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はじめにー英検準1級ライティング対策

英検準1級の出題では、お子様にとってはとても難しい、もしくは触れたことの少ないトピックが多く、それはライティングでも同様です。

ライティングでは、文章に入れるべき「ポイント」としてのキーワードが与えられるだけで、他に概念の説明などはもちろんありません。ですので、本番で自分の力だけでライティングに取り組めるよう、なるべく沢山の過去問を用いて様々なトピックの背景知識やアイディアに触れ、慣れながら学んでいきましょう。

今回は英検準1級ライティング対策として、2020年5月に行われた2020年度 第1回 英検準1級のライティングのTOPIC(トピック)の確認と、その回答の仕方を考えていきます。

2020年第1回 英検準1級ライティングTOPIC

早速ですが、以下のTOPICについて、どう回答しますか?

  • TOPIC:Is it a good idea for local governments to build tourist sites, such as theme parks and museums?
    POINTS: Construction costs, Effect on local people, Spending by visitors, The environment

どのように回答を考えるのか?

この回では「地方自治体がテーマパークや博物館(もしくは美術館など)などの観光地を作ることはよい考えか」という質問に上記の4つのポイントのうち2つを用いて賛成か反対かを述べます。

地方は都市部に比べ人口が少ないです。そこで、地方自治体は他の地域から人を呼び込もうと工夫をしています。そのための手段のひとつが観光スポットを作ることです。

そもそも、どうして地方自治体は他の地域から人を集めようとするのでしょうか

Effect on local peopleについて

まず、第一に仕事が増えることがあります。

人口が多い都市部ではそれだけ仕事の量も多い傾向にありますが、地方は仕事の量も種類も都市部に比べて少ないことが一般的です。

仕事がなければ暮らしていくのが難しくなるので、地方自治体は仕事が

  • 需要(求められること・欲しがる人がいること; demand)

の分だけ供給されるよう努めます。

そこで、地方自治体は新たなビジネスを始めやすいような環境を整えたりすることで、仕事の量を増やそうとするのです。

しかし、ビジネスができてもそれを利用してくれる人がいなければ意味がありません。ですので、地方自治体はビジネスを始めやすいようにするだけでなく、人を呼びそれを利用してくれるよう促します

そのひとつの例がテーマパークなどの観光地の新設です。新しい観光地ができれば、そこを見てみたいと思う人が出てきます。そして、新しくできた場所では働く人が必要になります。このような流れにおいて仕事の量が増えていくと仕事も持っていない人が減るのです。

しかし、このような観光地を作ることにはネガティブな面もあります。

The environmentについて

そのひとつは、住む環境が悪くなる可能性があるということです。例えば、人が多く来るということは、今まで静かだったところに

  • 騒音問題(noise pollution)が発生
  • 多くの人が交通機関(transportation)を利用することで混雑(混む(crowded)こと; もしくはcongestion)

してしまったりします。

このような理由から他の地域からたくさん人が来ることはよいことばかりというわけではないようです。

Spending by visitorsについて

それでも、地方自治体はその住民が迷惑を被らないよう配慮しながら、他の地域から人が来るよう働きかけます。それはなぜかというと、お金が入ってくるからです。

サービスを提供するとその対価としてお金を受け取ります。ビジネスに従事している人はたくさんサービスを提供した方が売り上げ多くなり、金銭的に余裕が出てきます

(「金銭的に余裕がある」と英語でいうのは難しいですが、「裕福である・金持ちである (wealthy, affluent)」などの言葉で表すことができます。「rich」という言葉もありますが、前の2つの方が難しい単語ですので英検準1級には適しているように思います)。

また、私たちは普段から様々な

  • 公共サービス(public service)

を享受していますが、これを支えているもののひとつは

  • 税金(tax)

です。

自治体に税金として入ってくる収入は

  • 「歳入(revenue)」

と呼ばれていますが、人が他の地域からやってきてそこでサービスを利用してくれればより多くの売り上げがもたらされ、歳入も増加します。より多くの

  • 利益(もうけのこと; profit)

に対し、より多くの税金が課されるからです。

Construction costsについて

最後は「construction costs」についてです。「construction」とは建物など大きな物を作ることです。

当然ですが、物を作るにはお金がかかります。物の種類にもよりますが、大きな物を作るにはそれだけ大きなお金がかかる傾向にあります。

前述の通り、観光地を作ることの大きな目的はお金を集めることですが、そのためにはまずお金を

  • 投資(利益が出ることを予想してお金を使うこと; invest)
しなければいけません。

お金を多く投資しても、利益が出なければ大きな損失になりますし、たとえあとで利益が出るとしても、もしかしたら、そのお金をちがうこと(病院や学校への投資など)に使った方がよい、という考え方もありますね。

このようなことを考えながらこのライティングに取り組んでみてください。

プロ講師の回答案を紹介!

さて、関連するトピックやキーワードに分けて詳しく説明していきました。 「プロ講師である私であれば、こういう風に回答案を考える!」という構成案を紹介します。

Agreeの場合の構成

Agreeの場合は、以下のような要点があげられます。

  • 観光地を作ることで仕事量が増え、その地域の人々の生活が豊かになる。
  • 観光地で人がお金を使うと税収が増加し、よりよい公共サービスにつながる。

Disagreeの場合の構成

Disagreeの場合は、以下のような要点があげられます。

  • 人の増加は騒音や渋滞の問題を引き起こし、その地域の人々の住む環境が悪化する。
  • 観光地を作るには多額のお金が投資されるが、そのお金を病院や学校に使う方がその地域の人々の生活がよくなる。

英検準1級ライティング対策(2020年第1回)のまとめ

英検準1級のライティング対策として、2020年第1回のトピックとその回答の構成案などを取り上げていきましたが、いかがでしたか?

英検の資格は、日本に帰ってきたときに英検準1級を受けるためにも、早めの準備をしていきましょう。2級や準2級から順を踏んで挑戦していくことも、問題や形式慣れのためにも大切です。

早めに英検の資格取得しておくことで、

  • 急な帰国になった場合でも焦らずに対策できる!
  • 対策のウェイトが大きくなる数学・国語に勉強時間を使える!

といったように、効率の良い受験対策を進められるようになります。

ただし、英検の内容は、2級以上にもなってくると大人でも慣れていないと難しいトピックも多いので、小学生や中学生には答えづらいものが多く、やはりご家庭だけで対策することは易しいことではありません。

私たちTCK Workshopでは、プロ講師が、小中学生のお子様を数多く英検合格に導いてきました。 わかりやすい例で、わかりやすい言葉で、日本語が苦手であってもお子様一人ひとりに合わせた指導で、お子様の帰国受験・英検対策をサポートいたします。

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