はじめにー目白研心について

2023年には、創立100周年を迎える目白研心中学校高等学校(以後、目白研心)。多彩なコース・クラスの中で、コミュニケーション力、問題発見・解決力、自己肯定力を養います。

特に英語教育・グローバル教育に力を入れており、カナダなどにある学校20校以上と提携を結んでいるなど、この学校での経験が、生徒にとって将来豊かに生きる原動力となるよう充実した環境を用意し指導しています。

今回は、目白研心

  1. 教育内容
  2. 進学実績
  3. 受験情報

についてまとめて紹介していきます!

目白研心の教育内容

目白研心では、どのような教育が行われているのでしょうか。教育内容について詳しくみていきます。

英語教育

目白研心では、ACE (Active Communication in English) Programというプログラムを実施しています。このプログラムでは、1クラス10〜15人の少人数クラスで4技能をバランスよく学習します。

また、高校からは、コミュニケーション英語Iのクラスでは日本人教員が3単位・ネイティブ教員が2単位を担当し、英語のインプットとアウトプットを意識的にすることで深い理解に基づいた発信力のある英語を身につけることができるシステムで学習します。

その他、

  • 中学1年からオールイングリッシュの体験型学習
  • MVP(Measure of Vocabulary Proficiency)での3学年統一単語テスト
  • 英語スピーチコンテスト
  • ハロウィンパーティー
  • English Camp
  • 留学体験

などの様々な教室外活動も行われたりしています。

学習支援

英・数・国の中で必ず身につけてほしい分野は朝テストにて課題定着を確認します。その日のうちにテスト返却から再始動まで実施するため、確実に理解して1日を終えることができます。

ステップアッププログラムではプリント学習映像学習を使い、学習支援センターのスタッフと面談をしながら計画を立てて学習をしていきます。

そのほかにも受験対策普段の学習をサポートする環境が整っており、部活や委員会等との両立が実現できそうです!

グローバル教育

目白研心Super English Course (SEC)コースでは、ACE programよりも高いレベルの英語力習得を目指し、海外の高校生と議論できるように

  • 異文化理解力
  • 論理的思考力
  • プレゼンテーション力
  • グループワーク力

を身につけます。

目白研心の留学制度は多岐にわたり、10日間の語学研修から単位の認められる1年留学等様々です。 さらに校内でも、これまで受け入れてきた220人余りの留学生の多くがHRや掃除、部活動などに加わっており、日常生活の中に留学生も溶け込んでいるようです。

目白研心の大学進学実績

目白研心大学進学実績をみていきましょう。

大学合格者、4年制大学進学者数年前に比べ確実に増えてきているようです。

以下は、過去3年間の合格者数です。

2018〜2020年

国公立13名
早慶上理15名
GMARCH81名
その他私立488名
海外大学13名

目白研心の卒業生数はわかりませんが、私立大学の中でも看護系へ進む生徒が多く見られます 。もちろん海外大学への進学も多く、

  • イギリス
  • カナダ
  • アメリカ
  • スイス
  • 日本にある海外大学

へ進学する生徒が多いようです。

目白研心では目白大学・目白大学短期大学部への優先入学の推薦枠が用意されており、他の私立大学と併願してこちらへも受験をすることも可能です。

目白研心の受験情報

最後に、目白研心受験情報を確認しておきましょう。

目白研心では、中学も高校もオンライン帰国生入試国内帰国生入試に分かれています。

高校での入試

  1. 総合コース
  2. 特進コース
  3. SEC

3つから選ぶことになります。入学後のコース変更は不可能ではありませんが、受験大学にも直結してくるためよく調べて決める必要がありそうですね。

海外オンライン帰国生入試

在留1年以上でまだ海外にいて帰国予定の方はこちらの試験を受けることができます。

判定方法

  • 書類選考
  • 自己アピール動画

海外オンライン帰国生入試筆記試験はありません。

書類選考で、基本的な学力、学ぶ姿勢、英語教育への理解積極的に英語を学ぶ姿勢があることを確かめます。自己アピール動画では帰国後にやりたいことがあることなど、事前準備ではWEBツールの利用に積極的であることなどがみられます。

国内帰国生入試

海外に1年以上居住し、帰国後3年以内の帰国生は、こちらの試験を受けることになります。

国内帰国生入試はさらにA試験とB試験に分けられ、通学していた学校が英語圏だったか英語圏以外だったかで、受ける科目も決まります。

A試験(英語圏)試験科目

  1. 英語
  2. 面接(保護者同伴、10分)

B試験(英語圏以外)試験科目

  1. 英語
  2. 国語または数学
  3. 面接(保護者同伴、10分)

A試験・B試験どちらもに共通するのは英語試験と面接ですね。中学終了時点で在留期間が1年以上となれば、経験時期や経験期間はかなり様々になってきます。日本・アメリカなどそれぞれの国での滞在期間によって、英語力のみならず、国語・数学、面接での日本語力にも差が現れてくるでしょう。

目白研心は、全体的に倍率がすごく高いわけではありません。しかし、特に受験科目は海外の現地考や補習校ではカバーしきれないことがほとんどであるため、どれだけご家庭でサポートできるかが大きく影響してきます。

TCK workshopでは、完全オンラインでの個別指導で、帰国生の受験のお手伝いをさせていただいています。

もしも中学・高校の帰国生受験の準備や対策を何から始めたら良いのかわからない受験レベルへ到達するまでのプランを立てたい、そんな方はぜひTCK Workshopへ一度ご相談ください!

目白研心のまとめ

目白研心はいかがでしたか?

社会に対する貢献、師と共にひたむきに学ぶ姿勢、自分をさせてくれる人々への感謝「主・師・親」の精神を軸とし、英語・グローバル教育だけでなく自分で選択し主体的に学ぶ姿勢を養う目白研心

海外から出願・受験できるオンライン帰国生入試があるのは驚きですね。