はじめにー西大和学園中学について

西大和学園中学校(以後、西大和学園中学)は1999年から帰国生を受け入れている共学学校です。

科学的洞察力、国際性、利他の精神をもつ西大和学園中学では、 リーダーとして活躍できる人材育成をしています。

  • SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)
  • SGH(スーパー・グローバル・ハイスクール)

に認定されている西大和学園中学大学合格実績も高く、 独自の英語教育も行っています。

今回は、西大和学園中学

  1. 英語教育
  2. 国際プログラム
  3. 大学進学実績
  4. 入試情報

についてまとめて紹介していきます!

西大和学園中学の英語教育

まずは西大和学園中学英語教育をみていきます。

西大和学園中学は、国際理解の大事なツールとして、英語力を身につけることを大事にしています。

英語の授業

西大和学園中学語授業では、英語圏で利用されている実際のテキストや本を使い、多読・多聴といった多くのインプットに加え、大事な4技能生きた英語をしっかりと学びます。

オンライン英会話「国際理解」の授業を通して、英語力がバランスよく身に付きます。

英語のイマージョン授業

西大和学園中学では、英語習得に力を入れているため、他の教科も英語で学ぶ、イマージョン授業もあります。

ネイティブの先生と一緒に英語を使いながら、英語「を」学ぶのではなく、英語「で」学ぶことにより、自然な英語や実践的な英語が身につくのです!

西大和学園中学では、音楽と体育の授業がイマージョン授業となっています。 帰国生にとって、英語で学ぶのは、英語の維持にとても大事だと思います。

ほぼ100%英語で体育と音楽を学べるのは、まるで海外の学校にいるかのようで、楽しそうですよね!

西大和学園中学の国際プログラム

国際教育の一環として、西大和学園中学では、様々な国際プログラムがあります。

中学から参加できる3つと、高校からのプログラムも紹介します。

中学から参加できるプログラム

以下が、中学から参加できるプログラム3つです。

アメリカグローバル研修プログラム(中学3年全員)

12日間アメリカソルトレイクででホームステイをし、現地校の学生との交流やキャンプなどのアクティビティを通して英語圏での生活を体験します。

1年長期留学(中学3年希望者)

アメリカのハイスクールで1年間学びます。西大和学園カリフォルニア校もあるため、丁寧で安心した指導や援助をしてくれます。中高一貫校のため、長期留学に行っても、6年間で卒業できます。中学3年での12日間研修を経験し、より長くアメリカにいたいと思った方が多く参加しているようです。

3ヶ月長期留学(中学3年希望者)

1年は長いと感じる方には、3ヶ月のホームステイプログラムがあります。3ヶ月でも、ホームステイや現地校に通うことにより、文化の違いやアメリカでの生活を豊富に経験できます。 中学生から全員参加の研修があるのは、生徒たちにとって、とても楽しく、長期留学に挑戦するきっかけとなると思います!

6年間でちゃんと卒業できるのも良い点ですよね。

高校から参加できるプログラム

次に、高校で参加する国際プログラムについてです。

高校1年海外探究プログラム(高校1年全員)

インド、ベトナム・カンボジア、シンガポール・マレーシアの3つから選択します。

事前学習を通して、国際人としての教養、そして日本文化との違いなどに気づきます。

全日本高校模擬国連大会

模擬国連とは、現代における課題について生徒が大使として国連会議を模擬する活動です。 西大和学園中学7年間連続出場しており、優秀賞を受賞したことがあります。

4年間進出しているWorld Scholar’s Cup国際大会は英語で行われるものであり、帰国生にとってもチャレンジングで良い機会になると思います!

他にも、ホームステイプログラムハーバード大学でのリーダー養成プログラムなどがあります!

このように多くのプログラムがあると、帰国生は海外での学びを何度も経験でき、自分をチャレンジし続けることができると思います。

西大和学園中学の大学進学実績

次に西大和学園中学大学進学実績をみていきましょう。

西大和学園中学偏差値67-69の学校です。

下記のような大学に合格しています。

2020年()内は現役

東京大学53名(38)
京都大学52名(36)
大阪大・神戸大・旧4帝大78名(45)
国公立大学医学部医学科46名(29)
国公立大学277名(166)

東京大学と京都大学に100名以上合格しています!現役では74名が合格しているといったとても高い合格実績です。

東京大学の講師による講義を受ける機会などもあり、英語の面でもネイティブ教員と大学入試に必要な資格や検定の対策を放課後にできるそうです。

このような超難関大学に合格したいと思う方は、 西大和学園中学徹底した教育と進路サポートが期待できますね。

西大和学園中学の受験情報

最後に、西大和学園中学受験情報を確認しておきましょう。

西大和学園中学の入試は、 西大和学園会場、札幌会場、東京・東海・岡山会場、福岡・広島会場と、多くの場所で行われます。

会場によって帰国生入試があるかないかなども変わるので、より詳しくは募集要項をご確認ください。

ここでは、帰国生入試英語重視型入試を紹介します。

帰国生入試

資格:海外在住1年以上

試験科目

試験科目算数(60分)算数の問題は一般入試とは異なる
英語筆記試(40分)
英語エッセイ(30分)
面接(英語)

英語重視型入試 (AとB)

A試験科目

試験科目国語(60分)
算数(60分)
英語筆記試験(40分)
英語エッセイ(30分)
面接(英語)

英語重視型入試 (AとB)

B試験科目

試験科目国語(60分)
算数(60分)
面接(日本語)
算数の問題は一般入試とは異なるものです。

英語重視型入試のBは、英検2級以上、またはそれに相当する試験結果を持っている方が受けられるものです。国語と算数に加え、英検資格の得点によって評価されます。

以下の表に、各英検のレベルに相当する加点をまとめました。

2級50点
準1級75点
1級100点

英検を持っている方はBの方が有利ですが、英検準1級以上を持っていると安心できますね。

英検2級でも加点されますが、50点の加点となるため、英検の勉強をして、より高いレベルを取得することを努力してもいいかもしれません。

Aで受験する方は、試験場でしっかりと英語ができることを見せるように頑張りましょう。

また、英語重視型入試といっても、国語と算数はどちらも出題されます。

帰国生入試でも算数は問われますので、その対策はとても大事になってきます。

面接も英語という点で帰国生入試英語重視型入試Aは特徴的なので、そちらもご確認した上で、自分にあった入試で受験を考えてみてください。

西大和学園中学のまとめ

西大和学園中学はいかがでしたか?

西大和学園中学イマージョン教育高い合格実績は、とても魅力的だったかと思います。

今回、入試は帰国生入試英語重視型入試を紹介しました。

英語が得意な方は、帰国生入試では算数の対策を、 英語重視型を受ける方は、国語と算数の対策をすることがとても大事になってきます。

また、英検を持っているととても有利なので、受験しておくと良いと思います。