいと思います!

八雲学園中学の海外研修

八雲学園中学海外研修もあるので、紹介します。

アメリカ海外研修(中学3年の全員)1999年から実施されているこの海外研修は、中学3年の生徒が全員必修で参加し、2週間UCSB (カリフォルニア大学サンタバーバラ校)で学びます。生徒は習熟度別に分けられ、10名ほどのクラスで英語の授業を受けることができます。また、他の学校への訪問や、施設見学、レストランディナーなどに行くことができ、20年以上の繋がりがあるため、とても充実したプログラムとなっています。
9ヶ月間プログラム(高1希望者)こちらもUCSBに3ヶ月間留学をし、留学前後の学習期間計6ヶ月も含むプログラムです。現地では寮で生活し、後半ではホームステイもします。多くの交流を通して、英語力が上がります。
1年間留学プログラム(高校1年希望者)長期の留学をしたい方には、1年間の留学プログラムがあります。中学3年でのアメリカ海外研修で足りなかったと感じた生徒は、1年間留学できるので、これも一つのオプションとして考えるのは良いと思います!

有名なカリフォルニア大学に中学3年でいけるのはとても良い経験になると思います!

留学やこのような研修があると、帰国生としてのアイデンティティも考えることができますし、英語力もまた向上できる機会になりますね。

八雲学園中学の大学合格実績

次に、八雲学園中学大学合格実績です。

卒業生140名
国公立大学4名
早慶上理ICU10名
GMARCH28名

八雲学園2020年度から、海外協定大学推薦制度(UPAA)を導入しました。

UPAA高校の成績高い英語力をもつ生徒に対して、アメリカ・イギリスの協定学校に推薦入試を受けることができます。

最近導入されたため、まだ実績には結果に反映されていませんが、これから多くの生徒が海外大学に進学する可能性があります!

海外大学に興味がある、進学したいと思う方にとって、UPAAがあることは嬉しいですよね。また、考えていなかった方も、選択肢が広がるかと思います。

八雲学園中学の受験情報

最後に、八雲学園中学受験情報をみてみましょう。

帰国生入試と一般入試の中で英語力が発揮できる未来発見入試があったので、その2つを簡単に紹介します。

帰国生入試

資格海外在住1年以上、帰国後3年以内
試験科目国語・英語のどちらか選択(50分)、算数(50分)、面接(10分)
補足英語:英検2級レベル(リスニング含む)
国語、算数は一般入試と同じレベル

未来発見入試

試験科目国・算・英から1教科選択(50分)
自己表現文(50分、400~600字)

帰国生入試で入学しなくても、入学前に英語のテストを受ける事によってオールイングリッシュ授業に参加することができます。

そのため、帰国生入試だけではなく、未来発見入試などの一般入試も考えてみてください。

入試対策として、絶対に必要なのは、帰国生入試では算数未来発見入試では日本語による作文なので、その書き方を対策するのがベストです。

特に、算数は海外で学んでいるものと違うので、受験算数を頑張って勉強するのが良いと思います。

八雲学園中学のまとめ

八雲学園中学はいかがでしたか?

八雲学園中学の20年以上も行っているアメリカ海外研修や、授業時間数が圧倒的に多い英語教育など、魅力が伝わりましたでしょうか?

帰国生入試では、英語が得意としても算数は問われますし、未来発見入試でも日本語の文章力が必要になります。