様々なランキングで1位の京華中学ってどんな学校？

はじめに――京華中学について

• 「面倒見が良い中学校」ランキング１位
• 「生徒や保護者の入学後の満足度が高い」ランキング１位
• 「入学時の偏差値に比べ、大学合格実績が高い」ランキング１位

などで有名な京華中学校ですが、実は同校には、それ以外にも魅力的なポイントがたくさんあります！

「天下の英才を得て之を教育す」を建学の精神とし、「ネバー・ダイ」「ヤングジェントルマン」を校訓としている京華中学は、120年以上の歴史を誇り、安定した進学実績と、生徒と保護者の満足度が高い、「たくましい男子」を育成する中高一貫の男子校です。

今回は、そんな京華中学の

1. 英語教育
2. グローバルプログラム
3. 大学合格実績
4. 帰国受験情報

についてまとめましたので、ぜひ学校選びの参考にしていただければ幸いです。

京華中学の英語教育

帰国生として学校選びをするうえで、その学校がどのような英語教育を行っているかという点は重要ですよね。今回は京華中学の英語授業および国際先進クラスについてまとめました。

英語の授業

京華中学の英語の授業は、読解力、文法、語彙力、English Communicationの4本の柱からなっており、同校の英語教育ではこの4つの能力の育成に特に力を入れています。

英語が得意な帰国生も、文法を正確に理解できていないというケースは決して少なくありません。

京華中学の英語の授業では、反復学習を通して文法の習得を徹底するため、帰国生もしっかりとした文法知識を身につけることができ、よりアカデミックな英語を的確に使いこなせるようになります。

京華中学の英語の授業は基本的に一般生と共通ですが、English Communicationでは、クラスを2つのレベルにわけ、上位のクラスはネイティブ教員による英会話の授業を受けることができます。

国際先進クラス

京華中学の中学1年生は、入試によって中高一貫クラスと、難関国公立や難関私立大学を目指す特別選抜クラスに分けられます。

中学2年になると、こちらの特別選抜クラスはさらに2つのクラスに分類され、「特別選抜クラス」と「国際先進クラス」のどちらかに進むこととなります。

2017年に設立された「国際先進クラス」は特に英語に力を入れているクラスです。このクラスは、オールイングリッシュの授業を多く取り入れていることが特徴で、中学3年生までに英検準2級取得、高校卒業時までには準１級１次試験突破を目標に掲げています。

帰国しても英語に力を入れ、磨き続けたいと思う方は、入試で特別選抜クラスを受験しておくと、国際先進クラスに入ることができますので、是非挑戦してみてはいかがでしょうか！

京華中学のグローバルプログラム

京華中学は「コミュニケーション能力を獲得することで、多様化するグローバル社会に前向きに対応できる人材育成」を教育理念に設定しており、グローバル教育を特に重視している学校です。

海外研修やイングリッシュ・キャンプなど、数多く用意されているグローバルプログラムについて、ここでもいくつか紹介したいと思います。

イングリッシュ・ キャンプ	中学2年生全員 2泊3日、中学2年生全員参加。英語漬けでネイティブ講師と生活するプログラムで、最終日にはスピーチコンテストを行う。
KEIKA B＆S PROGRAM	中学3年生全員 日本の大学に通っている留学生と英語でゲームやインタビュー、ランチなどを通して交流し、午後は一緒に東京の観光をするプログラム。
シンガポール 研修旅行	中学3年生全員 研修旅行として中学3年生の全員が5日間シンガポールに行き、ツアーや観光、大学生との交流などで異文化体験をする。
中学3年セブ島 語学研修	中学3年生（国際先進クラス） 国際先進クラスの3年生は、中学校で習った英語の総まとめとしてセブ島で個人レッスンを受けながら「英語でものを考える」訓練をします。
オーストラリア 夏季海外研修	中学2年〜高校2年希望者 2週間オーストラリアでホームステイをし、実践的な英語を身に付けます。英会話レッスンや様々なアクティビティ、アボリジニ文化体験をすることができます。

他にも、高校1年生の希望者はニュージーランドでの3ヶ月の短期留学を経験できるほか、高校在学中の1年留学について、30単位まで認定し、留学前に在籍していた学年に復学できる「留学単位認定制度」なども用意されています。

このようなプログラムに積極的に参加することで、自分の英語力の成長を実感するとともに、今までは気が付かなかった日本との違いなども見えてくるのではないでしょうか。

京華中学の大学合格実績

京華中学の大学合格実績をみてみましょう。

国公立大学	27名(現役25名)
早慶上理	21名(現役16名)
GMARCH	118名(現役92名)

やはり「入学時の偏差値に比べ、大学合格実績が高い」ランキングが１位であるため、国公立大学に多くの生徒が合格していますね。具体的な合格校としては、筑波大や信州大学、一橋大などが挙げられています。

卒業生のメッセージを読むと、「面倒見が良い」、「自習室を欲しいといったら作ってくれた」などの意見も見受けられ、きちんと生徒と向き合いながら進学サポートを行ってくれるような学校ならではの進学実績ではないかと思います。

京華中学の受験情報

最後に、京華中学の帰国生向け入試についてご紹介いたします。

京華中学は帰国生入試が2種類あり、中高一貫クラスか特別選抜クラスのどちらを希望するかによって入試内容が変わります。

また、帰国生は「第1回 特別選抜入試」も英語を使って受けることができるので、合せて紹介させていただきます！

帰国生特別入試（中高一貫・特別選抜クラス）

定員：(両クラス合わせて)5名

資格	外国における滞在期間が原則として継続１年以上、帰国後3年以内 ＊事前相談必要 (日本人学校・現地校・国際学校の種類は問わない)
試験科目	【国語・算数】または【英語・算数】＋面接
補足	国語・英語、算数各50分 本人面接は10分程度、日本語で志望動機や経験について 保護者面接もあり

第1,2回帰国生入試（特別選抜クラス）

定員：若干名

資格	外国における滞在期間が原則として継続１年以上、帰国後3年以内 ＊事前相談必要 (日本人学校・現地校・国際学校の種類は問わない)
試験科目	【国語・算数】＋面接
補足	国語、算数各50分 本人面接は10分程度、面接官２名、日本語で志望動機や経験について 保護者面接もあり

第1回 特別選抜入試（特別選抜クラス）

定員：60名

試験科目	【英語・算数】または【国語・算数・理科・社会】
補足	帰国生も受験可能

1教科型入試がないため、英語に自信がある場合でも、必ず他科目の対策が必須となります。

特に、全ての入試で算数の問題が出題されており、こちらは海外で学んできたものとは少し違う日本の受験算数となるため、しっかりと対策を行うことが不可欠です。はじめて受験をするのが大事です。

とはいえ、海外にいながら日本の受験算数を独学で勉強するのは難しいですし、帰国生用の塾を見つけるのも大変……という方も多いのではないでしょうか。弊社TCK Workshopでは、完全オンライン授業で経験豊富な講師陣が皆様の学習を精一杯サポートさせていただきます！まずは無料学習相談および無料体験学習から、是非お気軽にお問い合わせください！

京華中学のまとめ

今回は京華中学の英語の授業、国際先進クラス、豊富なグローバルプログラム、そして高い大学合格実績についてまとめました。

入試情報でわかるように、京華中学に受験するには、算数の対策がとても大事になってきます。早いうちからしっかりと対策を行い、国際先進クラスへ進学できる「特別選抜クラス」での入学を目指してはいかがでしょうか！